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beyerdynamic

Premiumline Series T1

セミオープンタイプを採用したフラッグシップモデルのヘッドホン。価格はオープン

最安価格(税込):¥87,500 (前週比:±0 ) 価格推移グラフを見る

  • 価格帯:¥87,500¥125,820 (11店舗)
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  • メーカー希望小売価格:オープン
  • 発売日:2009年11月下旬

装着方式:オーバーヘッド 構造:セミオープン 再生周波数帯域:5Hz〜50kHz インピーダンス:600Ω 音圧感度:102db スペック詳細

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ユーザーレビュー > 家電 > ヘッドホン・イヤホン > beyerdynamic > Premiumline Series T1

『きらびやかでかつ豊潤な音 HD800を凌ぐ素晴らしさ』 intronさん のレビュー・評価

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intronさん  2011年6月25日 00:42  [419615]レビュー投稿数:2件

デザイン  5
高音の音質  5
低音の音質  5
フィット感  5
外音遮断性  無評価
音漏れ防止  無評価
携帯性  無評価
満足度  5

レビュアー情報

主な用途
  • 音楽
接続対象
  • オーディオ

きらびやかでかつ豊潤な音 HD800を凌ぐ素晴らしさ
   

各ヘッドホンの周波数特性

   

数カ月前にHD800と同時に購入しました。当初はHD800と交互に聴いていたのですが、だんだんT1で聴くことが多くなり、最後にはT1だけで聴く様になりました。結局HD800は手放してしまいました。T1にはHD800をも凌駕する魅力があると感じました。

HD800と同様にT1も10万円以上する高額なヘッドホンですが、双方の音質には大きな違いがあります。以下にそれぞれの相違点を挙げてみます。

・低音の量は明らかにT1が多い。HD800は低音の量が少なめで、重低音の再現力が足りない。T1は重低音までよく再現できている。量が多すぎるということもない。必要充分な量が出ている。低音の締まりはどちらも充分ある。

・HD800の中音はまったくクセを感じさせず、印象に余り残らない。つまらない音とまでは言えないが聴いていて物足りなさを感じる。T1の中音にはわずかに艶が乗って張りがあり、聴いていて気持ちが良い。自然さではHD800だが、T1で聴く女性ボーカルは魅力的。

・弦楽器はHD800が自然に聴こえる。T1ではきれいだが、やや金属的に聴こえる場合がまれだがある。高域の高い音域の再現力はT1が明らかに上。金管楽器の再現力はどちらも素晴らしいものがある。シンバルなど金属が触れ合う音の生々しさはT1でなければ聴けない。

音場の広さではやはりHD800がダントツです。T1は広くもなく狭くもない標準的な音場です。HD800が広すぎるのであり、T1でも不満は感じられません。

楽器の音で最も違いが出るのがピアノです。HD800で聴くピアノは、やや歪み感があり、非常に乾いた音です。音が割れているように聴こえることがあります。これはHD800だけで聴いている人には分からないと思います。T1で聴くピアノは、ピアノ特有の艶と深みが充分に表現されており、聴いていてとても気持ちよく聴けます。まさに眼前に本物のピアノがあるような感覚です。T1で聴いた後でHD800で聴くと、その落差にがく然とします。それほどピアノに関してはT1とHD800では大きな違いがあります。ピアノはHD800が最も苦手とする楽器の一つのようです。それでもSTAXの静電型イヤースピーカで聴くピアノよりは、きれいに再現できているとは思いますが。

T1では音に厚みがあるため、クラシック、JAZZの他にPOPSやROCKなども気持ちよく聴けます。その点、HD800では、厚みが不足しがちで、ジャンルを選ぶ傾向が強いです。

装着感はHD800が優れていますが、T1もHD800ほどではないですが良好です。耳をすっぽり覆うタイプで、最初は締めつけがきつい感じですが、使用しているうちに気にならなくなってきます。

冒頭にHD650、HD800、T1の周波数測定グラフを挙げています。HD650は聴いた通りに見事な高域下がりの特性です。100Hz前後が最も音圧が高く、軽い低音が盛大にでますが、重低音は出ません。聴感上ではHD800の方が重低音については出ています。T1で30HZ程度の重低音領域までほぼフラットに再生できているのは大したものです。高額ヘッドホンの中には意図的に重低音を持ち上げている製品がいくつかありますが、T1ではおかしな音作りをせず、あくまでもフラットな再生を実現している点には非常に好感が持てます。

HD800で4KHzの辺りに大きな谷がありますが、これはHD800の広い振動部からでた4KHz前後の音波において、頭部に当たり、その反射波と振動部からでた次の音波ががちょうど打ち消しあうために起きている現象です。実際の人間の頭部には大きく複雑な形をした耳がありますので、聴感上は4Khz前後での音量の低下はまったく感じられませんので安心して下さい。この周波数特性グラフは、高価なダミーヘッドの替わりにハードカバーの本を積み重ねてきつく縛り、ダミーヘッドの替わりとして測定したものであることをご承知おき下さい。このため高域の測定結果と実際の聴感上の結果には、かなり違いが出ている部分があります。

HD650は高域ほど音圧が弱くなる非常にクセの強い周波数特性ですが、このことから分かるように何を聴いてもHD650の音になってしまいます。その結果、録音状態の悪いソースでも気持ちよく聴けたりすることがあります。原音再生からは最も遠いヘッドホンです。

HD800は聴感上、6KHZ前後にピークがあります。7KHZから8KHZにかけて大きな谷があります。この谷は非常に深く、大音量で信号を再生していてもほとんど音が聞こえなくなるほどの谷です。

T1は聴感上、8KHz前後にピークがあります。3つのヘッドホンの中では高域の再生能力が最も高い製品です。T1で再生される高域は絶品と言ってもよいほど良質なものです。

T1はなぜかHD800ほど注目されていないようです。価格はHD800の約16万円に対して約12万円と4万円ほど安く手に入れることができます。コストパフォーマンスは高いと言えます。きらびやかで再現される音に花があり、分解能の高さと豊潤さと相まってとてもリッチな音楽体験が得られます。これはHD800では味わえない体験です。T1はもっと注目されてよい製品だと思います。

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参考になった25




 
 
 
 
 
 

「Premiumline Series T1」の新着レビュー

レビュータイトル 満足度 投稿日時
ジャズに最適と思います。  5 2012年3月5日 20:49
オールジャンルそつない優等生  5 2012年1月28日 00:24
音楽を聴くにはすばらしい  5 2012年1月21日 23:48
最高のヘッドホンの一つ  5 2012年1月8日 13:37
う〜ん、微妙な機種ですね。  3 2011年11月13日 19:01

Premiumline Series T1のレビューを見る(レビュアー数:18人)

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