『かつてとこれから』 アニメ ラブライブ!サンシャイン!! 5【特装限定版】[BCXA-1174][Blu-ray/ブルーレイ] りゅうせい-OREX-さんのレビュー・評価

[りゅうせい-OREX-]

2020年9月20日 21:05 [1369570-2]

満足度	5

笑える	3
泣ける	5
ほのぼの	5
迫力	4
怖さ	1
感動	5
やみつき	5

かつてとこれから

　「学校」で「アイドル」!!!駿河湾の片隅にある小さな高校、私立「浦の星女学院」。静岡県沼津市の海辺の町「内浦」から、9人の少女たちが輝きを目指して立ち上がる。ここから彼女たちの「みんなで叶える物語（スクールアイドルプロジェクト）」が始まる。第5巻には第8話と第9話を収録。
　ついに開演した「TOKYO SCHOOL IDOL WORLD」のステージで、スクールアイドル「Saint Snow」の圧倒的なパフォーマンスを見せつけられた千歌たち。それに負けじと精一杯のパフォーマンスを披露するも、観客による投票結果は30ユニット中30位。しかもAqoursに投票した来場者は“0”人だった。自分たちの前にある大きな壁を目の当たりにしたメンバーは、それぞれに悔しさを募らせる。そんな中、今できるだけのパフォーマンスをしたから満足と明るく言う千歌に、曜は「くやしくないの？」とその心の内を問いかける。メンバーを不安にさせないように明るく振る舞っていた千歌だったが、メンバーの支えによって悔しいという胸の内を吐露する。そして、みんなで新たな目標に向けて歩き出すことを決意するのだった。そんなAqoursの元に、今度は地元の大きなイベントである沼津の花火大会からの出演のオファーがくる。自分たちが今できる全力を見てもらおうと練習に励む中、幼馴染で3年生の松浦果南が学校に復学する。果南が登校したその日、スクールアイドルに誘う鞠莉と拒否する果南は大喧嘩になる。その場は千歌たちが2人を仲裁したが、喧嘩の理由がよくわからない。そこで原因と思われる過去の出来事、果南がダイヤと鞠莉とやっていたスクールアイドルを辞めてしまった本当の理由を調べる。そこには、3人のそれぞれを思い遣る気持ちが隠れていた。それを知った鞠莉は、果南とようやく本音でぶつかり、お互いの気持ちを理解しあうのだった。そして花火大会当日、ステージの上には3年生を加え9人となったAqoursの姿があった。
　特典には、特製ブックレットや原案の公野櫻子書き下ろし小説「ラブライブ！サンシャイン!! School idol diary 果南・ダイヤ・鞠莉編」、ノンテロップ版第9話、特典CDにはAqoursオリジナルソングCD(5) 「G線上のシンデレラ」（歌：松浦果南、黒澤ダイヤ、小原鞠莉）などが収録されています。