ファイナルカウントダウン -日本語吹替音声収録コレクターズ版-[BBXF-2127][Blu-ray/ブルーレイ] レビュー・評価

満足度：5.00

（カテゴリ平均：3.99）

満足度ランキング5位

レビュー投稿数：2人　

1. 5 100%
2. 4 0%
3. 3 0%
4. 2 0%
5. 1 0%

評価項目	投票平均	カテゴリ平均	項目別ランキング
笑える 笑えるか	4.00	2.98	67位
泣ける 泣けるか	3.00	3.00	115位
ほのぼの 心温まるか	3.00	3.06	109位
迫力 圧倒されるか、勢い、規模	5.00	3.84	7位
怖さ 怖いか	1.00	3.10	278位
感動 感動するか	4.00	3.62	89位
やみつき 熱中するか、リピートするか	5.00	3.80	3位

• ※「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
• ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております

[馬鹿なオッサン]

2021年10月2日 10:05 [1502216-1]

満足度	5

笑える	4
泣ける	1
ほのぼの	3
迫力	5
怖さ	1
感動	3
やみつき	5

Blu−rayはこれを含めて3枚買い換えました。(汗)

本作品は、かわぐちかいじの「ジパング」の元ネタとしか言いようがないタイムスリップ戦争アクションです。

LD時代はリリースされず、MONO音声のVHS、2003年頃リリースのDVD、そして、Blu-rayと視聴をしてきました。

DVDまでは全部MONO音声で、Blu-ray版は販社が２社に分かれ、この製品以外は全部ドルビーデジタル2.0chのみでしたが、今回からドルビーTrueHD5.1chに加えて、過去にTV再上映系番組で放送された吹き替え版3種も収録されるに至り、決定版が出たというところです。

【笑える】
一緒に視聴した家族には、90年代前半までは他の作品にも多数出演歴のある日系(韓国系かも？)アメリカ人俳優のタドタドしい出鱈目な日本語が笑えますね。

【泣ける】
要素は殆どありません。

【ほのぼの】
サーマン副長とオーエンス大尉、ラスキー氏のまだ70年代後半の米ソ冷戦時代の只中にある状況下での掛け合いがまぁ、楽しいでしょうか。

【迫力】
ここにかなりの製作費を投じたそうですが、近年作品の製作費がかなり安く上がる嘘くさいCGモデルでは決して再現不可能の本物の戦闘機の迫力が楽しめます。(残念ながらごく一部は米海軍の公式映像を流用個所もありますが。)
音声解析で再設計されたドルビーデジタルTrueHD5.1chで、ようやく機体の音の移動感が出てきたので、お勧めでしょう。

【怖さ】
ホラー系ではないので、要素が一切ありません。

【感動】
アクションものであり、感動は殆ど無く、ほぼ普通ですね。

【やみつき】
例えばトップガンに出演していた地味すぎるグレー一色の機体塗装とは大きく異なる、レーガン政権時代以前までのアメリカ海軍独特の派手な機体塗装(ハイビジリティー・スキム)の、しかもまだ新品同様のF-14Aや、その他艦載機、まだピカピカに新しいニミッツ級1番艦の雄姿をアクションも含めて観たい方には当然病みつきになるでしょうか。

【総評】
アクション娯楽戦争物としては悲惨なシーンも殆ど無く、気楽に楽しめる作品で、販社が最初がビクター、それ以降がハピネット版となる訳ですが、ビクター版は画質が最悪で、全体的にぼやける画質(特に四隅が酷過ぎる)は我慢できず、通常DVDの方がマシだったくらいでした。
ハピネット版からはかなり改善され、本製品では音声も英語と日本語吹き替え(TV番組だから当然、これだけはドルビーデジタル2.0chのみ)に加えて、製作時にはガンガン飛行機を飛ばすと海軍からの協力費請求が膨れ上がった等の特典映像も付き、非常に満足のいく内容となりました。

ゆくゆくは、画像解析によるディテール向上は当たり前としても出来れば4KHUD-Blu−ray版も出して欲しいと思いますね。(苦笑)

価格もそこそこなので、廉価版を買うくらいなら断然こちらでしょう。