『十二鬼月との死闘、家族の熱い絆』 アニメ 鬼滅の刃 8(完全生産限定版)[ANZX-14785/6][Blu-ray/ブルーレイ] りゅうせい-OREX-さんのレビュー・評価

[りゅうせい-OREX-]

2020年8月29日 00:18 [1362147-2]

満足度	5

笑える	3
泣ける	5
ほのぼの	3
迫力	5
怖さ	5
感動	5
やみつき	5

十二鬼月との死闘、家族の熱い絆

　大正時代の日本、炭を売る心優しき少年・竈門炭治郎は、ある冬の日に家族を鬼に殺されてしまう。そして、唯一生き残った妹の禰豆子は鬼に変貌してしまうのだった。打ちのめされる炭治郎だったが、妹を人間に戻し、家族を殺した鬼を討つため、“鬼狩り"の道を進む決意をする。第8巻には第18話と第19話を収録。
　人を糸で操っていた母蜘蛛の鬼を討滅した炭治郎。彼女の話によると、那田蜘蛛山には5人の鬼がおり、そのうちの一人は十二鬼月だという。十二鬼月とは、鬼舞辻からその実力を認められた12人の精鋭の鬼。通常は群れることのない鬼だが、十二鬼月の鬼の強大な力の恐怖によってほかの4人は支配されていたのだ。炭治郎は、那田蜘蛛山を支配する十二鬼月の鬼・塁と対峙する。力によってほかの鬼に偽りの家族を演じさせる塁に怒りを感じ、家族や仲間の本当の絆のあり方を諭す炭治郎。しかし、塁に炭治郎の言葉は届かず戦闘になる。十二鬼月の下弦の伍（11番目）である塁の力は圧倒的で、操る糸は変幻自在にして強靭。水の型で振るった炭治郎の刃すら断ち切ってしまう。それでも炭治郎は折れた刀身で塁の首に切りつけるが、刃が通らない。塁の圧倒的な攻撃にさらされピンチの炭治郎を庇ったのは、背負っていた禰豆子だった。傷だらけになる禰豆子を見て、感動する塁。禰豆子の献身に家族の絆を感じた塁は、炭治郎に身の安全と引き換えに禰豆子を渡すように要求してくるのだった。
　特典には、特製ブックレットや声優陣によるオーディオコメンタリー（炭治郎役の花江さん、伊之助役の松岡さん、禰豆子役の鬼頭さん）、特典CDとしてオリジナルサウンドトラック4が収録されています。