『ガソリン車で30.0km/Lは凄いが重量はあと10kg軽くして欲しい』 マツダ デミオ 2007年モデル 松下宏さんのレビュー・評価

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『ガソリン車で30.0km/Lは凄いが重量はあと10kg軽くして欲しい』 松下宏さん のレビュー・評価

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松下宏さん プロフェッショナルレビュー  2011年9月25日 02:49  [442293]レビュー投稿数:125件

エクステリア  4
インテリア  3
エンジン性能  4
走行性能  4
乗り心地  3
燃費  5
価格  4
満足度  4

製品の詳細情報

モデル デミオ 2007年モデル
グレード 13-SKYACTIV
(2011年 6月30日発売)

プロフィール

1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者などを経て自動車評論家として独立。クルマそのものより、クルマとクルマに関係する経済的な話題に詳しい評論家を自負する。購入ガイド系の記事を中心に、クルマ雑誌各誌やインターネットサイトで精力的に執筆中。ヤフーブログで『松下宏の見たクルマ、乗ったクルマ、会った人』を平日連日更新中。単行本の執筆も多数。近著に『国産乗用車60年の軌跡』(共著:・・・

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ガソリン車で30.0km/Lは凄いが重量はあと10kg軽くして欲しい

デミオが2011年6月にマイナーチェンジを受けSKYACTIVの1.3Lエンジンを搭載してきた。SKYACTIVはエンジンだけでなくクルマ作り全体の技術で、今回のデミオにはその一部が採用されたのにとどまるが、それでも10・15モード燃費で30.0km/Lを達成したのだから大したものだ。

箱根のワインディングで試乗したときには、あまり燃費を意識せずに走らせてみた。これまでのデミオの1.3Lエンジンに比べると動力性能の数値はわずかに低くなった(排気量も50cc小さくなった)が、走りの元気の良さに違いは感じられなかった。

むしろ足回りのチューニングを煮詰めたことでこれまでより良く走るようになった印象があった。同時にSKYACTIVには転がり抵抗の少ないタイヤが採用されているため、これがワインディングでの走りにややマイナスに作用する部分もあり、総合的に見るとやや微妙な印象が残った。

東京から仙台までの長距離エコランでは、高速道路を80km/hから90km/hくらいで走り、しかもエアコンを使わないというエコランに徹して走らせた。その結果、一般道区間も含めた総合で27.42km/Lという好燃費を記録できた。

これは燃費重視の極端な走り方をした結果なので、日常ユースではなかなかこの数値は出ないと思うが、その気になればとても燃費の良い走りをすることが可能なエンジンであるのは間違いない。

ただ、突っ込みどころもいろいろあるのがデミオのSKYACTIVだ。

燃料タンクの容量を35Lに減らしたり、あるいはほかのグレードには標準で装備される後席中央の3点式シートベルトやヘッドレストレイントをSKYACTIVではオプション設定にするなどして軽量化を図ったにもかかわらず、i-stop用の大型バッテリーの搭載などが響いて車両重量が1010kgになっている。

自動車重量税の区分を10kg超えたため、車検時にかかる重量税が1年当たり5000円高くなる。経済性の面では30.0km/Lの燃費が10%ダウンしたのと同じになる計算だ。重さに関してはさらにもうひと頑張りして欲しかった。

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