『みんなの言葉を紡いで、運命の最終予選へ』 アニメ ラブライブ! 2nd Season 5【特装限定版】[BCXA-0843][Blu-ray/ブルーレイ] りゅうせい-OREX-さんのレビュー・評価

[りゅうせい-OREX-]

2020年9月12日 01:25 [1367031-1]

満足度	5

笑える	4
泣ける	5
ほのぼの	5
迫力	5
怖さ	1
感動	5
やみつき	5

みんなの言葉を紡いで、運命の最終予選へ

　廃校の危機に瀕していた伝統校「音ノ木坂学院高校」。2年生の高坂穂乃果を中心とした9人の女子生徒はスクールアイドルμ'sを結成し、大好きな学校を守るために奮闘した。母校を守った彼女たちの次の舞台はスクールアイドルの祭典「ラブライブ」。少女たちは、夢に向かって走り出す。第5巻には第8話と第9話を収録。
　目前まで迫ってきた最終予選、優勝候補のA-RISEに勝たなければならない大舞台で歌う大事な曲を決めようとしていたが、なかなか意見がまとまらないμ's。そんなとき、希が唐突にラブソングを歌おうと提案する。恋愛経験などないメンバーたちは、定番ではあるが新しいジャンルに戸惑っていたが、絵里がそれを支持したため、挑戦してみることに。しかし、ラブソングの作曲に役立ちそうな状況をシミュレーションしたり、恋愛映画を観てみたりしたものの、いまいちかみ合わない面々。やはり無理に新しいジャンルに挑戦するよりも、これまでの歌の完成度を上げるほうが良いというメンバーに、絵里はもう少し考えてみようと提案し、結局結論は持ち越しになる。変にこだわる絵里に疑問を抱いた真姫は、絵理と希に直接問いかける。希の自宅に招かれ理由を聞くと、9人全員で歌を作ることがμ's結成当初からの希の夢だったのだという。それを聞いた絵理と真紀はメンバーを希の家に集め、みんなで新しい歌を作るのだった。そして、ついに迎えた最終予選の当日、雪が降り積もる天気の中、音ノ木坂学院では学校説明会が行われていた。生徒会の務めとして、挨拶をしてから会場へ向かおうとしていた穂乃果たち2年生だったが、雪の影響で説明会の開始が遅れてしまう。その頃、先に会場に到着していたメンバーたちは、最終予選のステージの大きさに圧倒されていた。さらにA-RISEから宣戦布告され、不安を募らせる6人。2年生たちは説明会の挨拶を終えたものの交通機関が麻痺、車道も渋滞していて会場への移動手段を失ってしまう。それでも、とにかく会場へ向かおうと3人は雪の中を歩き出すが、積もった雪と強くなる吹雪になかなか前へ進めないでいた。心が挫けそうになったその時、3人の目の前には雪かきされた道が出来ていた。それは、全校生徒が穂乃果たちのために作った会場までの道、応援の証だった。スノーブーツに履き替えた3人はみんなの想いに背中を押されて会場に向かって駆け出す。そこで待つ仲間たちとともに、最高のライブを披露するために。
　特典には、特製ブックレットや原案・公野櫻子書き下ろし小説「ラブライブ！」（ことり・花陽・希編）、ノンテロップエンディング、特典CDにはμ'sオリジナルソングCD5「もしもからきっと」（歌：東條 希）などを収録しています。