WinFast PX8800 GT GTB (PCIExp 512MB) レビュー・評価

満足度：5.00

（カテゴリ平均：4.46）

満足度ランキング—位

集計対象1件 / 総投稿数1件

1. 5 100%
2. 4 0%
3. 3 0%
4. 2 0%
5. 1 0%

評価項目	投票平均	カテゴリ平均	項目別ランキング
安定性 安定して動作するか	5.00	4.58	-位
画質 画質のよさ	5.00	4.59	-位
機能性 機能の豊富さ	3.00	4.24	-位
処理速度 処理速度の速さ	4.00	4.38	-位
静音性 動作音は静かか	3.00	4.30	-位
付属ソフト 付属ソフトの質と量は適切か	4.00	3.59	-位

• ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
• ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています

[kirikax]

2008年1月12日 22:52 [113213-1]

満足度	5

安定性	5
画質	5
機能性	3
処理速度	4
静音性	3
付属ソフト	4

WinFast PX8800 GT GTB (PCIExp 512MB)のレビュー

どうしてもLEADTEK製のボードが欲しくて、リファレンスより少し大きいZALMANファンが付いた1スロットモデルのGTBを購入しました。ZLはなぜか日本では台数限定となっているので、ZLよりパフォーマンスが少し上のGTBを選びました。（ZLはまだどこも入荷の予定が立たないようでしたし）

まず、ハードウエアの作りはとても良く、非常に安定しており、発熱も室温20℃でアイドル時48℃前後、3DMark05を走らせた直後でも52℃程度で、ほとんど熱くなりません。ただし、ファンはかなりうるさいです。後で笊化する予定でいますが。

動作は非常に安定しており、おかしな挙動や画像の異常などは全く見られません。3DMark05は初期設定のままで、全テストを選択して行いましたがScoreは18700位です。（ASUS P5B、Core2Duo E6750＠3.0GHzにて計測）

問題は付属のドライバCDです。LEADTEK製品はどれも同じインストールCDが付いているようで、一応ドライバのインストールは出来ますが、インストール中の挙動が不審で、しかもインストールされるドライバのバージョンが古いです。

WinFox2も付いていますが、これはWinFox自体をアップデートしても、ボードのBIOSの読み出しすら出来ません。ASKに問い合わせしたところ、CDに入っているWinFox2はこのボードには使えないのだそうです。LEADTEK本家サイトでも見つからないのですが、WinFoxで検索をするとβ版のものが出てきます。それをインストールして下さいとのことでした。

しかし、BIOS更新が必要なのは最初期モデルのPX8800GTだけで、他のボードにはBIOS更新はないので、WinFox2を入れる必要は全くありません。ドライバ・アプリは付属CDからインストールせずに、nVIDIAからForceWareの最新ドライバを落として、そちらをインストールすることをお勧めします。また、今後BIOS更新があった場合でも、DOS起動ディスクでNVFLASHを使用してBIOS更新する方が良いでしょう。GT以降のモデルの新BIOSはありませんので、今後も出ないと思いますが。とにかく付属インストールCDは使ってはいけません。

付属ソフトに4点を入れたのは、PowerDVD7とNeverWinterNights2が付属していたからです。ドライバインストールCDは評価の対象に入れていません。

日本ではPX8800GT ZLは1000台限定ですが、海外では普通に販売されています。また、日本のLEADTEKサイトを見ると、GTBは「NEW」となっていますが、メーカー側サイトを見る限りではすでに生産終了モデルなのではないかと思われます。現行品は PX8800GT TDHと、GT ZL、GT TDH Extremeになっています。最も高速にチューンされているTDH Extremeが1スロット仕様なのはちょっと変な気がしますが。

同じLEADTEKのPX7900GS TDH Extremeからの乗り換えですが、さすがに速いです。PX7900GSの方はファンレスか？と思うほど静かだったので、気になるのはやはり音ですね。爆音ではありませんが、静かとは言えません。ただし、ボードを触ってアッチッチなどということはありません。CPUの方が熱いです。

ハードの作りがしっかりしているので、買って良かったと思います。ただ、どうせ笊化するのなら、PX8800 GT TDH Extremeを買ったほうが良かったかなぁとも思いますが、早く欲しくてこちらを買ってしまいました。