戦姫絶唱シンフォギアXV 3【初回限定版】[KIBA-92327][DVD] レビュー・評価

満足度：5.00

（カテゴリ平均：4.47）

満足度ランキング339位

レビュー投稿数：1人　

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2. 4 0%
3. 3 0%
4. 2 0%
5. 1 0%

評価項目	投票平均	カテゴリ平均	項目別ランキング
笑える 笑えるか	4.00	3.67	540位
泣ける 泣けるか	2.00	3.29	881位
ほのぼの 心温まるか	4.00	3.69	560位
迫力 圧倒されるか、勢い、規模	5.00	4.04	234位
怖さ 怖いか	2.00	3.04	724位
感動 感動するか	4.00	3.99	600位
やみつき 熱中するか、リピートするか	5.00	4.34	300位

• ※「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
• ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております

[りゅうせい-OREX-]

2020年10月27日 00:03 [1381380-1]

満足度	5

笑える	4
泣ける	2
ほのぼの	4
迫力	5
怖さ	2
感動	4
やみつき	5

絡め手により動きを封じられるS.O.N.G.

　上松範康と金子彰史のタッグで贈る歌姫バトルアクションの最終章となる第5シーズン。パヴァリア光明結社の統制局長、原初のヒトガタであるアダム・ヴァイスハウプトを、サンジェルマンたちの協力によって打ち倒したシンフォギア装者たち。人類史の裏側で暗躍してきた結社は瓦解し、その残党は各国機関の活躍によって追い詰められていた。過去から現在に向けて紡がれたいくつもの物語は、XVに集束していく。聖骸を巡る攻防の中、少女たちの歌声が輝きを放つ！第3巻には第5話と第6話を収録。
　握られた拳はヴァネッサの猛襲をぶち抜き、ついに彼女の眼前にて開かれた。怪物が背負う罪は「悪」そのものなれど、心の奥底に悲しさを感じ取る響。再度の対話を試みるものの、その勇気は闖入者によって踏み躙られてしまう。日本政府から突如として、不自然かつ強引に執行されるS.O.N.G.本部への査察。その結果、査察中の一時的にではあるが、S.O.N.G.の全機能は不全となり、無力化してしまうのであった。特別警戒待機を、休息という名目にて強制される装者たち。特に困惑するのは、遊びを知らぬエルフナインと翼であったが、その解消と気晴らしに、響は先日断られたばかりのレクリエーションを決行する。市街へと繰り出す響たち。だが、弱き人を守れなかったと自分を責める翼の表情は暗く、どこまでも沈痛。さらには、誰もが耳を逸らしていた間に交わされた響の気安さが未来を傷つけてしまう。昨日までどうにか均衡を保っていた日常と戦場に生じる小さな綻び。忍び寄る悪意は、状況をさらに取り返しのつかない事態へと流転させるのであった。
　査察により一時的に機能不全となってしまったS.O.N.G.本部。その隙を突くように襲来したノーブルレッドによって、非戦闘員を危険に巻き込んでしまう。未来とエルフナインの安否を気遣う装者達の想いはひとつであったが、疲弊に摩耗した翼は、マリアの心配をよそに周囲と軋轢を繰り返し、孤立していく。一方で、ロスアラモス研究所より奪取した聖遺物を用いて準備を進めていくヴァネッサ。そこにミラアルクが、エルフナインと口封じから免れた未来を伴ってシャトーに帰還する。神の力をシェム・ハの腕輪より抽出、そして制御する計画は着々と進みつつあった。防人の矜持を躙られ、寄る辺を失った翼を虐めているのは、他ならぬ翼自身。そんな悪循環に滑り込んできた訃堂の言葉は、翼に侵略した「刻印」を容易く掌握。健常であれば惑わされぬその揺さぶりは何故か甘く、だからこそ翼は頬を汚すしかなかった。研究機関で解析されていた聖遺物の輸送中に襲撃するヴァネッサ。しかし、駆けつけたクリスとマリアとの激突に己の不利を悟り、危地を覆すべくロスアラモスで得た情報で翻弄を試みる。敵の搦め手に戸惑いながらも立ち向かう装者たち。なんとか勝利を目前にしたその時、かつての激戦の地より天空に伸びる光が夜の空を照らすのだった。
　特典には特製ブックレット、映像特典にはオリジナルショートエピソード“戦姫絶唱しないシンフォギア”、次回予告#6＆#7、特典CDには「花咲く勇気 Ver. Amalgam」、「また逢う日まで」が収録されています。今回の“戦姫絶唱しないシンフォギア”では、作中で少しだけ触れられていたクリスの誕生日会にまつわるエピソードがちびキャラたちによって楽しく描かれています。