『理解困難。202分の長尺。』 洋画 地獄の黙示録 特別完全版[DAXA-91573][Blu-ray/ブルーレイ] DELTA PLUSさんのレビュー・評価

[DELTA PLUS]

2023年2月5日 18:57 [1649514-2]

満足度	3

笑える	無評価
泣ける	無評価
ほのぼの	無評価
迫力	無評価
怖さ	無評価
感動	無評価
やみつき	無評価

理解困難。202分の長尺。

フランシス・フォード・コッポラ監督作品。
当初の劇場公開版（153分）自体は1979年公開。
49分の未公開シーンを追加した「特別完全版」（202分）は2001年公開。
ちなみに特別完全版を20分短いバージョンに再編集したバージョンの「ファイナル・カット」（182分）は2020年公開。

「特別完全版」では、フランス植民農園のシーン、ヘリの不時着からプレイメイトとの交流シーンを中心に追加。

以下のような名優たちがズラリと名を連ねる。
　ウォルター・E・カーツ大佐　マーロン・ブランド
　ビル・キルゴア中佐　ロバート・デュヴァル
　ベンジャミン・L・ウィラード大尉　マーティン・シーン
　タイロン・“クリーン”・ミラー　ローレンス・フィッシュバーン
　ルーカス大佐　ハリソン・フォード
　報道カメラマン　デニス・ホッパー
名優たちの若かりし頃の演技を眺める価値は十分にある。

ワルキューレを流しながらのヘリ編隊の攻撃、ナパーム弾、（ジャケットになっている）沼からの首出しなど、有名シーンもてんこ盛り。

前半はまだ理解できるが後半になってからの狂気が完全に振り切った世界観は常人には理解困難。
カーツ大佐に会うまでも長すぎて、名作とはいえ、理解困難な中での202分の長尺はさすがに相当な疲労感を覚える。
ラストはエンドクレジット無しで突如終劇。

ヘリの編隊飛行、爆撃、ナパーム弾などのシーンはサブウーファーが咆哮し空気を揺さぶる（DTS-HD MA 5.1ch）。