よく投稿するカテゴリ
2013年7月14日 14:24 [610542-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| 安定性 | 4 |
|---|---|
| 互換性 | 3 |
| 拡張性 | 4 |
| 機能性 | 5 |
| 設定項目 | 4 |
| 付属ソフト | 4 |
![]() |
||
|---|---|---|
P45-8D Memory Lovers |
P45 Platinumを使用していましたが、DDR3を使ってみたくなりました。とは言え、当時はDDR2しか持っていなかったのと、お金がなくDDR3を買うことが出来なかったため、先にマザーで両対応出来るものとして考えていました。
しかも私の環境ではサウンドカードがONKYO SE-200PCIと言うこともあって、どうしてもPCIが必要でした。
なので、DDR2/DDR3両対応でかつPCIが使えるマザーボードとなれば、これがぴったりきました。
アンダークロックは行っていますが、オーバークロックはほぼ試していません。ご了承願います。
【安定性】
悪くないと思いましたが、気になったのはDDR3を導入したとき。どういうわけか、DDR3を導入してもメモリの電圧が問答無用で1.9Vになっていました。MSI Dual-Core Centerでユーザー側から強制的に1.5Vに設定しましたが、それに気づくのが遅れ、UMAXのヒートシンク付き2GB(Cetus TCDDR3-6GB-1600OC)3枚のうち2枚が熱で逝っちゃいました。
DDR3にしてもDDR2並の電圧で動こうとするので、ユーザー側で設定してあげなければなりません。
オーバークロックは電圧を一切上げたりしませんでしたので、ベースクロックを5%上げるのが精一杯でした。10%のベースクロックアップでもOSは起ち上がりましたが、常用しようとすると温度は問題なくてもBSODになります。
電圧は基本的に定格より低めにしていました。具体的にはVcoreをオフセットで-0.1V強に設定していました。すると、安定性は全く問題になりませんし、フルロードにしなければリテールクーラー+Core2Quad Q9650でもCPU温度が常に30℃台をキープしてくれました。
【互換性】
DDR2/DDR3両対応であることはとても便利なのですが、その分メモリとの相性が厳しかった。DDR2はP45 Platinumで使用していたものをそのまま流用しても全く問題なく使えたものの、途中からDDR3に変更しようとしたらOS起ち上がりはするけど、メモリの定格クロックに達しない。
そんなこんなで実はDDR3として最初に使っていた「Cetus TCDDR3-6GB-1600OC」は全く問題なく使えて今ものの、先に書いたとおり1枚が逝っちゃいまして、それで新たに2GBを2枚用意しようと「Cetus DCDDR3-4GB-1600OC」を購入してみたところ、「Cetus TCDDR3-6GB-1600OC」との相性が悪いらしく、起ち上がりませんでした。しかし、どちらか片方ずつなら正常に動作しました。何故に!?
そして、何回か別のメモリで挑戦しましたが、CFDの「W3U1600HQ-2G」でやっと安定性を持ってくれました。
不思議ですね。「Cetus TCDDR3-6GB-1600OC」2枚と「Cetus DCDDR3-4GB-1600OC」2枚はNGなのに、「Cetus TCDDR3-6GB-1600OC」2枚と「W3U1600HQ-2G」2枚がOKなんて・・・
なお、私はツクモで相性保証付きでメモリを購入しました。この手のマザーボードの場合、メモリの相性保証は絶対必須です。
【拡張性】
ごく普通のATX規格なので、基本的に不足を感じさせるものではないと思います。個人的には、FDやP-ATAのサポートがされていることをありがたく思いました。BIOSアップデートにはFDを使っていたので、昔の枯れ物なんて思わず、使える物は使っちゃっていいと思います。
PCI-Express 1Xは1本しかありません。が、2スロット占有してしまうグラフィックカードを取り付けたら、たった1本しかないPCI-Express 1Xがふさがれて使えなくなります。私の環境ではPCI-Express 1Xを一切使っていなかったのでむしろ問題ありませんでしたが、人によっては不便に感じられるでしょう。
S-ATAは8本もあり、最大5本まで使わせてもらいました。余裕があっていいですね!
【機能性】
DDR2/DDR3両対応であると言うことが何よりの付加価値です。また、『Core i』世代になってからMSIではVcoreをオフセットでマイナス側へセット出来なくなりました。なので、その前に当たるこのマザーボードでは、Vcoreをオフセットにして低電圧で低温CPU+静音を存分に楽しめます!!
また、プリンタポートは地味に使えました。
SATAは全部で8本ですが、6本と2本で2系統に分かれています。片方はRAIDで片方はAHCIなんて設定も出来、結構便利です。
【設定項目】
ちゃんと相性ばっちりのメモリさえ選べば、1.5VのままDDR3-1600を設定出来ます。まあ、何故かDDR3だと8GBまでの上限付きなのは不満ですが・・・。
なお、DDR2の場合もメモリとの相性が良ければDDR2-1066で動かすことが出来ます。DDR2なら「TX1066QLU-4GK」がおすすめです。
オーバークロックやアンダークロック、電圧変更はBIOSで行わず、MSI Dual-Core Centerで設定すればOS上で管理することが出来ます。ケースファンの回転数も変更出来ますが、こちらはBIOSで行います。
【付属ソフト】
ドライバーの他、MSI Dual-Core Centerは非常に使えます!Live Update 5は便利と言えば便利なのですが、私は使っていません。他は・・・使ったことがありません。
【総評】
まず、頭の方で書いたとおり、DDR3を使用する場合はきっちり電圧を設定してあげてください。デフォルトではDDR2の電圧で駆動しようとするためメモリを壊してしまいかねません。
また、メモリとの相性は結構シビアです。相性保証をしてくれるショップでメモリを購入することを強くオススメします。
それから、言うまでもないかもしれませんが、DDR2/DDR3両対応とは言っても、同時に使うことは出来ません。
しかし、注意するところさえ注意すれば、あとはFDやP-ATAにパラレルポートと言った古き良き物を使えたり、メモリのOCも普通に出来たりと、広く使える優れたマザーボードです。
最後に、『メモリとの相性が結構シビアです』と書きましたが、これはマザーボードのメモリの相性ではなく、メモリ同士での相性がシビアという意味です。もちろん、マザーボードは無関係じゃありませんが、少なくともマザーボードとメモリは広くいろんな物が使え、「Memory Lovers」という名前は伊達じゃないことを教えてくれました。
メモリの相性を気にされるとしたら、DDR2・DDR3どちらにせよ最初から4枚購入が良いでしょうね。
参考になった2人
このレビューは参考になりましたか?![]()
よく投稿するカテゴリ
2009年8月26日 01:29 [247405-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 安定性 | 5 |
|---|---|
| 互換性 | 5 |
| 拡張性 | 5 |
| 機能性 | 5 |
| 設定項目 | 5 |
| 付属ソフト | 5 |
P31NEO-Fからの交換ですが、全く問題無しに高速化。静かで安定性、互換性抜群です。
参考になった1人
このレビューは参考になりましたか?![]()
マザーボード
(最近3年以内の発売・登録)
新着ピックアップリスト
-
【Myコレクション】pc
-
【Myコレクション】メインアップグレード最終稿
-
【Myコレクション】自作パソコン
-
【Myコレクション】SUBPC 2025 WHITE
-
【欲しいものリスト】a
(マザーボード)
- コミュニティ規定の内容をご確認の上、ご利用ください
- 評価は投票された方の主観による目安であり、絶対的な評価を保証するものではありません
- 点数はリアルタイム更新です
- ユーザーレビューの使い方、よくある質問 FAQもご参照ください
価格.comマガジン
注目トピックス










