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2016年11月16日 18:34 [977325-1]
満足度 | 4 |
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操作性 | 4 |
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表現力 | 5 |
携帯性 | 4 |
機能性 | 4 |
写真1:失敗したレンズテストパターン(これでは全く差がつかない) |
写真2:花札占いでは、今年(2016年)のスーパームーンは雨(11月)でお流れ? |
写真3:京都鉄道博物館にて(今や500系新幹線は子供の遊び相手?) |
写真4:京都鉄道博物館にて("Am I GOD's CHILD?") |
写真5:見渡せば すすきの穂揺れる 岩湧山 |
写真6:高尾山 ハルカス見える 秋の夕暮れ |
1987年発売開始のEOSシリーズの中では、13番目に発売された古参レンズ
実は最近までカタログにも掲載されており、存在こそ地味ではあったが、
1987年12月の発売開始以来、約28年もの間、
販売され続けたロングセラーの標準マクロレンズである
この価格.comのコーナーでも、2015年まで新品価格が掲載されていた
自身は1995〜96年辺りに新品(約3万円)で購入し、
「フィルム一眼レフである、EOS-1のマクロ兼標準レンズ」
として、永く使用してきた
実際、最近のカメラシステムに触れるまでの約20年間、
今までのフィルムカメラでの実践感覚だけを頼りに、このレンズを使ってきた
それによると、特に大きな長所も欠点もなく、
「実用上、便利な普通の標準レンズ」
との評価であった
それを最近のデジタル一眼カメラ(主としてEOS 5Ds)を使い、
新レンズ等と共に同じ基準をもって、
撮影、テスト評価をしてみた
当然ここでの評価基準は、他のレンズに準じます
【操作性】3.2
・『今は昔』の感がある、
「ジーコレンズ」
と揶揄されたAF(AFD*)の動作音は非常に甲高い
・AFレスポンスはEF50mm F1.8 STM(以下、50STM)とほぼ同等で、
精度は比較的良く、独特の甲高い動作音さえ気にならなければ、
今でも特別に問題はない
・AF動作時にフィルター部が回転しないため、
PLフィルター等も使いやすい
・但し、AF⇔MFレバーがちょっと沈み込んでいて、
切り替え時にはちょっとした馴れが必要
・AF後のMFでの微調整が、AF⇔MFレバーを操作しないと出来ない
*:AFD(Arc-Form Drive)の略
円弧型の変形ブラシレスモーターの事で、
USM(Ultrasonic Motor=超音波モーター)と同様、
初期EFレンズの駆動AFモーターの主流方式であった
【表現力】4.4
解像度:
絞り値がF4〜8までなら、
デジタル5000万画素にも対応出来る高い解像力(基本光学性能)を有している
但し、
・COSINAの100mmにはかなわない
・50 STMと較べると、全同一F値で解像度が若干劣る
−しかし50 STMとの違いは、同一被写体を5000万画素で撮影した後の等倍観察で、
辛うじて判別出来る程度の差でしかない
色収差:
フィルムカメラから今に続く、EOSシリーズの初期に開発されたレンズとしては、
よく抑えられていると思います(50 STMと傾向が似ており、全く遜色なし)
ボケ味:
50 STMと較べ、ボケがソフト
−50 STMやEF40mm F2.8 STM(以下、40 STM)よりも、
「こちらのレンズの模写の方が好み!」
という人は必ず居ると思います
【携帯性】4.0
50 STMや40 STMと比較すると悪いし、F値も2.5とちょっと暗いが、
「マクロレンズ」
としては、発売当時から『携帯性は優秀』という評価だった
しかし、等倍撮影をしようとするのなら、別売りの
「ライフコンバーターEF」
が必要となり、かえって携帯性が台無しになるため、この辺りか・・・
【機能性】3.4
長所・短所も前述から、
・1/2倍とはいえ、マクロレンズである割にはコンパクトで軽い
・AF音が非常に甲高い
・AFとMFの切り替えに独特の馴れが必要
以外にも実は、やはりAF関係で問題があり、
・開放F値2.5のくせに、カメラ側のF2.8のAF測距点が使えない
(F4〜5.6のAF測距点になってしまう)
という問題もある
【満足度】4.0(評価基準のレンズ)
21世紀に入った頃、満足度はもう少し点は高かったが、
EOSシリーズ発売開始後、約30年にも渡る、
「カメラとレンズの技術進歩」
がある意味、その評価を下げた
特に、ズームレンズの基本光学性能とAF操作性での進歩は本当に目覚ましいものがある
結論としては、
元々がハーフ(1/2倍)マクロレンズでもあり、解像力で若干の不満があるため、
「マクロレンズとしては、優秀かどうか?」
は意見が分かれると思うが、
「普段は標準レンズとして使用し、たまにマクロレンズとして使う」
という使い方ならボケ味の良さも含め、そこそこ優秀なレンズとも言えるが、
・近接距離が35cmまで寄れ、基本光学性能もそこそこ高く、
動作音もかなり静かで、非常にコンパクトで安価な50 STMの登場
・マクロレンズとしては、100mmに色々な意味で非常に優秀な
「EF100mm F2.8L マクロ IS USM(以下、100Lマクロ)」
がある事
等で、
「キヤノン社のレンズラインナップの構成上、もはやその歴史的役目を終えた」
と言えるレンズなのかも知れない
もし、このレンズに次世代のものを開発されるのなら、
1.AF音は静かに
2.100Lマクロ同様、F2.8のAF測距点が使える
3.出来れば今のサイズで、等倍撮影が可能
4.レンズの基本性能は全てにおいて、50 STMを超える
5.価格は100Lマクロの半額程度
には、まとめて欲しいものです
因みに投稿画像の写真は基本的にはRAW→JPEG変換により、
5060万画素で出力したものですが、写真3と5のデータは、
RAW→JPEG→JPEGと2段階圧縮をかけ、
価格.comにアップロード出来るサイズにしたものです
例:写真5の場合、
RAW:72.5→JPEG:52.6→JPEG:23.8[MB]にデータ圧縮
- 比較製品
- CANON > EF50mm F1.8 STM
- CANON > EF40mm F2.8 STM
- コシナ > 100mm F3.5 Macro AF
- レベル
- アマチュア
- 主な被写体
- 人物
- 風景
- 子供・動物
- 夜景
- 室内
- スポーツ
- その他
参考になった8人
「EF50mm F2.5 コンパクトマクロ」の新着レビュー
レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
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2022年4月5日 23:05 |
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2021年5月18日 21:01 |
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2018年4月10日 19:40 |
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2018年1月16日 14:34 |
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2017年2月23日 20:38 |
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2017年1月29日 10:31 |
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2016年11月16日 18:34 |
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2016年9月17日 16:22 |
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2015年10月18日 22:37 |
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2015年5月14日 08:46 |
レンズ
(最近10年以内の発売・登録)






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