| エクステリア | |
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製品の詳細情報
| モデル | カムリ ハイブリッド 2011年モデル |
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| グレード | - |
プロフィール
アメリカでベストセラーになるなど、世界的には良く売れていてトヨタの稼ぎ頭でありながら、日本では鳴かず飛ばず状態だったカムリがハイブリッド専用車としてフルモデルチェンジされた。
日本で売れなかったのはアメリカ向けに作られた大柄なボディが最大の理由だが、今回のモデルも基本プラットホームをキャリーオーバーしてアメリカなどでも販売するクルマなので、ボディは相変わらず大きい。
国内専用のクラウンが1795mmにとどまっているのに、カムリは従来から1800mmを超えていて、今回は全幅がわずかに拡大されて1825mmになった。ボディが大きくなることには反対だが、今回のカムリはボディを生かして一段と快適な室内空間が作られた。後席空間の拡大幅はわずか15mmだが、ルーフ形状を工夫することで、後席に座ったときに感じる“広さ感”が大きく増した。
ハイブリッド車は電池を搭載するためにトランクスペースが犠牲になることが多いが、カムリには440Lという十分な容量が確保されている。トランクの奥の方は妙に凸凹した形状をしているが、容量的には十分な印象だ。
新型カムリに乗って驚いたのは走りが格段に良くなったことだ。従来のカムリとの比較ではなく、HS250hやサイなど、このクラスのトヨタのハイブリッド車と比べて格段に良くなっている。新型カムリでは新開発の2.5Lエンジンと電気モーターの組み合わせに変わったことが大きな理由だ。
エンジンが効率を重視したアトキンソンサイクルを採用することは変わらないが、動力性能は110kW/187N・mから118kW/213N・mへと向上した。モーターは従来と同じ2JM型でハイブリッドシステムの基本もTHS-Uで変わらないが、システムとして出力できる性能も向上を見ている。
走り以上に注目されるのが燃費で、リッター26.5km/Lを達成してきた。サイの燃費が23.0km/L(2011年10月のマイナーチェンジで24.0km/Lになった)だったから10%以上の向上だ。コンパクトカーや軽自動車並みというか、それ以上に優れた燃費性能である。
発進時はモーターだけで走る(条件によってはエンジンもかかる)ので、とても静かで滑らかな走り出しになる。オーディオをオフにしているとシンとした空間だ。
軽くアクセルを踏み込んでも最初のうちはモーターだけで十分なトルクを発生して走る。さらにアクセルを踏み込んでいくとわずかな振動でエンジンが始動したのが分かる。それも相変わらずのスムーズさで、意識しているから分かるようなもの。気にせずに運転していたらエンジンの始動や停止が分からないくらいのスムーズさだ。
エンジンがかかった後の走りは力強い。トルクが向上したエンジンとモーターとの組み合わせによってボディの重さを感じさせない走りを見せる。というか、今回のカムリは軽量化が進められた上で動力性能が向上しているから、走りが良くなるのも当然だ。
高速クルージングも静かで滑らかなハイブリッド車らしいもので、クルージング状態からアクセルを踏み込めば極めて軽快かつ力強い追い越し加速が得られる。必要なときには十分な加速が得られるだけの余裕がある。
新しいカムリは動力性能性能以外の部分でも走りが進化した。大きく変わったのは足回りだ。従来の快適性を重視した柔らかめの足回りは、快適ではあるもののふわついた印象もあった。それが今回は乗り心地をさほど悪化させることなく、しっかりした感じの乗り味に仕上げている。タイヤサイズが大きくなったことも含めて、走りの味付けが変わり、全体として走りの質感が向上した。
ただし、これは良いことばかりではない。高架道路で継ぎ目の存在を意識することが多くなるのはデメリットである。それでもカムリはトヨタ車なので、ヨーロッパ車のような硬さではないから、街乗り中心で考えたらとても快適なクルマであることは変わらない。
価格は304万円からの設定で、サイなどに比べたら割安な印象がある。ただ、1ドル=70円台中盤にある現在の円ドルレートで考えると、日本での価格はアメリカでの価格に比べてざっと100万円くらい高い。これは本当に困った問題である。
しかもベースグレードのハイブリッドは装備がしょぼい。買うならGパッケージ以上を選ぶ必要があり、これに純正のカーナビを装着すると350万円ほどの予算になる。カーナビが標準で本革シートまで装備したレザーパッケージは380万円で、これだと自動防眩ミラーなどの快適装備もついてくる。
今回のカムリでは残念なのことがふたつある。従来は日本向けだけに用意されていた4WD車がなくなったことと、オプション設定されていたプリクラッシュセーフティシステムが廃止されたことだ。
新型カムリには横滑り防止装置などの安全装備は従来と同様に設定されていて、SRSニーエアバッグが追加されるなどして安全性が向上した面もあるが、北海道などの積雪地のユーザーにとって4WDは必須ともいえるものだ。
プリクラッシュセーフティシステムもスバルが10万円のアイサイトを高い装着率で販売していることを考えたら、売れないから止めたと言っている場合ではないと思う。4WDの復活は難しいにしても、プリクラッシュセーフティシステムについてはマイナーチェンジで、低価格化しての復活を望みたい。
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参考になった17人
「カムリ ハイブリッド 2011年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2012年5月4日 19:59 | ||
| 2012年5月3日 04:27 | ||
| 2012年5月2日 10:14 | ||
| 2012年4月28日 22:51 | ||
| 2012年4月9日 11:31 |
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