『資料性はあります』 アニメ 超時空要塞マクロス Blu-ray Box[BCXA-0503][Blu-ray/ブルーレイ] 6084さんのレビュー・評価

アニメ

2012年 5月25日 発売

超時空要塞マクロス Blu-ray Box[BCXA-0503][Blu-ray/ブルーレイ]

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超時空要塞マクロス Blu-ray Box[BCXA-0503][Blu-ray/ブルーレイ]アニメ

最安価格(税込):¥32,902 (前週比:±0 ) 発売日:2012年 5月25日

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資料性はあります

§子供向けのテレビアニメとしては好ましく無いと考えられ、今更のオワコンでは有りますが、大変分かりやすい内容で、資料としての価値はあります。

1.はじめに

 日本のアニメには戦前の黎明期に軍部の支援で作られたという黒歴史があります。その目的は「少年兵の確保」でした。有名な作品に「桃太郎の海鷲」「桃太郎海の神兵」があります。

 戦争を放棄した筈の戦後の日本でも当然軍部からの支援は有りませんが、「ゼロ戦はやと」「宇宙戦艦ヤマト」「機動戦士ガンダム」そして本編が作られ、その後もやはり好戦的なテレビアニメ、劇場版アニメが作り続けられています。

2.現実

 これらが子供たちにどういう影響を与えたでしょうか。こうしたアニメを見た子供たちが皆自衛隊に入隊したとは単純には考えられませんが、その子供たちは既に、人の親であり、有権者であり、教師だったりします。
 
 少し極端な一例ですが、事実として、テレビ放映当時、こうしたアニメに夢中だった同級生に対して、私は「ベトナム戦争はどちらに正義があったの?」と聞いた所、彼は「アメリカが絶対に正しい。」と答え、その理由も尋ねると「格好良い兵器を使っているから。」と臆面も無く答えました。その格好良い兵器で沢山の罪の無い子供達が命を奪われた事など気にも止めていませんでした。

広島、長崎への原爆投下も「結果として良かった。」と言っていました。

 そして彼は後に、公立学校の教師となり、彼によると「平和教育」の時間に「日本は核武装すべきだ。」と子供達に教えているそうです。

3.本編に関して

 前述上記の事実を踏まえて本編を見ると、その制作意図が誰にでも理解しやすいと思います。登場する空想上の兵器が現行のアメリカ軍の兵器に酷似してデザインされているのです。主人公が操る巨大ロボットはアメリカ軍の戦闘機にソックリに変形しますし、早期警戒機ソックリなモノも登場します。

 そして主人公が搭乗する兵器は何故、戦闘機型から人間型の巨大ロボットに変形するのか。

 これは本編に限りませんが、視聴者である子供達が、

「自分→主人公→巨大ロボット→戦闘機」

と感情移入しやすい様に意図されているのだと思います。

 実写映画と比較するとやはりタカ派のアメリカ映画である「トップガン」と内容的に酷似している事に驚かされます。主人公と恋仲になるのが年上の女性教官か女性上官か程度の違い。そして本編は「トップガン」より先に作られているのです。

 本編に限らず、こうしたタカ派アニメの多くは恋愛と絡めて作られています。現実はどうでしょうか、多くの男女の愛が死を持って引き裂かれるのが、紛れもない戦争の現実です。

 また本編に限らずこうした好戦的なアニメでは主人公の操る巨大ロボットや宇宙戦艦はとても頑丈に描かれています。主人公の殆どは場合作中で死にません。

現実の宇宙船はどうでしょうか?スペースシャトルでもソユーズでもナントカ星人の円盤でも、小さな穴が開けば、そこから空気が漏れて搭乗員は血液が沸騰して死ぬ運命です。

空気が無く、隠れる所もない宇宙で、搭乗員の人命を維持するだけでも大変な宇宙船をミサイルや光線銃で武装して戦争に使うなど全くのナンセンスです。

 本編は初めの方では、「統合戦争」で“世界連邦”の様なものが樹立されたと語られますが、「世界連邦」を現実に想定されていた方々は世界平和のため、戦争をなくすために「世界連邦」を考えておいででした。戦争で地球を「統合」するなど「世界連邦」」とは相いれない恐ろしい考え方です。
 
 また、中盤でリン・カイフンというひねくれ者のキャラクターを使って平和運動に食いついたりもしています。

 そして最終回にグローバル総司令に「宇宙の列強に侵略されないためには、地球人も宇宙に移住すべきだ。」といった意味の台詞を語らせています。そうやって「文化」を守るのだそうです。宇宙に移住=人間の住めそうな星には先住民がいるでしょう。

 こういう考え方はかつて日本が「列強にやられない為には海外進出」と言って中国を侵略したのに瓜二つです。

 そうやって「文化」を守れるのでしょうか?戦争は人命だけでなく文化をことごとく否定し破壊するものです。


4.まとめ

 「人命を維持するだけでも大変な宇宙船」ですが地球をひとつの宇宙船に例える様になって久しいです。宇宙船の中で誰かが拳銃を打ったらどうなるでしょうか?壁に穴が開いて空気が抜けて搭乗員は全滅です。

 しかし、今でも地球上では文化や宗教や掲げる理想の違いを「口実」にした愚かな戦争が絶えません。こうしたアニメが当時の子供たち=今の大人たちに与えた影響を考えると一抹の不安がよぎります。

 終戦間際に「少年兵の確保」を目的とした「桃太郎海の神兵」が完成したと言う失敗に学んだ「戦争をやりたい人達」は本編の様な好戦的なタカ派アニメを作り続ける事で、時間を掛けて「戦争に寛容な有権者」作りをしている様に私には思えます。

 そして件の教師の様に、子供時代にこうしたタカ派アニメに夢中で、精神が大人になり切れていないまま成人した人達はそれをそのまま引きずっていて、現実と空想や妄想との区別が付いていない様にも感じます。

 アニメや実写映画等あらゆる映像文化を真剣に芸術として捉えている方々、真面目に教育に携わる方々、日本や世界の将来や平和に関して意識的な方々には、本編は大変不愉快或いは相手にするのも馬鹿馬鹿しい作品かもしれませんが、本編が果たした役割を冷静に考え、(過去に子供向けに放映されたのは事実ですから)本編を検討資料とされる事をお勧めします。

★に関して

笑えるか:本編をディスっての冷笑です。

怖さ:この国の将来や、この国の映像文化の将来を考えての怖さです。

満足度:単純に資料性としての満足度です。

REV3.0:20180715:ミスタイプ訂正、一部修正
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資料性はあります

§子供向けのテレビアニメとしては好ましく無いと考えられ、今更のオワコンでは有りますが、大変分かりやすい内容で、資料としての価値はあります。

1.はじめに
 日本のアニメには戦前の黎明期に軍部の支援で作られたという黒歴史があります。その目的は「少年兵の確保」でした。有名な作品に「桃太郎の海鷲」「桃太郎海の神兵」があります。

 戦争を放棄した筈の戦後の日本でも当然軍部からの支援は有りませんが、「ゼロ戦はやと」「宇宙戦艦ヤマト」「機動戦士ガンダム」そして本編が作られ、その後もやはり好戦的なテレビアニメ、劇場版アニメが作り続けられています。

2.現実
 これらが子供たちにどういう影響を与えたでしょうか。こうしたアニメを見た子供たちが皆自衛隊に入隊したとは単純には考えられませんが、その子供たちは既に、人の親であり、有権者であり、教師だったりします。

 少し極端な一例ですが、事実として、テレビ放映当時、こうしたアニメに夢中だった同級生に対して、私は「ベトナム戦争はどちらに正義があったの?」と聞いた所、彼は「アメリカが絶対に正しい。」と答え、その理由も尋ねると「格好良い兵器を使っているから。」と臆面も無く答えました。その格好良い兵器で沢山の罪の無い子供達が命を奪われた事など気にも止めていませんでした。

広島、長崎への原爆投下も「結果として良かった。」と言っていました。

 そして彼は後に、公立学校の教師となり、彼によると「平和教育」の時間に「日本は核武装すべきだ。」と子供達に教えているそうです。

3.本編に関して
 前述上記の事実を踏まえて本編を見ると、その制作意図が誰にでも理解しやすいと思います。登場する空想上の兵器が現行のアメリカ軍の兵器に酷似してデザインされているのです。主人公が操る巨大ロボットはアメリカ軍の戦闘機にソックリに変形しますし、早期警戒機ソックリなモノも登場します。

 そして主人公が搭乗する兵器は何故、戦闘機型から人間型の巨大ロボットに変形するのか。

 これは本編に限りませんが、視聴者である子供達が、自分→主人公→巨大ロボットと感情移入しやすい様に意図されているのだと思います。

 実写映画と比較するとやはりタカ派のアメリカ映画である「トップガン」と内容的に酷似している事に驚かされます。主人公と恋仲になるのが年上の女性教官か女性上官か程度の違い。そして本編は「トップガン」より先に作られているのです。

 本編に限らず、こうしたタカ派アニメの多くは恋愛と絡めて作られています。現実はどうでしょうか、多くの男女の愛が死を持って引き裂かれるのが、紛れもない戦争の現実です。

 また本編に限らずこうした好戦的なアニメでは主人公の操る巨大ロボットや宇宙戦艦はとても頑丈に描かれています。主人公の殆どは場合作中で死にません。現実の宇宙船はどうでしょうか?スペースシャトルでもソユーズでもナントカ星人の円盤でも、小さな穴が開けば、そこから空気が漏れて搭乗員は血液が沸騰して死ぬ運命です。空気が無く、隠れる所もない宇宙で、搭乗員の人命を維持するだけでも大変な宇宙船をミサイルや光線銃で武装して戦争に使うなど全くのナンセンスです。

 本編は初めの方では、「統合戦争」で“世界連邦”の様なものが樹立されたと語られますが、「世界連邦」を現実に想定されていた方々は世界平和のため、戦争をなくすために「世界連邦」を考えておいででした。戦争で地球を「統合」するなど「世界連邦」」とは相いれない恐ろしい考え方です。
 
 また、中盤でリン・カイフンというひねくれ者のキャラクターを使って平和運動に食いついたりもしています。

 そして最終回にグローバル元艦長に「宇宙の列強に侵略されないためには、地球人も宇宙に移住すべきだ。」といった意味の台詞を語らせています。そうやって「文化」を守るのだそうです。宇宙に移住=人間の住めそうな星には先住民がいるでしょう。

 こういう考え方はかつて日本が「列強にやられない為には海外進出」と言って中国を侵略したのに瓜二つです。

 そうやって「文化」を守れるのでしょうか?戦争は人命だけでなく文化をことごとく否定し破壊するものです。

 また、私には子供時代にこうしたタカ派アニメに夢中だった精神が大人になり切れていないまま成人した人達はそれをそのまま引きずっていて、現実と空想や妄想との区別が付いていない様にも感じます。

4.まとめ
 「人命を維持するだけでも大変な宇宙船」ですが地球をひとつの宇宙船に例える様になって久しいです。宇宙船の中で誰かが拳銃を打ったらどうなるでしょうか?壁に穴が開いて空気が抜けて搭乗員は全滅です。

 しかし、今でも地球上では文化や宗教や掲げる理想の違いを「口実」にした愚かな戦争が絶えません。こうしたアニメが当時の子供たち=今の大人たちに与えた影響を考えると一抹の不安がよぎります。

 アニメや実写映画等あらゆる映像文化を真剣に芸術として捉えている方々、真面目に教育に携わる方々、日本や世界の将来や平和に関して意識的な方々には、本編は大変不愉快或いは相手にするのも馬鹿馬鹿しい作品かもしれませんが、本編が果たした役割を冷静に考え、(過去に子供向けに放映されたのは事実ですから)本編を検討資料とされる事をお勧めします。

★に関して

笑えるか:本編をディスっての冷笑です。

怖さ:この国の将来や、この国の映像文化の将来を考えての怖さです。

満足度:単純に資料性としての満足度です。


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資料性はあります

§子供向けのテレビアニメとしては好ましく無いと考えられ、今更のオワコンでは有りますが、大変分かりやすい内容で、資料としての価値はあります。

1.はじめに
 日本のアニメには戦前の黎明期に軍部の支援で作られたという黒歴史があります。その目的は「少年兵の確保」でした。有名な作品に「桃太郎の海鷲」「桃太郎海の神兵」があります。
戦争を放棄した筈の戦後の日本でも当然軍部からの支援は有りませんが、「ゼロ戦はやと」「宇宙戦艦ヤマト」「機動戦士ガンダム」そして本編が作られ、その後もやはり好戦的なテレビアニメ、劇場版アニメが作り続けられています。

2.現実
 これらが子供たちにどういう影響を与えたでしょうか。こうしたアニメを見た子供たちが皆自衛隊に入隊したとは単純には考えられませんが、その子供たちは既に、人の親であり、有権者であり、教師だったりします。

 少し極端な一例ですが、事実として、テレビ放映当時、こうしたアニメに夢中だった同級生に対して、私は「ベトナム戦争はどちらに正義があったの?」と聞いた所、彼は「アメリカが絶対に正しい。」と答え、その理由も尋ねると「格良い兵器を使っているから。」と臆面も無く答えました。その格良い兵器で沢山の罪の無い子供達が命を奪われた事など気にも止めていませんでした。広島、長崎への原爆投下も「結果として良かった。」と言っていました。

 そして彼は後に、公立学校の教師となり、彼によると「平和教育」の時間に「日本は核武装すべきだ。」と子供達に教えているそうです。

3.本編に関して
 前述上記の事実を踏まえて本編を見ると、その制作意図が誰にでも理解しやすいと思います。登場する空想上の兵器が現行のアメリカ軍の兵器に酷似してデザインされているのです。主人公が操る巨大ロボットはアメリカ軍の戦闘機にソックリに変形しますし、早期警戒機ソックリなモノも登場します。

 そして主人公が搭乗する兵器は何故、戦闘機型から人間型の巨大ロボットに変形するのか。

 これは本編に限りませんが、視聴者である子供達が、自分→主人公→巨大ロボットと感情移入しやすい様に意図されているのだと思います。

 実写映画と比較するとやはりタカ派のアメリカ映画である「トップガン」と内容的に酷似している事に驚かされます。主人公と恋仲になるのが年上の女性教官か女性上官か程度の違い。そして本編は「トップガン」より先に作られているのです。

 本編に限らず、こうしたタカ派アニメの多くは恋愛と絡めて作られています。現実はどうでしょうか、多くの男女の愛が死を持って引き裂かれるのが、紛れもない戦争の現実です。

 また本編に限らずこうした好戦的なアニメでは主人公の操る巨大ロボットや宇宙戦艦はとても頑丈に描かれています。主人公の殆どは場合作中で死にません。現実の宇宙船はどうでしょうか?スペースシャトルでもソユーズでもナントカ星人の円盤でも、小さな穴が開けば、そこから空気が漏れて搭乗員は血液が沸騰して死ぬ運命です。空気が無く、隠れる所もない宇宙で、搭乗員の人命を維持するだけでも大変な宇宙船をミサイルや光線銃で武装して戦争に使うなど全くのナンセンスです。

 本編は初めの方では、「統合戦争」で“世界連邦”の様なものが樹立されたと語られますが、「世界連邦」を現実に想定されていた方々は世界平和のため、戦争をなくすために「世界連邦」を考えておいででした。戦争で地球を「統合」するなど「世界連邦」」とは相いれない恐ろしい考え方です。
 
 また、中盤でリン・カイフンというひねくれ者のキャラクターを使って平和運動に食いついたりもしています。

 そして最終回にグローバル元艦長に「宇宙の列強に侵略されないためには、地球人も宇宙に移住すべきだ。」といった意味の台詞を語らせています。そうやって「文化」を守るのだそうです。宇宙に移住=人間の住めそうな星には先住民がいるでしょう。

 こういう考え方はかつて日本が「列強にやられない為には海外進出」と言って中国を侵略したのに瓜二つです。

 そうやって「文化」を守れるのでしょうか?戦争は人命だけでなく文化をことごとく否定し破壊するものです。

 また、私には子供時代にこうしたタカ派アニメに夢中だった精神が大人になり切れていないまま成人した人達はそれをそのまま引きずっていて、現実と空想や妄想との区別が付いていない様にも感じます。

4.まとめ
 「人命を維持するだけでも大変な宇宙船」ですが地球をひとつの宇宙船に例える様になって久しいです。宇宙船の中で誰かが拳銃を打ったらどうなるでしょうか?壁に穴が開いて空気が抜けて搭乗員は全滅です。

 しかし、今でも地球上では文化や宗教や掲げる理想の違いを「口実」にした愚かな戦争が絶えません。こうしたアニメが当時の子供たち=今の大人たちに与えた影響を考えると一抹の不安がよぎります。

 アニメや実写映画等あらゆる映像文化を真剣に芸術として捉えている方々、真面目に教育に携わる方々、日本や世界の将来や平和に関して意識的な方々には、本編は大変不愉快或いは相手にするのも馬鹿馬鹿しい作品かもしれませんが、本編が果たした役割を冷静に考え、(過去に子供向けに放映されたのは事実ですから)本編を検討資料とされる事をお勧めします。

★に関して

笑えるか:本編をディスっての冷笑です。

怖さ:この国の将来や、この国の映像文化の将来を考えての怖さです。

満足度:単純に資料性としての満足度です。

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1.はじめに
 日本のアニメには戦前の黎明期に軍部の支援で作られたという黒歴史があります。その目的は「少年兵の確保」でした。有名な作品に「桃太郎の海鷲」「桃太郎海の神兵」があります。
戦争を放棄した筈の戦後の日本でも当然軍部からの支援は有りませんが、「ゼロ戦はやと」「宇宙戦艦ヤマト」「機動戦士ガンダム」そして本編が作られ、その後もやはり好戦的なテレビアニメ、劇場版アニメが作り続けられています。

2.現実
 これらが子供たちにどういう影響を与えたでしょうか。こうしたアニメを見た子供たちが皆自衛隊に入隊したとは単純には考えられませんが、その子供たちは既に、人の親であり、有権者であり、教師だったりします。
少し極端な一例ですが、事実として、テレビ放映当時、こうしたアニメに夢中だった同級生に対して、私は「ベトナム戦争はどちらに正義があったの?」と聞いた所、彼は「アメリカが絶対に正しい。」と答え、その理由も尋ねると「格良い兵器を使っているから。」と臆面も無く答えました。その格良い兵器で沢山の罪の無い子供達が命を奪われた事など気にも止めていませんでした。広島、長崎への原爆投下も「結果として良かった。」と言っていました。
そして彼は後に、公立学校の教師となり、彼によると「平和教育」の時間に「日本は核武装すべきだ。」と子供達に教えているそうです。

3.本編に関して
 前述上記の事実を踏まえて本編を見ると、その制作意図が誰にでも理解しやすいと思います。登場する空想上の兵器が現行のアメリカ軍の兵器に酷似してデザインされているのです。主人公が操る巨大ロボットはアメリカ軍の戦闘機にソックリに変形しますし、早期警戒機ソックリなモノも登場します。

 そして主人公が搭乗する兵器は何故、戦闘機型から人間型の巨大ロボットに変形するのか。

 これは本編に限りませんが、視聴者である子供達が、自分→主人公→巨大ロボットと感情移入しやすい様に意図されているのだと思います。

 実写映画と比較するとやはりタカ派のアメリカ映画である「トップガン」と内容的に酷似している事に驚かされます。主人公と恋仲になるのが年上の女性教官か女性上官か程度の違い。そして本編は「トップガン」より先に作られているのです。

 本編に限らず、こうしたタカ派アニメの多くは恋愛と絡めて作られています。現実はどうでしょうか、多くの男女の愛が死を持って引き裂かれるのが、紛れもない戦争の現実です。

 また本編に限らずこうした好戦的なアニメでは主人公の操る巨大ロボットや宇宙戦艦はとても頑丈に描かれています。主人公の殆どは場合作中で死にません。現実の宇宙船はどうでしょうか?スペースシャトルでもソユーズでもナントカ星人の円盤でも、小さな穴が開けば、そこから空気が漏れて搭乗員は血液が沸騰して死ぬ運命です。空気が無く、隠れる所もない宇宙で、搭乗員の人命を維持するだけでも大変な宇宙船をミサイルや光線銃で武装して戦争に使うなど全くのナンセンスです。

 初歩的な機械工学や物理学、そして歴史=現実の戦争の悲惨さを知らない、基礎学力の欠如した「絵描きさん」(芸術家としてのアニメーターへのリスペクトからあえてアニメーターと言う語は使わない。)たちがプラスチックのフィルムやPC上に絵で描いた質感や存在感の乏しい空想上の「メカ=兵器」に子供達を夢中にさせるのは困りものです。

 そして子供時代にこうしたタカ派アニメに夢中だった精神が大人になり切れていないまま成人した人達はそれをそのまま引きずっていて、現実と空想や妄想との区別が付いていない様に感じます。

4.まとめ
 「人命を維持するだけでも大変な宇宙船」ですが地球をひとつの宇宙船に例える様になって久しいです。宇宙船の中で誰かが拳銃を打ったらどうなるでしょうか?壁に穴が開いて空気が抜けて搭乗員は全滅です。

 しかし、今でも地球上では文化や宗教や掲げる理想の違いを「口実」にした愚かな戦争が絶えません。こうしたアニメが当時の子供たち=今の大人たちに与えた影響を考えると一抹の不安がよぎります。

 アニメや実写映画等あらゆる映像文化を真剣に芸術として捉えている方々、教育に携わる方々、日本や世界の将来や平和に関して意識的な方々には、本編は大変不愉快或いは相手にするのも馬鹿馬鹿しい作品かもしれませんが、本編が果たした役割を冷静に考え、(過去に子供向けに放映されたのは事実ですから)本編を検討資料とされる事をお勧めします。

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笑えるか:本編をディスっての冷笑です。

怖さ:この国の将来や、この国の映像文化の将来を考えての怖さです。

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