『ガソリンエンジンを上回るトルクフルなディーセルエンジン』 フォルクスワーゲン ティグアン 2017年モデル 外川 信太郎さんのレビュー・評価

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『ガソリンエンジンを上回るトルクフルなディーセルエンジン』 外川 信太郎さん のレビュー・評価

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プロフィール神奈川県藤沢市生まれ、現在茅ヶ崎市在住の湘南中年。独身。少年期に5年間イギリス・ロンドンに在住していた事から、欧州車に興味を抱いたきっかけになった。慶応義塾大学卒業後、輸入車専門誌にてライターを始める。その後、育った英国に渡りレース活動な…続きを読む

満足度5
エクステリア5
インテリア5
エンジン性能5
走行性能5
乗り心地4
燃費5
価格4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

ガソリンエンジンを上回るトルクフルなディーセルエンジン

スタイリッシュなエクステリアは素直にカッコイイ

全長4500mmと取り回しは良好である

リアデザインはスタイリッシュ。灯火類はフルLEDである

直列4気筒DOHC インタークーラー ターボディーゼル

デジタルインフォディスプレイを採用

高効率なディーゼルTDIはパワフルな走りを実現

ティグアンのTDIは、すべて4モーションの設定です。グレードはコンフォートライン、Rラインを含めて3種類が用意され、特別仕様車のRラインブラックスタイルも450台の限定で発売されています。

今回はメーカーの広報車両をお借りしてティグアンTDI試乗してきました。

クリーンディーゼルターボは、直列4気筒2リッターで、尿素水溶液を噴射することにより、窒素酸化物を窒素と水に還元させるもの。動力性能は、最高出力が150PS(3500〜4000回転)、最大トルクは34.7kg-m(1750〜3000回転)を発生。パサートTDIの190PS・40.8kg-mに比べると若干パワーを抑えた設定です。

4MOTION用の7速DSGを組み合わせ、4MOTIONと4MOTIONアクティブコントロールが高い走破性を実現しています。

同車のガソリン仕様のFFモデルと比較して、ディーゼル+4MOTIONモデルならではの特徴としては、リアサスペンションが変更されていることです。形式としては変わらず4リンク式ですが、トレーリングリンクを20mm延長し、サブフレームやホイールベアリングの形状も変更。これによってFF同等の運動特性を確保しています。
4MOTIONのハルデックスカップリングも最新の第5世代が採用されており、その進化はオンロードでも高い走破性を発揮します。

TDIエンジンを始動させますと、ノイズが室内にはほとんど届きません。振動もかなり抑えられていて、静粛性が高く、ガソリンモデルと遜色ないレベルです。ディーゼルエンジンであることをほとんど意識させないもので、エンジンノイズは少し粗く聞こえますが、ディーゼル特有の「ガラガラ」した音質ではなく、重低音が響く迫力のあるものです。スポーティなガソリンエンジンの音色といった感じでしょうか。

アクセルを踏み込むと、ガソリンモデルより210kgほど重くなるにもかかわらず、その発進加速は、とても滑らかです。アイドリング+である1750rpmから湧き上がる340Nmという強大なトルクは、一般道を走っている限り、リムジンのような走行フィールです。常に穏やかで、包み込まれるような滑らかな加速フィールが切れ間なく溢れてくるようです。


ワインディングでの身のこなしは、スポーツカーのような機敏さを持ち合わせ、アクセルを強く踏み込めば、ガツンと背中を押されるようなパワーを瞬時に呼び出せます。ディーゼルエンジンとは思えないほど、高回転域の吹き上がりは軽快で、Dレンジでフル加速すると、4500回転でシフトアップします。

JC08モード燃費は17.2km/Lです。パサートTDIの20.6km/L、ゴルフトゥーランTDIの19.3km/Lには劣りますが、SUVとしての高い走破性、動力性能を考えれば、効率は高いといえます。

ディーゼルは、ガソリンに比べて高効率で買い得といえます。ディーゼルのイメージを払拭してくれるTDIエンジン。ゆとりのあるトルクフルな走りと、燃費の良さを実感できるティグアンTDI。一度、試乗をすればその魅力に虜になることでしょう。




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試乗

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満足度4
エクステリア4
インテリア5
エンジン性能4
走行性能4
乗り心地4
燃費4
価格4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

軽快なハンドリングはSUVとは思えないレベル

直線的でシャープなラインが特徴的。

抑えられた車高がスポーティな印象を与える。

大型のLEDターンシグナルは視認性がピカイチ!

ハイラインではフルLEDヘッドライトを採用している。

1.4リッターエンジンでも十分上質でパワフルだ。

ディスプレイ式モニターメーターは新世代のクルマという印象。

フォルクスワーゲンの中堅SUVである「ティグアン」。2008年に初代が日本に導入され、地味な存在ながらも、愛され続けたクルマだった。

そんな同社「ティグアン」が8年ぶりにフルモデルチェンジを実施し、2016年に欧州で発売、日本国内では、2017年1月中旬より販売が開始されました。

今回は、メーカーの広報車両を試乗会&個人的にお借りして試乗を敢行してきました。

フォルクスワーゲンが昨今導入を進めているモジュールコンセプト「MQB」を採用しており、ボディサイズは4500×1840×1675mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2675mmと初代に比べ一回り大きくなりました。(全長で70mm長い4500mm、全幅では30mm広い1840mm)

しかし、現行「ゴルフ」同様にスポーティな印象に感じるのは、車高を35mmも抑えられたためであります。
初代の丸みを帯びたボディラインから一新、サイドラインにエッジを効かせ、ピシッと締まった印象となり、精悍さを与えたクルマに仕上げました。

初代モデルはパワフルな2.0リッターターボエンジンと1.4リッターターボ+スーパーチャージャーの2本立てでしたが、フルモデルチェンジを行った新型「ティグアン」では、例のダウンサイジング化により、エンジンは1本に絞られ、直列4気筒DOHC 1.4リッターターボエンジンのみとなりました。このエンジンは、ユニット形式に変更があり、「CTH」型から「CZE」型となりました。(ボア、ストロークの変更)
最高出力は150PS/5000-6000rpm、最大トルク250Nm(25.5kgm)/1500-3500rpmを発生します。

乗り込みますと、まず目に飛び込んでくるのは、「TSI ハイライン」に装備される「アクティブインフォディスプレイ」であり、12.3インチ(1440×540ピクセル)のTFT液晶ディスプレイにカーナビの地図やドライバーアシスタンス機能など各種情報を表示できる。また、メーターもこれまで見慣れた「クラシック」表示や、小さく左右に振り分けナビゲーションをメインにするなど、ディスプレイなので、極端な話何でも表示可能という訳です。

走り出しますと、1.4リッターエンジンは、実に上質な走りをします。回転に雑なところが一切なく、滑らかに回転を上げ、6速「DSG」はまるで「トルクコンバーター式」のATのようなシフトショックがなく、切れ目のないシフトチェンジを行います。

新型「ティグアン」の車両重量は1540kgと決して軽くはありませんが、1.4リッターターボエンジンで十分事がたります。街中での発進加速もたっぷりとしたトルクで、交通の流れを自然にリードする事など朝飯前。いかなるシーンでも、シャカリキにならなくても、実にスムーズに速度を持ち上げてくれます。

また、上質感は、エンジンノイズ、ロードノイズの静粛性の高さにも関係しており、剛性の極めて高いキャビンは、空調とカーラジオが作動していれば、余計な音はほとんど聞こえないほどです。

「気筒休止システム(ACT)」「ブレーキエネルギー回生システム」「アイドリングストップ」など同社の持つエンジンテクノロジーを全て投入したと言え、省燃費性も向上。JC08モード燃費は従来モデルの14.6km/Lから16.3km/Lとなり、燃費が悪いと思われがちなミディアムSUVとしてはトップクラスと言える。

ハンドリングは軽快で、SUV特有の鈍感な印象は一切ありません。ロックtoロックも3回転弱であることから、高速道路ではクイックなステアリングとどこまでも走っていけそうな安定性、そして静粛性の高さは特筆レベル。
路面をしっかり捉え、どっしりとした操舵感は速度を上げるほど実感でき、追い越し加速も上質感を失わないまま、スーっと加速をしてくれます。

今回導入されたティグアンはすべて前輪駆動車で、四輪駆動の「4MOTION」は導入時期が未定ということですが、最低地上高は、初代モデルと変わらないクリアランスを確保しており、前輪駆動ながら格好だけのSUVではなく、未舗装道路などの走行でも威力を発揮してくれます。

新型「ティグアン」は“つながるSUV”を謳っており、カーナビの検索機能が飛躍的に向上するだけでなく、スマートフォンやWi-Fiルーターを介して優れたコネクトビリティを発揮し、必要な情報を用意に得ることができます。

最新の技術をまとって登場した新型「ティグアン」。乗ってみて分かりましたが、装備の充実した「TSI ハイライン」がお薦めグレードと言えます。

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ティグアン

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中古車価格帯:308〜515万円

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