
よく投稿するカテゴリ
2022年10月6日 18:41 [1009070-2]
満足度 | 3 |
---|
デザイン | 3 |
---|---|
画質 | 4 |
操作性 | 5 |
バッテリー | 3 |
携帯性 | 3 |
機能性 | 5 |
液晶 | 2 |
ホールド感 | 5 |
新旧1200万画素機 |
EOS5D |
α7sV |
EOS5D |
α7sV |
1.購入動機
当時酷使したEOS10Dがボロボロになり代替機を検討していた所、本機が発表されました。アマチュアにも手の届くフルサイズ機が近いうちに出るだろうと予測し、EF−Sレンズや社外品APS−C専用レンズに出来るだけ手を出さなかったのは正解でした。それでも当時37万8千円もしました。
2.デザイン(3)
可もなく不可も無い10Dと共通したデザイン。
3.画質(4)
当時かなり満足していました、当時の機械として高感度耐性は良かったと思います。スポーツ撮りでシャッター速度を上げるのに平気でISO感度を1000以上の数値に設定していましたが、色ノイズは気になりませんでした。同じ事をサブとして追加した30Dに対して行うとダメでした。
4.操作性(5)
EOS10Dと共通の操作性でそのまま移行できました。
5.電池(3)
電池の持ちは悪く有りません。10D等と電池、充電器が共用な点も大変良いです。ただ電池の端子にカバーは付属していますが、端子は剥き出しです。後継機では改善された様です。
6.携帯性(3)
EOS10Dと大差無い大きさです。
7.機能性(5)
連写は遅く、当時「こんノロマ!」と罵りながら(と言うより諦めて単写で)10Dや5Dでスポーツ撮りをしていましたが、AFは良く合いました。
8.液晶(2)
構図の確認用程度。今の機械でもそうですがピントの確認はPCに通してからでないと正確には分からないので、ボタン類を犠牲にする背面表示パネルの大型化、壊しそうで不安な蝶番付き液晶には反対です。
9.ホールド感(5)
とても良いです。
10.トラブル
購入後、これと言ったトラブルは無かったのですが、保証期限をあと2週間後程度に控えた撮影現場で、どのボタン、どのダイアルでもスイッチ類を操作するとシャッターが切れてしまう(しかし写らない)トラブルが発生し、電池を外しての電源リセットでも復帰しませんでした。
SCに送り基板交換されて帰ってきたのですが、全く症状は改善されず、購入した量販店に相談したところ、その場に居合わせた、本社営業部員らしき方に交渉して頂き、本体新品交換となりました。
個人的な感想としては電源回り、ウォッチドグタイマーの類のトラブルではないかと思っています。
11.その他
当時、この機械で撮影した写真をCD−Rに焼いてデータで差し上げると「データが大きすぎる」「パソコンがパンクする」と苦情の嵐でした。そこで私は1000万画素も要らないだろうと考え、またAF性能、連写性能を考え、EOS1DmkVが出る事を予測しつつ、800万画素のAPS−H機、EOS1DmkUNをあえて購入しましたが、それが大正解で800万画素のこの機種はつい最近までメイン機でした。
紙の雑誌やネットでは800万画素で十二分なのです。
一方この初代5Dは次第に使わなくなり、メイン機、サブ機とも1D系に移行したので、後継機も買いませんでしたが、最近、今の機械と比べて画質的には大きな差が無い事を認識しました。同じ1200万画素のソニーα7sVとの比較作例をご参照下さい。
如何にキヤノンのデジカメが早熟だったと。
12.総評、満足度(3)
他社より早くアマチュアに手の届くフルサイズ機を発売したという点は評価できると思います。
また本機は私の場合は撮影現場からは遠ざかりましたが、画質を考える上での私の個人的な「リファレンス機」として重要でした。
13.フルサイズ機考察
フルサイズ機というのは本来、フイルム時代のレンズが(建前上は)そのまま使える、フイルム機との互換、代替機というのが本筋だと思います。
フイルム時代からのレンズを沢山お持ちの方、135フイルムの画角が感覚として染みついて居られるベテラン諸兄諸姉には必須で、そうした方々には既に行き渡りました。
そして私達アマチュアに「フルサイズ機を買ったら上級者の仲間入り」という「自惚れた勘違い」をする方が宣伝により作り出され、メーカー各社はそうした方々を持ち上げ、「フルサイズ=高性能」とセールストークし、消費者を煽っている様に感じます。
根本的な欠点を未だ残したまま、技術の進歩の一部が市場の必要性を超えてしまい、そうやって売るしかないのかも知れません。
単純に「数字が大きい方が凄い」というのは、「実際には写真を撮らないスぺオタさん」に受けるのです。
また行き過ぎた高画素化はデータハンドリングも含め実用とかけ離れて来ているように感じます。
私はフルサイズ機を全否定する立場にはありませんが、フルサイズ機が欲しい方はそれが本当にご自身に必要なのか、ご一考される事をお勧めします。
・フルサイズ機でないと撮れない写真が有るのか?
・ミラーレス機でないと、或いは一眼レフでないと撮れない写真があるのか?
メーカーには一眼レフの製造技術を先に失ってしまった社もあり、各社はコストカット圧力によりカメラのミラーレス化を推進し、現在はミラーレス機が主流の様相を呈していますが、その道の専門家を目指される方はフルサイズのデジタル一眼レフを1台はお持ちになり、それを経験される事は無駄にならないと思います。
14.ご参考
ミラーレスの成因と将来
α9
https://review.kakaku.com/review/K0000960774/ReviewCD=1037378/#1037378
残された根本的欠点
EOSR
https://review.kakaku.com/review/K0001086545/ReviewCD=1169951/#1169951
α7sV
https://review.kakaku.com/review/K0001276079/ReviewCD=1400658/#1400658
フルサイズは必要か?
G9
https://review.kakaku.com/review/K0001014251/#1213013
α6300
https://review.kakaku.com/review/K0000857118/#1166489
スマホで十分か?
https://review.kakaku.com/review/K0001251016/ReviewCD=1619694/#1619694
作例
ボディ:EOS5D、α7sV
レンズ:EF28−135IS USM共通
RAW現像:シルキーピックス
マウントアダプタ:メタボーンズ
- レベル
- アマチュア
- 主な被写体
- スポーツ
参考になった16人(再レビュー後:7人)
2017年3月5日 16:32 [1009070-1]
満足度 | 3 |
---|
デザイン | 3 |
---|---|
画質 | 4 |
操作性 | 5 |
バッテリー | 3 |
携帯性 | 3 |
機能性 | 5 |
液晶 | 2 |
ホールド感 | 5 |
5D |
5D |
5D |
α7U |
α7U |
α7U |
1.購入動機
当時酷使したEOS10Dがボロボロになり代替機を検討していた所、本機が発表されました。(万一に備えてのバックアップとして特価品の初代キスデジを先に購入)アマチュアにも手の届くフルサイズ機が近いうちに出るだろうと予測し、EF−Sレンズや社外品APS−C専用レンズに出来るだけ手を出さなかったのは正解でした。それでも当時37万8千円もしました。
2.デザイン(3)
可もなく不可も無い10Dと共通したデザイン。
3.画質(4)
当時かなり満足していました、当時の機械として高感度耐性は良かったと思います。スポーツ撮りでシャッター速度を上げるのに平気でISO感度を1000以上の数値に設定していましたが、色ノイズは気になりませんでした。同じ事をサブとして追加していた30Dに対して行うとダメでした。
4.操作性(5)
EOS10Dと共通の操作性でそのまま移行できました。
5.電池(3)
電池の持ちは悪く有りません。10D等と電池、充電器が共用できるのも大変良いです。ただ電池の端子にカバーは付属していますが、端子は剥き出しです。後継機では改善された様です。
6.携帯性(3)
EOS10Dと大差無い大きさです。
7.機能性(5)
連写は遅く、当時「こんノロマ!」と罵りながら(と言うより諦めて単写で)10Dや5Dでスポーツ撮りをしていましたが、AFは良く合いました。
8.液晶(2)
当時の機械ではこんなものでしょう。構図の確認用程度。今の機械でもそうですがピントの確認はPCに通してからでないと正確には分からないので、ボタン類を犠牲にする背面表示パネルの大型化、壊しそうで不安な蝶番付き液晶には反対です。
9.ホールド感(5)
とても良いです。
10.トラブル
購入後、これと言ったトラブルは無かったのですが、保証期限をあと2週間後程度に控えた撮影現場で、どのボタン、どのダイアルでもスイッチ類を操作するとシャッターが切れてしまう(しかし写らない)トラブルが発生し、電池を外しての電源リセットでも復帰しませんでした。
SCに送り基板交換されて帰ってきたのですが、全く症状は改善されず、購入した量販店に相談したところ、その場に居合わせた、本社営業部員らしき方に交渉して頂き、本体新品交換となりました。
個人的な感想としては電源回り、ウォッチドグタイマーの類のトラブルではないかと思っています。
11.その他
導入当時、この機械で撮影した写真をCD−Rに焼いてデータで差し上げるとそこここから「データが大きすぎる」「パソコンがパンクする」と苦情の嵐でした。そこで私は1000万画素も要らないだろうと考え、またAF性能、連写性能を考え、EOS1DmkVが出る事を予測しつつ、800万画素のEOS1DmkUNをあえて購入しましたが、それが大正解で800万画素の1D2Nは未だにメイン機として活躍しています。
一方この初代5Dは次第に使わなくなり、メイン機、サブ機とも1D系に移行したので、後継機も買いませんでしたが、最近、今流の機械と比べて画質的には遜色が無い事を再認識しました。
12.総評、満足度(3)
他社より早くアマチュアに手の届くフルサイズ機を発売したという点は評価できると思います。
また本機は私の場合は撮影現場からは遠ざかりましたが、長く、機械の画質を考える上での私の個人的な「標準機」として重要でした。
しかし、フルサイズ機というのは本来、フイルム時代のレンズが(建前上は)そのまま使える、フイルム機との互換機というのが本筋だと思います。
フイルム時代からのレンズを沢山お持ちの方、135フイルムの画角が感覚として染みついて居られるベテラン諸兄諸姉、には必要ですが、そうした方々には既に行き渡り、今になってメーカー各社は「フルサイズ=高性能」と都合でセールストークしている様に感じます。
また画素数も画質の一要素であるとは思いますが、行き過ぎた高画素化はデータハンドリングも含め実用とかけ離れて来ているようにも感じます。
「何が何でもフルサイズ機が欲しくて仕方が無い」方は今一度、立ち止まって、それが本当にご自身に必要なのかご一考される事をお勧めします。
しかしまた、メーカー各社はコストカット圧力等によりカメラのミラーレス化を推進すると思い、近い将来ミラーレス機が主流になる様に感じられますが、これから写真を専門的に学ばれ、その道の専門家を目指される、学生さん等は歴史であり、文化であり、記憶でもある、フルサイズの一眼レフを1台はお持ちになり、それを経験される事は無駄にはならないとも思います。
作例
ボディ:EOS5D、α7U
レンズ(物撮り):EF70−200F2.8ISL(T)、共通
レンズ(桜):EF200−400F4IS(テレコン内蔵)、共通
RAW現像:シルキーピックス
マウントアダプタ:メタボーンズ4型
*当方の回線が細いため、1200×800程度にピクセル数を縮小している事をご了承下さい。
- レベル
- アマチュア
- 主な被写体
- スポーツ
参考になった9人
「EOS 5D ボディ」の新着レビュー
レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
---|---|---|
![]() |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
2022年10月6日 18:41 |
![]() |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
2022年8月24日 10:44 |
![]() |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
2021年12月22日 12:50 |
![]() |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
2021年10月23日 16:29 |
![]() |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
2020年4月22日 22:41 |
![]() |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
2019年8月1日 10:06 |
![]() |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
2019年6月12日 11:40 |
![]() |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
2019年3月17日 23:34 |
![]() |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
2018年5月21日 11:55 |
![]() |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
2018年2月15日 10:20 |
デジタル一眼カメラ
(最近3年以内の発売・登録)






新着ピックアップリスト
-
【その他】MyPC
-
【おすすめリスト】AMDコスパ重視ゲーミングPC
-
【欲しいものリスト】PC
-
【欲しいものリスト】約5年振りのPC更新構成案
-
【欲しいものリスト】新PC構成案3
(デジタル一眼カメラ)
- コミュニティ規定の内容をご確認の上、ご利用ください
- 評価は投票された方の主観による目安であり、絶対的な評価を保証するものではありません
- 点数はリアルタイム更新です
- ユーザーレビューの使い方、よくある質問 FAQもご参照ください
価格.comマガジン
注目トピックス
