『ハイエンドPJに迫る実力派PJ』 SONY VPL-HW10 Saiahkuさんのレビュー・評価

[Saiahku]

2014年1月31日 20:41 [680887-1]

満足度	5

デザイン	5
発色・明るさ	5
シャープさ	5
調整機能	4
静音性	5
サイズ	3

ハイエンドPJに迫る実力派PJ

Yahoo!オークションにて、展示品落ち美品を購入後、3ヶ月ほど使用してのレビューとなります。
主に10畳ほど自室にて、アニメと映画鑑賞に使用しております。

出力機器は自作PCからのHDMIで接続。
グラフィックボードはRADEON HD 7770を使用しております。

【デザイン】
前部のデザインなど多少異なるものの、VPL-VW60など上位機種とさほど変わらぬデザインです。
遠目から見るとPS3に見えるのは私だけだろうか。

【発色・明るさ】
SXRDらしい鮮やかな画質でアニメ鑑賞にはうってつけです。
他社のエントリーPJでは一線を画します。
明るさも十分で、暗室を用意できなくても十分に使えます。
ただし、あくまで画質重視のため他社の会議用PJほどの明るさはないです。できれば、暗室の方が好ましいです。

【シャープさ】
デフォルトでは若干シャープさに欠けるため調整が必須ですが、細かくいじれるので、自分の好みに仕上げられます。


【調整機能】
こちらはVW60と異なり電動フォーカスがカットされています。一度設置すればさほど問題ありませんが、天井に釣ろうと考えている方は要注意です。
また、レンズカバーをつけると、フォーカスがずれるのがかなりのマイナスです。
埃にはご注意を。


【静音性】
静音性はかなり優秀です。見た目はPS3の初代に似ていますが、当然初代よりも断然静かです。
動画鑑賞時にうるさいと思ったことはありませんでした。


【サイズ】
重さは10kgとそれなりにあり、サイズも大きく、天井に釣ろうと考えている方は腰にご注意を。


【総評】
発売から5年ほど経過しておりますが、未だに他社のエントリー機にはない発色の良さ、応答速度があります。
この応答速度になれてしまうと。液晶テレビなどでは、残像が気になり、鑑賞に集中できません(^_^;)
また、上流にも敏感で、オンボードグラフィックでは画質的に粗が出てしまい、満足のいける結果になりません。
特に、上流をおごると立体感が出てくる印象です。
この機種を導入される方は、上流の方もおごられることをおすすめ致します。

主な用途

自宅