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2013年10月14日 10:48 [639684-1]
満足度 | 5 |
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操作性 | 5 |
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表現力 | 5 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 5 |
ソフトフォーカスフィルタとの違いは、各種収差も出ることです。 |
屋外ではNDフィルタがないと絞りを開けないので注意 |
さりげない写真が不思議な雰囲気に |
絞りを開いてピントを合わせて撮るだけで、夢の世界が撮れます |
2006年シリアル400001〜からコーティングが良くなっているらしいです。 |
ほかのレンズでは撮れない写真が簡単に撮れます |
7枚羽根だったAiレンズの発売は1978年。
途中Ai-sになり9枚羽根になって現在に至ります。
その歴史の長さだけでも凄いものですが、
作られ続けている理由はその描写の特殊性にあります。
【操作性】
絞りとピント合わせだけです。
ピントリングは、回転角も感触もちょうどよくて、いい感じです。
MFレンズでピント面はカミソリですが、
結局はライブビュー拡大でピント合わせすることになると思います。
ピント合わせに手間がかかりますが、フィルムカメラで使う場合に比べたら
とても難易度がさがりますので、デジタルでの使用がお勧めです。
【表現力】
f1.2やf1.4では、いまどきのレンズでは考えられないような
夢の世界のような画が出ます。
特にコマ収差と色収差の複合による表現がおもしろく、
なんでもf1.2で撮りたくなります。
f1.2の作例を6枚貼っておきますのでご参考まで。
このレンズの価値は開放F値が小さいことによって
ボケることだけでなく、この表現にあります。
もしAF-Sでリニューアルされたとしても、
この表現を得ることは叶わないのではと思います。
※しかし、買ってマウント周辺を観察するとわかるのですが、
後玉が大きすぎて、電子接点が入る幅がないように見えます。
AF-D版がない理由は、ここにあるように思います。
なお、f2.8に絞ると、普通の表現に近づき、
f4〜で今時のレンズと変わりない表現に追いつきます。
Ai-s 50/f1.4と比べると、絞り込むと、
同じ絞り値ではよりシャープに写るらしいです。
【携帯性】
体積が小さいわりに、360gあるので重い印象がありますが、
それでも、フルサイズ対応でf値を考えたら素晴らしい携帯性です。
【機能性】
現在のデジタルボディとの組み合わせでは、
ライブビュー中に、絞りリングで各絞り値での表現を
リアルタイムに確認できます。
(D600でもAi-sレンズはリアルタイムで絞りが変わります)
強烈なクセ玉と言われるレンズですが、撮る前に確認できてしまうので、
ある程度制御可能、ということになります。
【総評】
シャープで、収差がなくて、ボケが素直なレンズが良いレンズ、
という価値観の方には、箸にも棒にも掛からないレンズですが、
その向こう側を求めて、沼を彷徨っている方には、
オススメしたいレンズです。
なお製品写真からは、いまいち分からないのですが、
「みためがカッコイイ」レンズでもあります。
鏡胴のなかはガラスが一杯に詰まっていて、
ピントリングがちょっと太くなってグラマラス。
文字刻印は、アナログで古臭いデザインなのが逆に新鮮です。
ツアイスやコシナと違い、かっこ良く作ろうとして
かっこ良くなったのではない、
機能美を満たしたら自然とこういうデザインになった、
という天性的なかっこ良さが素晴らしいのです。
f値と、表現と、鏡胴デザインと、それら総括して考えて、
いま現在の価格は、バーゲンプライスだと思います。
これツアイス銘だったら、20万くらい付いてもおかしくないですから。
中古待ちをしてたんですが、ほとんど出てこないですね。
結局、新品で買いました。
- レベル
- ハイアマチュア
- 主な被写体
- 風景
- 夜景
参考になった14人
「Ai Nikkor 50mm f/1.2S」の新着レビュー
レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
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2021年3月27日 20:42 |
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2020年12月22日 16:11 |
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2020年11月7日 20:14 |
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2019年4月13日 23:46 |
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2018年3月16日 12:10 |
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2018年1月18日 23:31 |
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2017年11月17日 02:00 |
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2016年12月27日 01:06 |
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2016年7月24日 16:55 |
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2016年6月12日 09:55 |
レンズ
(最近10年以内の発売・登録)






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