- 3 0%
- 2 0%
- 1 0%
| 評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
|---|---|---|---|
| デザイン |
4.70 | 4.36 | -位 |
| 操作性 |
4.59 | 4.12 | -位 |
| 音質 |
4.86 | 4.52 | -位 |
| パワー |
4.70 | 4.45 | -位 |
| 機能性 |
4.41 | 4.22 | -位 |
| 入出力端子 |
4.57 | 4.23 | -位 |
| サイズ |
3.97 | 4.29 | -位 |
- ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています
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2022年10月21日 08:59 [1635139-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 操作性 | 5 |
| 音質 | 5 |
| パワー | 4 |
| 機能性 | 5 |
| 入出力端子 | 5 |
| サイズ | 5 |
デザインはYAMAHAならではのシンプルモダンで好感持てます。
音について
マランツやDENONからの乗り換えだと地味な音と感じる。慣れてくる地味ではなく誇張がない音と気がつきます。
やや平面な鳴り方ですが、細部の表現や、響きについて噛み締めるように味わえます。
何よりボーカルが自然です。こういう声だっ
たんだ、と。
パイオニアとマランツの間のような、或いは、とても真面目な音、とも。
- レベル
- 中級者
参考になった6人
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2015年2月3日 21:31 [794492-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 操作性 | 無評価 |
| 音質 | 5 |
| パワー | 5 |
| 機能性 | 4 |
| 入出力端子 | 5 |
| サイズ | 3 |
機器構成:
PCまたはiPhone4S(カメラキット)→U-05→本機→MENTOR/M
U-05の音に惚れ込み、アンプの買い替えを決心。
マランツのPM5004を使用していました。エントリークラスですが、これはこれで綺麗な音を奏でてくれていました。ただ、U-05に繋いだヘッドホンHD 25 ALUMINIUMのキレの良い低音をスピーカーからも再現させたいという欲求を抑えきれず、アンプを物色。今更DAC内蔵買ってもなあ〜、とTEAC AX-501、パイオニア A-50、YAMAHA A-S700、もう少しお金貯めてPMA-1500RE、マランツ PM8005、Cambridge Audio Azur651Aあたりかなと思っていろいろ調べてみるとYAMAHA A-S700は生産が終了、在庫はあるようで、しかも3万円台!お小遣いの範囲でなんとかなりそうな額、しかも高校時代 YAMAHA A-500 と NS-10M(テンモニ)で青春を過ごした過去を持つ男、早速ポチりました。
【デザイン/サイズ】
デザインは悪くないのですがデカイですね、マランツPM-5004よりひとまわり大きい
ただ、重さは10Kg程度なので設置で困ることは少ないでしょう。
YAMAHA のロゴはいいですね、俺の青春。
【操作性】
ほとんど操作しませんがボリュームの操作感は悪くないです。
【音質】
初めて音を聴いた瞬間びっくりしました、マランツと全く違う...
たとえるならマランツは綺麗に化粧した若作りした女性
YAMAHA はすっぴんだけど本当に若い女性
マランツは女性のボーカルものは本当に綺麗に聴かせてくれてフワッと空間に浮かび上がる気持ちよさがあるが、A-S700はストレートに元気よく聴かせてくれる。
低音は明らかにA-S700の方が量感もキレもあり期待通りで安心しました。
全体的に線が細いというレビューも見ましたが線が細いという感じは全く受けません。
音量を下げてもこの低音が残りきちんと聴かせてくれるところが気に入りました。
高音は耳障りな場合もあるというレビューも見ましたが耳障りな高音ではないです、スピーカがMENTOR/M のせいもあると思います、MENTOR/Mは耳障りな高音がでないです(むしろ出せないというべきか(笑))綺麗な高音です。
おとなしかったMENTOR/Mが元気よくなりました、若返ったよう。
A-S700がU-05の音をストレートに増幅してくれているようです、アンプなのだからこれでよいと思います。
【パワー】
パワーありすぎです。
6畳の部屋なのでボリューム8時の位置ぐらいでも十分です。
【機能性】
シンプルに見えて音色をいじれる機能がちゃんとあります。
色付けがないので積極的にBASSやTREBLEをいじっても良いかもしれません。
ドンシャリが好きな人はLOUDNESSが良いようです。
高/低音を強調するのではなく中音を落とす機能で調整幅が広くなかなか面白い機能です。
私はCD入力端子にU-05を接続してCD DIRECT AMP で聴いています。
【入出力端子】
十分です。
【総評】
MENTOR/M との相性も非常に良いようで、MENTOR/Mでもこんなに低音だせるんだと喜んでいます。
この価格でこの音質が手に入れば文句ありません。
音量が小さくてもバランス良く聴かせてくれるところもうれしいですね。
お気に入りのDACやCDPなどがある方で純粋にその音を増幅したいという人にはむいているかも知れません。
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- プリメインアンプ
- 1件
- 3件
2014年7月30日 09:48 [741341-5]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 操作性 | 5 |
| 音質 | 5 |
| パワー | 5 |
| 機能性 | 5 |
| 入出力端子 | 5 |
| サイズ | 5 |
【デザイン】
素晴らしいデザインです。伝統的なヤマハらしさがあり
現代的でもあり、どこか日本的でさえありますが世界に
通用するデザインです。
パネルのヘアライン仕上げは他社と比べて上質、光沢は
上品で美しく、高級機のオーラを纏っています。
このアンプがあると部屋の雰囲気が良くなります。
【操作性】
ボリューム含め主要なノブがアルミの鋳造で出来ており
回し心地に高級感があります。回しトルクの重さや
滑らかさは高級機と全く同じレベルのものです。
【音質】
ヤマハの開発談義を読んだ方が、それに縋ってトレースするか
のようなレビューがありますね(失笑)
「音が硬い」とか「芯がある」とか「和田さん設計なので音が
ポップス向きでシャリシャリ」とか…それ全て嘘ですw
このアンプで音が硬いならデノンは数倍更に硬い音ということ
になります。芯があるというのも、そりゃどんなアンプも芯を
感じさせる音作りですよw ポップス向き? まさか…むしろ
クラシック、ジャズに最適のアンプです。引き締まった節度の
ある低音はデノンやマランツの同じ価格帯では得られない品位
ある低音です。低音の押し出しも結構強いですが、ブーミー
に響く類のものではなくヤマハ伝統の低音です。
特性自体フラットなので中音の響きはとても自然です。
アコースティックギターの余韻なども、とても上手く表現します。
その表現に強調感が皆無なのが素晴らしい。イコライジング臭さ
がありません。音が伸びた先に音場に溶け込んでいく感じが気持ち
良いです。
高音も音像自体はソフトな部類です。マランツの高音のように
エッジが切り立ったものではなく、解像度と音の広がりの
バランスのとれた太めの音像を持つ高音です。そして全体的
に爽快感を持った広がりのある音です。人工的な艶や厚みと
いったものはデノンやマランツに任せましょう。オーディオ店
で聴くとデノンやマランツは「華やかで特徴的」な音でとても
映えます。一方ヤマハはショップでは、どちらかと言えば地味な
響きに聴こえるかもしれませんね。
この高音の滑らかさ、爽快感、タイトで押し出しの強い低音は
A−S700にしか無いものだと思います。
特にクラシックピアノをこのアンプで聴くと…それ専用にしたくなります。
【パワー】
素晴らしい駆動力です。この価格帯のアンプではダントツでしょう。
【機能性】
コンティヌアスラウドネスが良い仕事します。
中音だけを可変させるように勘違いされる方が居ますが
全く違います。減衰させる音量に随伴して最適な特性に
調整されます。この加減が素晴らしく品位があります。
良識ある判断が設計の随所で成されているのを実感します。
30分無信号だと自動的にスタンバイになる機能(デノンのように)
が付いててほしかった!
【入出力端子】
十分な量です。
【サイズ】
まあ、こんなものですよね。
【総評】
これは隠れた名機です。色づけの濃いアンプが多い中、品位と節度があり
力もあるこういった機種はそうそう在りません。デノンだと音が暑苦しい
なあ…なんて感じる方に是非お薦めしたいです。
私は現在もデノンの2000SEと390REも使用しております。
しかし時折デノンの音がうざったく感じる事があります。それは濃い色づけ
と執拗なまでの全帯域での強烈な押し出し故にです。
どのジャンルも素晴らしい鳴りで、特に苦手なジャンルは無いと思います。
クラシックピアノを主に聴かれる方で、この価格帯が予算の方には一番に
お薦めしたいと思います。
視聴ソフト
@Stefano di Battista / trouble shootin'
AIzhar Elias / Rossini-Semiramide
BClaudio Arrau / Mozart,Beethoven
CDexter Gordon / Go
DMario del Monaco / Pagliacci
EJohn Coltrane / transition
FMario Venuti / Fortuna 他多数。
- レベル
- 中級者
参考になった19人(再レビュー後:18人)
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2014年7月14日 14:53 [736721-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 操作性 | 5 |
| 音質 | 5 |
| パワー | 5 |
| 機能性 | 5 |
| 入出力端子 | 5 |
| サイズ | 5 |
ラックスマンプリメインアンプL-505sからの入れ替えです、音の性格の差はあっても、質の差はないように思えますが。
タンノイSTIRRLIGを鳴らしています相性はばっちりといえるでしょう。
とてもいいアンプです。
デザインもとても気に入っています。
- レベル
- 中級者
参考になった8人
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2014年2月11日 00:22 [684014-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 操作性 | 4 |
| 音質 | 4 |
| パワー | 4 |
| 機能性 | 4 |
| 入出力端子 | 4 |
| サイズ | 3 |
数年ぶりに定価5万円以上のピュアオーディオ機器に復帰。
ダンピングファクター240、 コンティニュアスラウドネスなどの特徴的要素に惹かれ、更に売価4万台が決め手になり購入。1週間が経過したのでレビュー致します。
【デザイン】
悪くはないが、幾つか不満も。
フロントパネルはシルバーのヘアライン加工。ここは良いのだが、〈光沢〉がもう少し欲しい。そこが上質感が今一歩と思わせる所。サブシステムの約3万5千円程のミニコンポの方が遥かに高級感がある.笑(上質感でミニコンポに負けないで欲しい)
高さも、あと1.5cm程低ければ、もちょっとスタイリッシュな風情を演出出来たのに、と思う(ここも本当に惜しい)
後もう一つ。トーンコントロール類のつまみが、見ただけでプラスチッキー(価格を考えればこんなもんだろうか...)。せめて表面処理だけでも工夫して、なんとかごまかして欲しかった。
とまぁ、うるさい事色々言いましたが、当方デザインにはかなりうるさい方です。多くの方は、あまり不満は感じてない優秀なデザインなのかも知れません。
余談ですが、国産のプリメインアンプのデザイン、なんとかならないもんでしょうか。どいつもこいつも不細工な顔ばかり.笑。30年前からちっとも進化していません。
最近の製品では、ONKYOのA5-VLあたりは中々精悍な顔つきで悪くないとは思いますが、それでも〈イケメン〉または〈美形〉と呼べる域には残念ながら至っておりません。ことプリメインアンプのデザインに限って言いますと、この際潔く、外部の優秀なデザイナーに委託した方がいいと考えます。早く旧態依然とした世界から殻を破って欲しいと願います。
(理系の頭脳と芸術センスを司る頭脳は全くの分野違い。オーディオメーカーに美しいデザインを創造する事など、そもそも無理な話なのかも知れません。)
【操作性】
リモコンによる、電源のオンオフ・セレクター切り替え・音量調整は、本当に助かります。
個人的には、実用性を排除した音質最優先の機器は、〈大嫌い〉なので、有り難く思います。
〈徹底した高音質の追求の為、○○は省きました〉的なメーカーの説明を時々目にするが、「馬鹿たれ。音と機能性を両立してから商品化しろ!」と、個人的には思います。全く持って、〈甘ちゃん〉としか言いようがありません。
メーカーには、本当の意味での完璧主義思想を持って貰いたいと、オーディオ機器を見て常々思います。
【音質】
マイナスポイントもない事もないが、総合的には高音質といっていいと思う。
一聴して、まず高域に向かっての情報量の豊さと、最高域への伸長感が秀逸。表情豊かな音楽的表現、そしてクリアネスに寄与している。(反面、ソースによっては、耳がキンキン痛くなる事も...。当方トレブルをマイナス3db程絞って聴いています.笑)
ロック・ポップスの再生では、エネルギッシュとまでは行かずとも、〈生き生き〉〈溌剌〉としたノリの良さは持っていたので安心した。
低音域の評価ですが、バスドラなどの低音域は、〈押し出し強力〉とまではいかないが、弾力的にリズミックに弾ませてくれ、程良くタイトで、レスポンスの良さは十分に及第点をあげられる。一定水準の解像感も持ち合わせており(滲みが少ない)、中々上質ではなかろうか。
【パワー】
定格90+90w(8Ω)。価格に比して結構なハイパワーパワーアンプ積んでます。ダンピングファクター240は昨今ではかなり高い数値。制動力を求める場合、ダンピングファクターは50を越えると余り違いは判りにくいとよく言われるが、私の場合安心感を得る目的で選んだ所が大きい。
【機能性】
コンティニュアスラウンドネスは面白い。最大で30db中音域を落とせる。
このツマミを約20dbも落とせば、中音域が張り出す我がボーズ201Vも、完全なドンシャリサウンドに変貌する。
ダンスチューン再生の際、時々気分転換に遊んでみようかと思う。
あとトーンコントロールについて。
こちらの機種、
〈トーンコントロール特性
BASS
BOOST/Cut(20Hz) ±10db
ターンオーバー周波数 350Hz〉
とある。
一般的には変化量のカーブは、(最大で)0〜100Hzが10dbブーストで100Hzより上に行くに従ってなだらかに減退する仕様のものを多く見かけるが、このアンプの場合最大で20Hzが10dbアップで20Hzより上に行くにしたがって緩やかに減退する仕様のようです。(トーンコントロールのBASSを最大にした時、20Hzが10dbアップで100hz付近はおおよそ7.5dbのブースト量でしょか。メーカーからpdfを頂き確認しました。)
(私トーンコントロールでBASSをアップして常用していますが、本機を聴いて感じる低音域の見通しの良さは、もしかするとここに起因しているのでしょうか??あくまで推測ですが . . . )
トーンコントロールを使用する方は、着目すべき所です。低音の音質を予測する際の材料のひとつとなり得るデータでしょうから。
【入出力端子】
アナログ入力が5系統。もう一つ欲しい。
CD・チューナー・MD・カセット・TVを繋いでもう一杯。
今後USBオーディオを追加する際、どうしようかと思案中...
【総評】
幾つか不満点も書いたが、こと音質面においては納得出来る質感が得られ、総合的には満足しています。
様々なジャンルの音楽をそつなく鳴らしてくれるであろう、優良機では。
- レベル
- 中級者
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2012年7月19日 16:30 [520639-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 操作性 | 4 |
| 音質 | 5 |
| パワー | 5 |
| 機能性 | 3 |
| 入出力端子 | 3 |
| サイズ | 3 |
何年も前にオーディオからは引退、その後はコンパクトなコンポーネントで音楽鑑賞を楽しんでおりました。半年程前に、何故か?朝日木材加工社のラックを家具用途で購入したのを契機に(恰好いいデザインです)、無性にフルサイズのコンポーネントが欲しくなり、低予算でアンプ、プレーヤーを揃えることにしました。
CDプレーヤーはヤマハのS700を導入済みでしたので、これに合わせるアンプを国内メーカーの同価格帯の機器から選定した結果がこの機種でした。実は、一番気に入ったのはパイオニアのA−A6mk2だったのですが、なんせあのデザインですから、他の機器との調和も・・・で、次点のこの機器にしました。
結果的にヤマハのS700シリーズで揃ってしまいましたが(単一ブランドで揃えたのは初めてです)、@CDPとデザインも調和すること、A相性問題に悩むことなく、音質面でもメーカーのデザインしたサウンドを苦労せず手にすることが出来ることを考えれば、正解でしたね。私、もう現役でないですから・・・。
ちなみに、試聴の際に用いたディスクはこれです。
@ ジェフ・ベック/BLOW BY BLOW ・・・ギターの繊細な表現、ドラムサウンドのキレ味、打撃感
A ミニー・リパートン/PERFECT ANGEL・・・ボーカルの質感
B ジョニー、ルイス&チャー/FREE SPIRIT・・・臨場感
クラシックは?たまにホールに行きますが、自宅でクラシックを聴くことは殆どありません(各楽器が分離しすぎで違和感があるんですね)。反対にポピュラーミュージックの場合、生よりスタジオ音源の方が良い音ですね(悲)。
以下、使用しての感想です。
デザイン・・・日本メーカーの機器の中では一番好きです。幼少のころ実家ではヤマハだったので、その影響も多分にあります。ちなみに、スイッチ類はプラスティック製なので少し残念ですが。
端子・・・CDPを接続するだけですので問題なしです。プリアウト、メインインはありませんが、この価格帯の製品には不要と考えます(この潔さが〇です)。
操作性・・・CDPも同じシリーズなので、リモンコン一つで操作できるのは楽ですね。この価格帯のせいか分かりませんが、電源のオン/オフもリモコンで出来てしまいます。音質への影響?いえいえ、それよりも実用性の方が大事ですね、私的には。
音質・・・家庭で聴く分には十分な高音質ですし(S/N比など)、小音量に絞った時のボリュームの精度もよいです。音色に関してですが、このクセのなさが私的にはよいですね。反対に、アンプでコク、艶、低域の厚みを出そうと思っている方は他のメーカーとか(と言っても、最近はどれも似たよう音ですが・・・)、昔の機器をお求めになるのがよいかと思います。
当サイトのレビュー・クチコミ欄、その他ネットでのコメントなんぞは、ゴシップ誌程度の気持ちで読むものだと思っていましたが(書いている方ゴメンナサイ)、意外にも、真面目に参考にしている方もいるようで驚いています。この機器、いやヤマハ自体、価格では脚光を浴びていませんが、たまに書かれている情報を見ると、ヤマハのウェブサイトに掲載されている「HIFIコンポーネント開発ストーリー」の記事のうち、@若い女性が音決めをした、A硬めの音質に仕上がっているという記載が影響してか、「Jポップをシャンシャン鳴らす機器」「ヤマハ・ビューティーを踏襲していない」みたいな論調のインプレを目にしますね。例によって「私個人の感想」を免罪符にして。ちなみに、実際使用しての感想ですが(これも個人の感想なのであてにならないのですが)、しっかり「ヤマハ」の音です(笑)。音が硬いというのは外れてはいないように思いますが、あくまで、ヤマハの上位機種と比べれば、一聴するとそう感じるかなという程度で、家でじっくり聴くと、爽やか・溌剌・繊細な音で、芯がありながらもウォームなトーンかと感じます。特に、中高域は繊細で、綺麗なサウンドですね。Jポップだけを聴くのはもったいないです(笑)。
現役バリバリの頃でしたら、S2000の一手かなと思いますが(B&Wの800シリーズで試聴しましたが、素晴しかった!)、8畳程度のプライベート・ルームで聴くことを前提にすれば、S700で充分かなと感じます。負け惜しみもありますけどね。
機能面ですが、ラウドネスが搭載されているのも良いですね。中域を調整するというのが特徴で、夜間の小音量には重宝しております。ちなみに、トーン・コントロールは、(やせ我慢せず)バリバリ使用していますので、ダイレクト・モードの音質はコメント不能です(笑)。
あと、私、ギターをたしなみますが(エレキが中心)、かえってこの芯のある音の方が、ギター弾きとしては音楽を楽しめます。レスポールというよりは、フェンダー系の音が合いますね。
クセのないサウンドですし、気難しいスピーカーでなければ充分に駆動出来る電源部を持っていますので(ダンピング・ファクターも高いです)、スピーカーの選択肢も広くて良いでしょう。私、すっかりオカルトの呪縛・洗脳も解かれていますし、業界の大人の事情もあれこれ分かってきたので、今ではこのクラスで充分楽しめています。でも、S300に手を伸ばせないところを見ると、いまだ何らかの脅迫観念が残っているのかもしれません。
- レベル
- 初心者
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2011年8月4日 08:26 [429466-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 操作性 | 無評価 |
| 音質 | 5 |
| パワー | 5 |
| 機能性 | 5 |
| 入出力端子 | 5 |
| サイズ | 無評価 |
PIONEER A-6mk2、CEC AMP3800、CAV T-3等、色々迷ったが結局A-S700を購入するという結論に至った。10年以上前から抱いていたYAMAHA伝統リニアダンピング回路搭載アンプへの熱い想いをねじ伏せるほど、このクラスで他に魅力的なアンプが存在しなかったからだ。
【デザイン】
YAMAHAらしく且つモダンな感じ。無駄な古臭さやマニアックさがなくて、ガールフレンドが家に来る時に押入れに慌てて隠す必要もない。前面パネルやツマミ類は上位機と共通のアルミニウム製。シャーシはスチールで作られており、とても堅牢だ。更にサイドウッドがない分、上位機より格好良く見える。リモコンはお洒落だが、CD-S700をセットで買わないと殆ど役に立たない。
【操作性】
ツマミの触り心地にこだわりはないが、ボリュームダイヤルはモータードライブ方式のようだ。
【音質】
A-S700/300は和田さんの手によって硬質且つクリアな音になってしまったが、それはあくまで仕上がりの音で、その基本となる音は昔から大きくは変わっていないことに安心した。全体的にドライな音で、温度感がなく生ぬるかったり冷たかったりして聞こえない点、中低音のスケールが大きい点、音像定位が安定する点が気に入った。タンノイの高能率スピーカーで大地讃頌を聴いてみたくなる。
高音はアナログアンプらしく情報量の無限さを感じさせつつも、デジタルアンプのように出てくるが、もっともっとマイルドな方が良かった。トゥイーターの付いていないスピーカーで聞くと心地良さそうだ。低音が不足するという説もあるが、当方は大型トールボーイスピーカーなので特に感じてはいない。
iPodとの親和性やクリアさを求めるなら300、中低音の厚み、スケールの大きさ、音像定位の安定感まで求めるなら700がおすすめ。
【パワー】
十分すぎる。大音量再生は難聴のもとになるのでこんなにいらない。パワフルだが、アンプの特性的に高能率フルレンジスピーカーが似合うと思う。
【機能性】
CDダイレクトアンプとコンティニュアスラウンドネスが個性的。CD、PHONO入力をハイグレードなパーツで作った専用のバッファーアンプで増幅するため低ノイズだ。一番良い音で聞きたい機器をCD端子に繋いで、CDダイレクタンプとピュアダイレクトをONにして再生すると700の真の音が聴けるというわけだ。また、コンティニュアスラウンドネスは一般的なラウドネスと異なり、高音と低音を強調するのではなく、中音を減衰させる仕組みだ。この方が歪が少なく、調節もし易いだろう。感情的に特定の帯域を強調するとプラーシボ効果がはたらき、良い音になったと勘違いするからだ。
【入出力端子】
6入力もあれば十分。金メッキ塗装だけでなく、左右の音質差をなくすために紅白ではなく黒色塗装まで施してある。スピーカー出力はプラスチック製のネジだが、このクラスのアンプとして普通だろう。また、スピーカー出力に抵抗を通して電気信号を減衰させたものであると考えられるが、ヘッドホン、録音出力があるのは便利だ。電源も着脱式。AC出力は排除して欲しかった。しかし、下位機と異なり、サブウーファー出力やiPod入力が排除されている点は評価できる。Hi-Fiオーディオがそんなミニコンポみたく敷居の低いものであってはならないからだ。
【サイズ】
Micro-ATXサイズのタワーPCを横置きしたような感じだ。この大きさに惚れる。
【満足度】
YAMAHA伝統リニアダンピング回路搭載アンプに熱い想いがあるならば、A-S700はおすすめ。上位機のフローティング&バランス回路よりも歴史と信頼性があり、期待を裏切らないYAMAHAサウンドが出てくれる。コストパフォーマンスではA-S300に負けるが、700の方が完成度の高い音が出る。F1ドライバーに例えるなら前者がルイス・ハミルトン、後者がフェルナンド・アロンソという感じだ。
- レベル
- 初心者
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2009年5月6日 16:50 [217061-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 操作性 | 5 |
| 音質 | 5 |
| パワー | 5 |
| 機能性 | 5 |
| 入出力端子 | 5 |
| サイズ | 5 |
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