トルネオ ミニ VC-C11 レビュー・評価

満足度：3.75

（カテゴリ平均：4.15）

満足度ランキング—位

集計対象17件 / 総投稿数17件

1. 5 35%
2. 4 35%
3. 3 6%
4. 2 12%
5. 1 12%

評価項目	投票平均	カテゴリ平均	項目別ランキング
デザイン 見た目のよさ、質感	4.24	4.26	-位
使いやすさ ボタンの配置や、機能など	4.19	4.17	-位
吸引力・パワー ゴミを吸い取るパワー	3.52	4.19	-位
静音性 運転時の騒音	3.17	3.47	-位
サイズ 省スペース性・コンパクトさ	4.76	4.11	-位
手入れのしやすさ 掃除のしやすさ	3.73	3.98	-位
取り回し 取り回しのしやすさ	4.48	4.08	-位

• ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
• ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています

[デロりあん星人]

2013年3月21日 23:29 [582339-1]

満足度	4

デザイン	4
使いやすさ	4
吸引力・パワー	5
静音性	5
サイズ	4
手入れのしやすさ	3
取り回し	5

きれいずきな嫁

嫁の圧力に負け、まだ３年しか使っていないサン○ーの掃除機を下取りに出し、ジャパネット武田で購入！しかし、買ってびっくり！最近の家電はこんなに進化したものか・・・３万位で中の上位のものを探している方には、上の中くらいの感動は味わえると思います。とにかく軽くて、パワーがある、そしてデザインも良い！欠点は特に見当たらないんでは？？今後も長く使っていきたいと思いました（少なくとも３年以上は・・・）

掃除面積

80m2〜99m2

頻度

毎日

[もりおか]

2012年9月22日 12:19 [534771-1]

満足度	4

デザイン	4
使いやすさ	4
吸引力・パワー	4
静音性	4
サイズ	4
手入れのしやすさ	4
取り回し	4

ほぼ満足。

1. VC-C11本体	2. ダストカップ（中に分離ネットが見える）	3. 分離ネットの上側
4. 分離ネットの底部	5. 持ち手部	6. 床ブラシ

　　
家電製品を選ぶのは本当に難しいものである。
パンフレットに記載してあることを全て真に受けると、欠点が何も無い
完璧な商品のように思われる。しかし家電製品は多くの場合、パンフレットの
記載内容で選ぶと、だいたい失敗する。使ってみなければ分からないことが、
余りに多いからである。

メーカーは技術開発した「プロ集団」である。おいそれとは欠点を書かない。
だから、困るのである。



●パンフレット記載内容

　・吸い込み仕事率３３０Ｗ（最大）、最大消費電力８５０Ｗ
　・デュアルトルネード（分散集塵方式）
　・粒子径０．５マイクロＭ以上の微細なゴミまで約９９．９％捕塵
　　（チリ落としつまみ５回廻しで）
　・強い吸引力が続く。ゴミ捨ても簡単クリーン！
　・ウィルス抑制、ダニの死骸や花粉もキャッチ


以下、使用感。

・吸引力
　目詰まりを起こしていない限り、絨毯もしっかり埃は取れる。
　家庭で使うには小さくても力は充分だと思う。
　やはり、床ブラシは回転式が必須のようである。

　同じシリーズの上位機種(VC-SG5xx他)は吸い込み仕事率が２００Ｗとむしろ低い。
　同じ最大消費電力で仕事率が上位機種でなぜ低いのかメーカーサポートに聞いたが、
　のらりくらりで、よく分からない説明であった。小さくてもそれだけの実力があると見ていい。

・静音性
　音はやや大きい。
　目詰まりを起こし始めると、フィルターサインより先に音がでかくなるので分かる。


・目詰まりと掃除
　本体上に本フィルター（プリーツフィルター）があり、ここの埃をはらうダイヤルが付
　いているが、目詰まりを起こすのは多くの場合、ここではない。

　透明なダストカップの中央にあるシリンダー状の「分離ネット」と呼ばれる
　一次フィルターに埃が付着して、目詰まりを起こす場合がほとんどである。
　大きなゴミは容易に廃棄できるが、小麦粉のような微細な埃が貼り付くのである。
　これはゴミを溜めていなくても、埃が多いと起きるときは起きる。

　掃除方法は、ダストカップから中のシリンダーを下に抜き出し、ブラシで
　周りと下側についている埃をはらう必要がある。手は汚れるし、結構、面倒である。
　この掃除機の最大の欠点である。（画像２，３，４）



●良いところ

・確かに軽い、小さい、持ち運びが楽。
　ブラインドなど、高いところを丸ブラシで掃除する場合など、手で持ちながら
　やらざるを得ないが、軽くてやりやすい。

・ホースがくねって絡まっても、手元の接続部が回転するので直しやすい。（画像５）

・床ブラシを壁に当てたまま、横滑りが楽にできる。機種によってはヘッド素材が
　ラバー系で壁板に摩擦で引っかかり、使いづらいものがある。
　前の掃除機がそうだった。（画像６）

・持ち手部分が三角になっていて手首は楽。（画像５）

・ダストカップ部分はフィルター丸ごと、水洗いできる。

・ダストカップの外し、取り付けが、恐ろしく軽くできる。

・埃の溜まり具合が外から分かる。「分離ネット」のゴミの付着具合も見える。
　（画像１）



●感心しないところ

・布団ブラシも、丸ブラシも付いていない。家庭では必須だと思う。
　結局、＋７０００円の出費になる。必需品は、添付しておくものであろう。

・「分離ネット」の掃除がネックである。
　埃が手に付くし、汚れた空気を多少とも吸い込むかもしれない。
　東芝開発陣が遠心分離方式で乗り越えることができなかった結果である。
　シャープなども、中央に筒状の分離ネットを配置する同じ方式である。
　日本製の構造的な根詰まり原因はここにあるようだ。
　
　外から見てゴミが高速で回転してはいるが、それは吸い込み時の"気流"だろう。
　強制的に"遠心分離"で振り分けてはいない。だから塵と空気をしっかり
　完全分離できないのだろう。
　
　以前私が使っていたティッシュペーパーを一次フィルターとして使う機種なら、
　このような微細粒子も大きなゴミも、手を汚さずに簡単に廃棄することができた。
　ただ、どちらが目詰まりを起こしやすいかと言えば、本機の方が、総じて、
　目詰まりは起こしにくいとは思うが。。。



●総評

家電量販店で各社掃除機の試用をしたが、分かったことは。。
小さくて、静かで、目詰まり無しで吸引力が持続するものは無いことである。どれか弱点がある。以前使っていたSANYO製のティッシュペーパーをフィルターとして使うものは、ゴミ捨ては楽だったが、どうしても吸引力の持続に難があった。で、今回は同方式の日立製を外した。

ダイソンはだいたい７ー９万円はする。音は充分うるさい。この機種の４倍の価格だが、それだけの価格に意味があるとは思えない。ダイソンも除外。

この機種、吸引力はそれなりに持続する。通常のゴミ捨ては楽である。「分離ネット」の目詰まりの件は、埃の量にも依るが、度々は起きない。我慢の範囲である。

結論的には、本機には多くの利点がある。１年を過ぎたこの時期、在庫が在ればリーズナブルで良い商品だと思う。

掃除面積

80m2〜99m2

頻度

週1〜2回