超 ドラゴンボール Z レビュー・評価

2006年 6月29日 発売

超 ドラゴンボール Z

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最安価格(税込):

¥1,500

(前週比:±0 ) 価格推移グラフ

価格帯:¥1,500¥1,500 (1店舗) メーカー希望小売価格:¥6,800

ジャンル:対戦格闘 超 ドラゴンボール Zのスペック・仕様

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超 ドラゴンボール ZBANDAI

最安価格(税込):¥1,500 (前週比:±0 ) 発売日:2006年 6月29日

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超 ドラゴンボール Z のユーザーレビュー・評価

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満足度:4.00
(カテゴリ平均:3.81
集計対象1件 / 総投稿数1
  1. 5 0%
  2. 3 0%
  3. 2 0%
  4. 1 0%
評価項目 投票平均 カテゴリ平均 項目別ランキング
操作性 反応速度の良さ、直感的な操作が可能か 4.00 3.77 -位
グラフィック 画面構成の良さ・見やすさ・綺麗さ 4.00 3.84 -位
サウンド 音楽や効果音の良さ 3.00 3.92 -位
熱中度 ハマり度、のめり込み度 4.00 3.83 -位
継続性 長期間遊べるか、何回も楽しめるか 3.00 3.53 -位
ゲームバランス 難易度やテンポ等、全体的なバランス 4.00 3.50 -位
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満足度4
操作性4
グラフィック4
サウンド3
熱中度4
継続性3
ゲームバランス4

PS2ではやたらと乱発されたドラゴンボールものだが、これは他と少し違い、アーケードからの移植作品らしい。
シナリオ的にはセル編がメインらしく、パッケージには悟飯(幼少期)や人造人間などが並び、クリリンも髪がない時代のデザイン。
が、パケ裏にはしっかり大人になった悟飯や魔人ブウ(初期でぶっちょの方)などもいることはいる。

キャラはデフォルト12人、隠し6人と、格闘ゲームとしてはそこそこ、DBとしてはちょっと少ない感じ。
うち3人(4人とも言えるか?)は同キャラの時代違いだしなあ。
ゴテンクスやら超サイヤ人3悟空やら最強状態の魔人ブウやらがいないのはちょっと寂しくもあるが、まあこんなところか。
無駄に人増やしてどれも半端よりはましってことで。
にしても数少ないにしても、このチョイスはどうよと言う面もなくはないが……。

キャラはそれぞれ接近戦系、離れて飛び道具が強い奴、それの混合といくつかに分けられ、攻撃方法によってじゃんけんになるようなシステムになっている。
元がアーケード作品と言うこともあってか、そう言う意味では手堅い作りにはなっているのだが……


グラフィックは思ったよりはずっといい感じで、うまくポリゴンとテクスチャでキャラを作っているかなーと言う感じ。
アニメのデザインは正直あまり好みじゃないんだが、それは言ってもしょうがないか。
背景も実際過去にあった舞台を再現している。
ちょっと対戦相手とステージが噛み合っていないこともあるが。
武道会場で戦う場面で、場外に普通に立っているのに違和感を覚えたり。
まあそれでも背景の一部も破壊可能になっていて、なるほどドラゴンボールらしいノリになっている。
ステージ開始前の読み込みが若干気になる気もするが、ロード時間はまあこんなものだと思う。


ゲームの方は……これ人が動かすの見ていると面白そうに見えるんだけどな。
特に見せ技も絡めた上級者の対戦は楽しそう。
しかし自分で動かすと、これがまた思った以上に楽しくなかったりする。

出来る事があまりにも少なすぎるんだよなあ。
せっかく超サイヤ人化とかあるのに、それが長続きしなかったり、大して意味がなかったりするし。(なんと飛び道具の性能が上がるだけ)
お手軽コンボもいくつかあるものの中途半端で、もっと派手に繋がればいいのにと言う感じ。
浮かせてぽこぽこ出来る事は出来るものの、それも微妙だし何よりドラゴンボールらしくない。

相変わらずスピード感がないのも致命的。
悪い方向でストリートファイター的と言うか。
どうやらストIIに関わった人がスタッフにいるらしいが。
しかしそれをドラゴンボールでやられてもなあと言う、巷の批判も的はずれとは言えない。


超武闘伝2の激烈連脚くらいの速さの連続攻撃技、もっとあってもよかったのにな。
せめてライトニングダッシュくらいの技は……と思っても、そう言う路線はライトユーザーに配慮したのかバランス壊れるのが怖かったのか全く出てこないし。

ボタンも無駄に使いすぎな気がする。
何しろガードもジャンプも別ボタンと言うのはいただけない。
ゲームシステムが解ってくると、なるほど下段排除して別のところで駆け引き作ろうとしたのねと言うのはわかるんだが……にしても中々慣れないな。


なーんか中途半端なんだよなあ。
せっかくいい感じになりそうな素地はあるのに。
ライトユーザー向けの調整なら仕方ない……と思いきや、実際のゲームは難易度下げても結構COMがアグレッシブで、中々簡単に先に進ませてはくれなかったりするし。
じゃあはめるかって段階になると、これがまた作業になってしまう。

なにしろCOMとの対戦が退屈で、せっかく三竦みがあっても、COMの動きが対応よすぎるせいでとりあえずどれか一つ集中的に置いとくくらいしか対処しようがないし。
はまれば勝手にぼこられてくれるんだが、そうでないと全部反撃もらう両極ってのは。


そんなCOM戦をうんざりするくらいこなさないと、隠しだの強化要素が取得出来ないのもだるい。
とりあえずオリジナルモードを一度クリアすれば、ドラゴンボールが集まってシェンロン召喚出来るものの、叶える願いはかなり多いので、同じ作業を何周も繰り返すはめになる。
たかが別カラーのために1キャラ何度もプレイさせられるのは、なあ。
またクリア時のセルのセリフがやる気なさすぎて全然別物だったりするし。
誰だわざとあんな演技させたのは。


一人のキャラで出来ることはそんなに多くないわりに、カードを登録してそのキャラをずっと使い続けることになると言うシステムにも首を傾げる。
これ逆に飽きさせるよなあ。
アーケードだとこれでもよかったのだろうけど。
半端なスキルツリーによる育成要素とか、ゲームにはまれれば苦にはならないのかも知れないが……。

もうちょっとだけ派手さがあれば、多分これかなりいけたと思うんだけどな。
ストIIの延長くらいの気分で考えるなら、実はそんなに悪くもない。
ただDBとしては全然。
そこを割り切れるかどうかだなあ。

実は何度かやっているうちに徐々に面白さがわかってきて、これはこれでありかなあと言う気もしてきたんだけど。
そこそこ昔の格闘ゲーム慣れした対戦相手(+DB好き)がいれば、もしかしたら化けるかも知れない。
格闘ゲーム苦手(少なくとも波動拳や昇龍拳コマンドくらいは普通に出せないときつい)なライトDBファンは全然ダメだろうけど。
じゃあ誰がやるのよって話なんだが。
他で出まくっているDBのゲームが楽ちん仕様らしいのも逆風だよなあ……。
ほんと惜しい。

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