機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙 レビュー・評価

満足度：3.52

（カテゴリ平均：3.81）

満足度ランキング—位

集計対象2件 / 総投稿数2件

1. 5 0%
2. 4 50%
3. 3 50%
4. 2 0%
5. 1 0%

評価項目	投票平均	カテゴリ平均	項目別ランキング
操作性 反応速度の良さ、直感的な操作が可能か	3.00	3.77	-位
グラフィック 画面構成の良さ・見やすさ・綺麗さ	3.00	3.84	-位
サウンド 音楽や効果音の良さ	4.52	3.92	-位
熱中度 ハマり度、のめり込み度	2.52	3.83	-位
継続性 長期間遊べるか、何回も楽しめるか	2.05	3.53	-位
ゲームバランス 難易度やテンポ等、全体的なバランス	3.05	3.50	-位

• ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
• ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています

[まし君]

2025年7月3日 21:04 [1973334-1]

満足度	4

操作性	3
グラフィック	3
サウンド	5
熱中度	3
継続性	3
ゲームバランス	4

ファースト世代は必ずプレイするべきゲームです

【操作性】
　VSシリーズと比較すべきではないですが、操作性に難がある
【グラフィック】
　PS2としては十分なグラフィック
【サウンド】
　これはファースト世代からすると感動します
【熱中度】
　始めた頃は熱中します。その後は惰性
【継続性】
　繰り返しやるものではない？忘れた頃に再プレイしています
【ゲームバランス】
　まぁビギナーにも良いバランスだと感じます
【総評】
　DVD同法版ですが、DVDだけでも十分持っている価値はあるのですが
　ファースト世代だからと言えば、それまで

レベル

ライトゲーマー

[じゃむぱん丼]

2017年3月1日 13:14 [1007844-1]

満足度	3

操作性	3
グラフィック	3
サウンド	4
熱中度	2
継続性	1
ゲームバランス	2

ムービーの合間に微妙なミニゲームな感じ

PS2って本当に凄い数のソフトが出ている。
限定版と通常版なども含めてではあるが、それでも5000近いタイトルが発売された、恐らくは家庭用据え置きゲーム最後にして最大のソフト市場。
当然ガンダムゲームも両手の指でも数え切れないほど出ている。
（スパロボみたいな派生までいれればさらに偉いことに）

その中でも特に力が入っていたのが、当時新作だったガンダムSEED（DESTINY）と、このファーストガンダムのゲームだった。
後に声優が次々お亡くなりになったこともあって、セイラやブライトの新録声が聴けるのもPS2辺りが最後と言う事になっている。
その後も永井一郎氏など欠かせない方が亡くなっているので、もはや次すら望めないファースト系のゲームは、今プレイすると涙せずにはいられない出来になっている。

はずなんだがねえ……。


このゲームいつのまにか家にあったんだが、買った記憶がない。
プレイした記憶は辛うじてあるが、どうやら連邦VSジオンと相当混同していたようで、改めてプレイしてみて、うわ全然知らないゲームだと記憶力のなさに呆れた。
パッケージにはコウ・ウラキやガトーの名前があるけど使った覚えもないし、どうやらストーリーモードだけクリアして速攻で投げてしまったようだ。

で、改めてプレイし直してみたが、やっぱ微妙。
早々に放り投げた過去の自分の行動もさもありなんと言う感じ。


基本は3D空間でガンダムを動かす、オーソドックスな3D系のゲームではあるんだが。
まずグラフィックは今見るとかなり微妙。
MSの造形はポリゴンで、まあそこそこ出来てはいるんだが、それでもやはり動きがかなり固い。
人物関係も絶望的。
演出も微妙で、どこかで「プラモが動いているよう」と誰かが言っていた気がするが、言い得て妙だと思う、
ほんとにプラモが動いてる感じで終わっている。

まあポリゴン3Dゲーって大抵そう見えちゃうけど。
ほんとはリアルな人形劇なんだけど、アニメのでたらめさが再現されない＝逆に不自然となってしまう。
その違いを理解せずに何でも3Dにしてしまったゲーム業界の悪癖が、もうこんな段階で全開になっていたんだなと今さらながらに思う。
その後も反省も修正もなく2D壊滅させたんだから、ほんとに……。


ゲームはルートチューブとバトルスフィアと言う二つのモードがある。
このルートチューブと言う言い回しは実にうまいと思う。
ルート通りのチューブの中を通る感覚、ようするに自動スクロールなんだけど。
勝手に動いていく背景の中で、やや後方から見た自機を動かして向かってくる敵を倒す、スターブレード（あれは完全に主観だったが）みたいなシステム。
これはわかりやすい。
ただカメラの動きが強制かつ先が読めずに気持ち悪いんで、苦手な人は3D酔いしやすそう。

逆にバトルスフィアのほうはネーミングセンスも出来も悪いなあ。
こちらは自分で動いた方向にスクロールして、ロックオンして攻撃と言うよくある普通のシステム。
ただレーダーが駄目なせいで全体の戦況がわからないし、爽快感に欠ける。


ゲーム中のムービーはアニメの場面を新規に描き直している。
かつてのそれより見栄えはするものの（今見ればそれも単なる4:3セル画だが）、しかし時間が短いので速すぎて忙しないし、言うほどセルの枚数も多くないんだよな。
止め絵の合間にちょっとアニメを見ているような感覚で、せっかくの新作もなんか微妙。
声優の演技も当時とはやっぱり違うし。
これはもうしょうがないんだが。

せっかくボーカルつきで「めぐりあい」と「ビギニング」がそのまま使用されているのに、ゲーム中頻繁にかかる（しかもぶつ切りになる事が多い）のでどうも有り難みが薄い。
もう少し決めるところでだけ使えばよかったのに。
まあ劇場版もそんな感じではあったが。いやここまでは酷くなかったと思うが。

本来めぐりあい宇宙には登場しないギャンが登場しているが、残念ながら担当声優が鬼籍で代役になっているのが残念。
と言うか登場の仕方からしてボリューム不足の穴埋めって感じだなあ。


結局ダイジェストとしてははしょりすぎで、未視聴の人間にはとてもじゃないがついていけないレベル。
そんな奴はまず買わないだろうとも思うが。
劇場版追体験気分でも、新作ムービーちょこっと見られる程度だしなあ。

なんとかかんとか低評価で進めて、適当にムービー見てクリアしたらもういいやと言う感じ。
まさに過去の自分が通ったルートと感想をもう一度味わった気分。
今回はサイドストーリーもやってみたが、最初の面で何度プレイしても大量の雑魚にやられ放題でリタイヤした。
ガンダム五号機とか何なんだよジムかと言う感じ。これがニュータイプ補正と言うことか。
本編に比べると急激に難易度上がりすぎなんだよなあ。

どうやら極めればかなり細かいテクニックがあるようだが、一々それを覚えようと言う気も起こらなかった。
そのほとんどが回避のテクニックで、所詮カウンター狙いのようだし。
高評価狙いなんて単なる退屈な作業で、わざわざやる気にもなれないし。
何しろ肝心のゲーム部分がへっぽこすぎ。

連邦VSジオンがいかによく出来ているか……ってところかな。
あれも個人的にはあまり好きなゲームでもないんだけど、MSの動きの再現度、MSシミュレータとしてはやはりあちらのほうが圧倒的に上だと思う。
ほんとに微妙なシューティングもどきと言う感じで、さすがにこれは厳しい。
ガンダムブランドを使って3Dゲームの練習台にされただけで終わった感じ。
惜しいなあ。


あ、またコウ・ウラキの声聞くの忘れてた。
いやもういいか。

あとこのゲームパッケージにダイジェストDVD同梱と書かれているけど、入ってない。
何故だろう。
中古でケースごとすり替えられていたのだろうか。
いやたまに中古屋で見かけて持ってみても、二枚組って感じでもないしな。
あるいは別枠だったのか、いやそれだと同梱じゃないしな。
これも謎として残りそう……別にいいけどね。