『「人間の宿命を追って胸迫る感動!」宣伝通りの日本映画最高傑作』 邦画 あの頃映画 the BEST 松竹ブルーレイ・コレクション 砂の器[SHBR-1018][Blu-ray/ブルーレイ] デア・アインザムさんのレビュー・評価

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2014年10月 3日 発売

あの頃映画 the BEST 松竹ブルーレイ・コレクション 砂の器[SHBR-1018][Blu-ray/ブルーレイ]

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あの頃映画 the BEST 松竹ブルーレイ・コレクション 砂の器[SHBR-1018][Blu-ray/ブルーレイ]邦画

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 これは、あまり映画を見なくなってしまった(と言っても子供の頃の昔もハリウッド大作アクション映画をテレビやレンタルビデオで見る程度でしかなかったが)、映画マニア、映画オタク、映画中毒の年間スクリーンで100本は新作を見るというような方々とは全く異なる映画に不熱心な人間の感想であることを前置きしておきたい。

 さて、2004年に放送されていた中居正広主演の同名のテレビドラマがかなり良かったので、その映像化の原点とも言える1974年公開のこの映画を見る事にしレンタルして最後まで見てみたらドラマ版の良かったなどという感想は吹き飛び、私は号泣していた(と記憶している)。この映画に瑕疵がないわけではない。特にこの映画は一応「ミステリー、推理サスペンス」にも分類されるが、映像特典で入っている当時の予告編で既に犯人をほぼ特定できるので、私はこの映画のカテゴリーは「推理・サスペンス」ものではなく「ヒューマンドラマ」にでも分類するだろう。「推理・サスペンスモノ」としてはほとんど成立していないに等しいのだ。更に登場人物の一人、和賀英良(わが・えいりょう)が極貧の境遇からプロフェッショナルのピアニスト兼作曲家になった、という下りは一部の、些細な、フィクションだからと受け流せない人達には針小棒大に受け取られ作品の否定に繋がる部分でもある(そういう冷笑的感想をこの映画に対して書いてあるブログを見たことがあるのです)。
 私も、原作(松本清張、この松本の原作は推理モノとしては一応機能しているが読み終えて感動するというほどの傑作ではなかった。そして松本清張自身「私の作品の映像化は大概私の作品より下の出来だが、この映画(砂の器)は私の原作を超えた」と言っていたそうである)でも音楽家だが原作執筆当時(確か1960年代前半)に書かれた和賀英良は、ピアニスト兼作曲家・指揮者などではなく、前衛音楽の実験音楽的要素(確かテープレコーダーなどを駆使していた覚えがある。曲名も映画とは違い確か「寂滅」と、難解である事それ自体を自己目的化して、広く開かれていたはずの音楽がどんどん限られた専門の教育を受けた人の内輪受けしか得られなくなった当時から現在まで続く前衛・現代音楽の欠陥、停滞を示すような曲を作っていた。自分で演奏せず作曲、しかも機械を使ったものになるなら極貧からでもその後の運次第で戦後も落ち着き和賀少年が強く望めば何らかの形である程度の高度な音楽教育の勉強の場があったかもしれない)を駆使して、聴衆に「これがわかることが知的なんだ」と思わせるのに成功し成り上がった人物であり、映画でもピアニストではなく、作曲家兼指揮者ならに留まらせピアニストの部分だけ外せば、極貧の境遇からでも戦後の復興が落ち着いた時期から音楽を志ざしたとして、「セミ・クラシックのピアニスト、作曲家、指揮者」(どこかのサイトのこの映画の紹介文に、登場人物の和賀英良についてこう書かれていた)にはなれた可能性は十分ある。がこの映画の本質は推理モノとしては破綻しているとか、極貧の幼少期からピアニストになれるはずがないとかそんなところにはないのである。
 この映画は揶揄する人には更に「お涙頂戴のやたら仰々しい映画」と言われそうな内容でもある。しかし、この映画「砂の器」はお涙頂戴を完璧な映画終盤約40分の演出によって極め尽くしその結果そのお涙頂戴の領域を突き抜けて芸術の域にまで達しているのだ。ネタバレはあまりしたくないが、映画終盤の約40分間は主に3つの場面に分けることができ、故丹波哲郎演じる今西刑事が主導する操作会議、新作の、後期ロマン派の作風にかなり近い(だが途中には不協和音や混沌とした響きの箇所も有しており現代音楽的要素がないわけではない。ちなみに作曲は菅野光亮氏であり芥川也寸志は音楽監督で菅野に助言はしても本作の音楽の作曲は一切していない)「ピアノと管弦楽のための宿命」を弾き始めた和賀のいる演奏会場、そして凄絶な過去の回想シーンの3つのパートである。
 このラスト40分には映画に殆ど興味がない私にも「映画にしかできない」と思わせる、圧巻かつ哀感と悲哀と激情と別離の惜別の念が入り混じったもので、いわれなき差別と過酷極まる日本の四季に翻弄され流浪の旅を続ける親子、厳しいが時に美しい自然描写が一体となって怒涛のラストが展開される。今西がこれまで地道に行ってきた操作は点と点が繋がり、和賀は熱狂的に演奏を続け、和賀の過去とその親族の現状を会議で説明する今西をして同情の極に至らしめるほどで、今西と若手の森田健作演じる吉村は会議が終わると和賀が「宿命」を演奏している会場へ逮捕状を持って向かうが…。
 この映画はあまりに素晴らしくお涙頂戴モノかもしれないがそれを徹底的に追求しその屋根を突き破り人間の普遍性を劇的人間ドラマに昇華し芸術の域に達している。作中から作曲過程がしばしば描かれ、新作の主旋律が所々に流されて後半40分はそのほぼ全曲(途中で切れる箇所はある)を演奏して終わっているこの音楽的要素、つまり一つのオーケストラ音楽の作曲過程からその完成とほぼ全曲の披露を描いた作品など日本映画に限らず世界的にも類例がない(冒頭に記したように、私は全く映画に不熱心なのであるかもしれないが少なくとも私は知らない)のではないか。その点でも高い芸術性をこの作品に認めることができる。この映画はモスクワ国際映画祭審査員特別賞を受賞しているので、外国人に理解出来ないと言う事はないと思うが、私にとっては些細で気にならない上記の要素が拡大されて過小評価をされるのか不明だが外国で無名なのが本当に惜しい大傑作映画である。ビデオゲーム監督で映画狂として知られる小島秀夫(奇しくも秀夫!)氏曰く「余りに神聖な映画」。文句なしに満点であり見れる環境の人は絶対に見るべきだしソフトを買うのも配信で見るのでも良いので触れてみて下さい。

 この映画に出会えてよかった、心からそう思える作品です。この文章で気になった方がいらっしゃったら是非見て下さい。

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