終物語 第八巻/おうぎダーク(完全生産限定版)[ANZX-13365/6][Blu-ray/ブルーレイ] レビュー・評価

満足度：5.00

（カテゴリ平均：4.42）

満足度ランキング—位

レビュー投稿数：1人　

1. 5 100%
2. 4 0%
3. 3 0%
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5. 1 0%

評価項目	投票平均	カテゴリ平均	項目別ランキング
笑える 笑えるか	5.00	3.66	-位
泣ける 泣けるか	4.00	3.22	-位
ほのぼの 心温まるか	5.00	3.67	-位
迫力 圧倒されるか、勢い、規模	4.00	3.97	-位
怖さ 怖いか	4.00	2.95	-位
感動 感動するか	5.00	3.94	-位
やみつき 熱中するか、リピートするか	5.00	4.29	-位

• ※「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
• ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております

[りゅうせい-OREX-]

2018年12月27日 22:27 [1186364-1]

満足度	5

笑える	5
泣ける	4
ほのぼの	5
迫力	4
怖さ	4
感動	5
やみつき	5

阿良々木暦、青春の終わり

　〈物語〉シリーズの後半で暗躍していた忍野扇ちゃんが何者なのか。事件の原因がなんだったのかが明かされる最終巻。長く続いてきた阿良々木暦くんの高校生活とともに終わりを迎えます。

　暦くんと扇ちゃんとの最終決戦。これまで何度も自分を犠牲にして、望んだままに他人を助ける、万能感に溢れた青春時代を過ごしてきた暦くん。しかし、自分が周りの人を想うように、周りも自分を大切に想っていることを自覚して、自分自身も大切にすると決意して、これからどんな生き方を選んでいくかが描かれています。覚悟を決めながらも、自分の気持ちを貫く姿は、相変わらずの優しい阿良々木暦という人間が分かる最終巻です。そして最後には、これまで蚊帳の外だったあの人たちが良いところを持っていきます。実に憎い演出でした。

　どのキャラも最後までぶれずに、最後にその魅力を爆発させて畳みかけてくるところが、見事な集大成であり大団円な作品でした。