heaven VI FI-HE6B

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- イヤホン・ヘッドホン -位
- カナル型イヤホン -位
heaven VI FI-HE6Bfinal
最安価格(税込):¥79,202
[ゴールド系]
(前週比:±0
)
発売日:2012年10月上旬
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2013年3月8日 00:18 [578483-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 5 |
| フィット感 | 5 |
| 外音遮断性 | 3 |
| 音漏れ防止 | 3 |
| 携帯性 | 5 |
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|---|---|---|
外箱と付属イヤホンケース。シガレットケースみたいで喫煙者と間違えられそう。 |
ケーブルはフラットタイプで交換不可。メーカー公表では黒調だが、実際は茶色。 |
クロム銅削り出しで高級感・重量感あり。ロゴとL/R表記はレーザー刻印か。 |
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イヤーピース装着部のサイズ(参考) |
【購入経緯】
秋葉原のeイヤホン店頭で2013.1.17に40,320円で購入。2万〜4万円で試聴して、行きついたのが本製品である。主な選定基準は、ボーカルの高音残響感が一番優れていたから。
【購入時の試聴機器と個人的趣向】
Appleロスレス(16bit/44.1kHz)・iPhone 4Sイヤホンアウト直刺
ピアノ・弦楽器・管楽器&女性ボーカル物が好きである。まったり・しんみり系ばかりで低音やスピード感、ノリといった要素は重視しない。
【外見など】
試聴機を手にして始めに思ったことは、見た目に重量感があり、実際に重いこと。一桁台がほとんどの中で、例外的に17gもある。
ハウジングは、円柱を斜めにスパッと切ったような形状。その切り口からテンションガード、ケーブルまでが、公表画像では黒色に見えるが、板チョコのような茶色である。本体はイヤーピースの装着部までがメッキ仕上げで、装着した状態で見て前方側面に"Final"のロゴが、下方にL/R表記がある。ほとんどの初見さんがL/Rを区別しにくいと思う。まぁ慣れである。
【付属品】
金属製イヤホンケースが付属する。形状はシガレットケースそのもの。本当にタバコとジャストサイズで流用を疑ったくらい。
イヤーピースは、形状の異なる2タイプが、それぞれS・M・Lの合計6種類付属する。私は標準Mサイズで使っている。サードパーティ製の高級イヤーピースと互換性は不明だが、装着部を測った写真で掲載してみた。
【ケーブルなど】
ケーブルはフラットタイプだが、私は気に入っている。なぜなら、絡みにくく捩じれも解きやすいうえ、局所的屈折も生じにくいからだ。FAD担当者曰く「開発中」らしいが、少なくとも当該製品はリケーブル(ケーブル交換)が不可能で、取り扱いに気を使うわけだが、フラットケーブルのおかげで無茶な扱いをしなければ断線の心配はないだろう。
ケーブル配置はY字型。プラグ〜Y字が78cm、Y字〜ハウジングが39cmで、Y字とハウジングの間にはスライダーがある。プラグ形状はL字型。プラグ・Y字・ハウジング根本の各パーツは、厚ぼったくない簡素なものである。
【音質】
特筆すべきは中音域〜高音域の表現と全帯域の自然さである。
BA型は再生帯域の狭さが問題であり、マルチBAで解決を試みた製品も多い。ただし、スピーカーのフルレンジ一発/マルチウェイと同じで、マルチBAだとクロスオーバー周波数の整合が問題となる。ここを自然な音にチューニングするのが技術の見せ所だが、マルチBAでは限界があり、アンプ(PHPA)との組み合わせも難しくなると感じた。
実際にBA型では、解析的/分析的な音でボーカルなども棒読みに感じることもあるが、FI-HE6BCGは、シングルBAを採用してトップクラスの自然な出音に仕上げてある。本当はD型なのではと疑うくらい。
帯域別にみると基本はフラットで、低音や高音が変に誇張された印象は受けない。全域にかけてBAらしい粒立ちの良さが感じられ、荒々しさやボワ付きは一切感じない。この粒立ちは心電図のように急峻ではなく、葡萄の房のような肉々しさでもなく、その中間。小さな穴から水が浸み出し、水滴となって水面に落ちる様子をハイスピードカメラで見たようなイメージを彷彿させる。
音場は良い意味で普通で、狭くも広くもない。BA型イヤホンの中では広いほうだと思うが、遠くで鳴っているような聞こえ方ではない。一方で、定位は素晴らしい。ポアタンと併用すれば主力メーカーの高級ヘッドホンとタメ張れる驚異的なレベルといっていい。例えば雑踏の中でも人は聴きたい音を取捨選択できるものだが、FI-HE6BCGは「ベース音がこの辺りで鳴っているな」ではなく、「ベース音だけ聞いてボーカルを聞かない」ことが一曲の中で出来てしまう。これには本当に驚いた。
重低音から超高音まで良く鳴るが、やはり得意なのはボーカルあたりからの高音域だろう。特に女性ボーカルの艶っぽさ、ピアノの粒っぽさ、弦楽器の背中がムズムズする感覚、管楽器の煌めきなど、そういったアコースティック系で真価を発揮する。冒頭でも触れたがこれら高音の残響感も素晴らしい。ただしハウジングが密閉構造のためか、開放型ヘッドホンに比べれば高音の抜けはそこまで高いレベルではない。
また重低音〜低音にかけては、よく締まった低音が十分に味わえる。これも冒頭で述べたが、私はボワ付きは論外としても低音は重視しない。そのためあまり適例な表現はできないが、少なくとも横隔膜にズドンと来るような低音は期待できないイヤホンである。特にDAP直刺では量感が少ないと感じる。そのため低音も求めるなら、ポアタンはフラットでやや低音を持ち上げるタイプ(SONY:PHA-1)などと相性がいいかもしれない。
なお、自前でポータブルヘッドホンアンプはJaben:GoVibe VestAmp+を使っている。これのUSB-DACとPCを繋いで聴くとまた格別で、不足していた低域が十分な量となって明確に確認できるようになるし、上記の評価も一段上のものになる。
ところで「アコースティック系で真価」と書いたが、あくまで最も得意とする音域の話である。弾むような音の粒立ちが楽しくもあり、低音や激しい局長が好きでなければ、苦手なジャンルはない優等生タイプだと思う。ヘッドホンではベイヤーやAKG K702あたりが好きな人にはお勧めできる。ゼンハイザーで慣れている人には低音が足りないと感じるかもしれない。
【外音遮断性/音漏れ防止】
密閉構造のBA型で外耳にスッポリ嵌るタイプではないので、標準である。静かなオフィスで肩が触れ合う距離なら聞こえるが、電車などでは問題ないレベルだろう。電車のアナウンスは普通に聞こえる。
【携帯性】
フラットケーブルなので束ねにくく、リボンを巻くように収納する。リールに巻きつけるケースだと捩じれを取るのが大変。20本入のシガレットケースにスポンジを貼れば、いくつか好きなデザインのもので代用できると思う。
- 主な用途
- 音楽
- 接続対象
- スマートフォン・携帯電話
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