『まさに“センスの塊”。デミオの特別仕様車は他車とひと味違う』 マツダ デミオ 2014年モデル 高山正寛さんのレビュー・評価

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『まさに“センスの塊”。デミオの特別仕様車は他車とひと味違う』 高山正寛さん のレビュー・評価

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プロフィールこの度プロフェッショナルレビューを担当させていただきます高山正寛(たかやませいかん)です。1959年生まれで自動車専門誌で20年以上に新車とカーAV記事を担当しフリーランスへ。途中5年間エンターテインメント業界でゲーム関連のビジネスにも関…続きを読む

満足度5
エクステリア5
インテリア5
エンジン性能5
走行性能5
乗り心地4
燃費5
価格4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

まさに“センスの塊”。デミオの特別仕様車は他車とひと味違う

デミオではノーブルクリムゾンのみセラミックメタリックのボディカラーが設定されます

ノーブルクリムゾンは今回試乗したディーゼル車の他にガソリン車にも設定されます

千鳥格子を施した専用シート、素材はファブリックですが色鮮やかで個性を主張します

インパネにも千鳥格子柄の加飾を採用、今までには無いセンスを良さを感じます

360°ビュー・モニターは待望の装備ですが上級車種より解像度はやや劣る印象です

タイヤサイズは185/60R16、これに高輝度塗装された専用アルミホイールが装着されます

「やはりよく出来ているな」、マツダデミオに久々に乗った際に思わず口から出た言葉がこれです。

現行型のデミオは2014年9月にフルモデルチェンジを行い、まもなく丸四年を迎えます。この間に(デミオに)追いつき追い越せではありませんが、数多くのコンパクトモデルが世の中に登場したこともあり、販売もやや苦戦していた時期もありました。それでも2017年の販売データでは平均で約4100台を売り上げている点ではまずまず健闘していると思います。

このプロフェッショナルレビューでも何度も書いていますが、現在のマツダ車は「常に最新の技術をアップデートするような車作り」を継続しています。アクセラ、 CX-5、アテンザなども同様で今回試乗したデミオは2017年11月に商品改良を行ったモデル。その中でも特別仕様車として設定された「ノーブルクリムゾン」です。先に説明をしておくと今回の商品改良の最大のポイントが安全運転サポート車である「サポカーS・ワイド」に該当する技術を標準装備したことです。細くは省略しますが 概ね11の先進安全装備が標準装備されました。また先行して CX-5や CX-3などにも搭載されている「360°ビュー・モニター&フロントパーキングセンサー(センター/コーナー)」を新たにメーカーオプションを設定しています。またマツダ車といえば“魂動”デザインに代表される美しさはもちろんですが、従来まで人気であったソウルレッドプレミアムメタリックから新色であるソウルレッドクリスタルメタリックへボディカラーを変更しています。

試乗したノーブルクリムゾンはディーゼルとガソリン両方に設定され、トランスミッションは6速ATのみの設定となります。ベースはディーゼルがXDツーリング、ガソリンが13Sツーリング、また特別仕様車専用色としてセラミックメタリックを設定しています。このボディカラーは現行ロードスターに設定されているボディカラーですがデミオでは初採用となります 。

セラミックメタリックの魅力はロードスターでもそうでしたが一瞬白?と思わせておきながら実は陶器のような綿密な硬質感を持たせています。近づいてみると思わずボディをコンコンと叩いてみたくなるような色合いです。またロードスターでもそうでしたがこのボディカラーもデミオのボディラインを際立たせるのに一役買っており特別仕様車でなくても欲しくなる色の一つだと思います。

そしてドアを開けて目に飛び込んでくるのが鮮やかなシートカラーです。ノーブルクリムゾンは全部で6色の外板色から選ぶことができますがセラミックメタリックとのマッチングは個人的には一番気に入っています。何よりもドアをドアを開けた時のインパクトが違います。

クロスレッドと呼ばれる内装色を持つシートとインパネのデコレーションパネルには日本の伝統的な柄である千鳥格子を採用しています。デコレーションパネルはクロスピュアホワイトと呼ばれこれまでのデミオのインテリアインテリアの持つ質感とは異なる仕上がりで差別化が図られています。このピュアホワイトはドアアームレストやドアトリムのほか、コンソールのサイドデコレーションにも採用されており上質なハーモニーともいえる仕上がりになっています。

正直最初はあまりのインパクトにこれは自分では派手かなと思いましたが試乗してるうちにちょっと所有してみたいという気にもなってきました。マツダの中でデミオはこれまでも数多くの特別仕様車を世の中に送り出してくました。この原稿を書いてる段階で今回紹介するノーブルクリムゾンのほかにテーラードブラウンという特別仕様車が設定されていますがこちらも一味違う仕上がりでクルマ本来の良さを残しつつも個性的な世界を演出しており選ぶのに悩んでしまうくらいです。

この他にもエアコンルーバーのレッドメタリックの加飾や専用塗装のアルミホイールまたメーカーオプションで設定されている CD/DVDプレーヤー+地上デジタルTV チューナー(フルセグ)を特別装備として設定しています。

さて肝心の走りの方ですがこれに関しては 2016年の商品改良でG-VC(ジーベクタリングコントロール)を全グレードに標準装備した以降、大きな違いはありません。ただ改めて乗ると現行型が登場した当時に比べ走りの質感は圧倒的に良くなりました。エンジン始動直後のアイドリング時や加速時の音も「ナチュラル・サウンド・周波数コントロール」の搭載によりディーゼルとは思えない心地よいエンジンサウンドを聞かせてくれます。全体の静粛性も高く何よりもG-VCによるハンドリングの向上はデミオだけでなくマツダ車全体の実力を大きく底上げしたと言ってもいいでしょう。

今回の試乗はエアコンはフル稼働で設定温度もでは25℃では耐えられず22℃ぐらいにしていました。気になる燃費ですが高速200 km 一般道200 km、特に一般道では全体的にストップ&ゴーが多く決して良いコンディションではありませんでしたがそれでも20.8km/Lと極めて優秀なものです。現在燃料費が高騰している中、私の住んでいるエリアでも経由が120円を超えることが珍しくありません。レギュラーガソリンがプラス20円、ハイオクガソリンがプラス30円という中でトータルのランニングコストの高さはさすがクリーンディーゼルと思わせるだけのことはあります。

また今回新たに設定された360°モニターなどの機能もオススメですが、周辺を写すカメラの画像処理能力やマツダコネクトのディスプレイの性能から考えると最新のCX-5などに比べ画質の粗さが目立ちます。それでも便利な機能であることは間違いないので写り具合はディーラーで確認することをお勧めします。デミオがもし最後の改良を行うとしたら2018年11月あたりがあたりではないかと予想しますが同じプラットフォームを使う CX-3がアダプティブクルーズコントロールを全車速対応にしたようにデミオにもそれを期待したい部分がありますが車両価格の上昇はなるべく抑えて欲しい部分です。

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試乗

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「デミオ 2014年モデル」の新着レビュー

レビュータイトル 満足度 投稿日時
市販して良い状態とは思えません  5 2018年10月11日 18:36
XD L-pkg 6MT 10,000km レビュー  4 2018年10月6日 00:44
仕事で使用。長距離運転で重宝です。  4 2018年9月22日 21:37
良いですね〜  5 2018年9月21日 10:19
ATマニュアルモードのレスポンスが素早いです。  3 2018年9月14日 18:26
見た目良ければ  5 2018年9月9日 22:32
個性的なコンパクトカー  5 2018年9月8日 02:25
排気量アップで産まれた質感  5 2018年9月3日 08:26
クルマの運転の楽しさを思い出させてくれました。  5 2018年8月16日 23:02
代車で試乗  3 2018年8月16日 03:18

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