『資料としての価値はあります。』 劇場作 あの頃映画松竹DVDコレクション 桃太郎 海の神兵/くもとちゅうりっぷ デジタル修復版[DB-0885][DVD] 6084さんのレビュー・評価

劇場作

あの頃映画松竹DVDコレクション 桃太郎 海の神兵/くもとちゅうりっぷ デジタル修復版[DB-0885][DVD]

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資料としての価値はあります。

1.「宇宙戦艦ヤマト、ガンダム、マクロス等の先祖」(桃太郎海の神兵)

日本のアニメにはその黎明期に軍部の支援で作られたと言う黒歴史があります。

本編は黎明期よりは後の時代だと思いますが、海軍省の後援で作られた、文字通り「少年兵の確保」を目的に作られたものです。
しかし、完成が終戦間際で少年兵の確保には役立にたずと言うオチがあります。

かなり高名なアニメ関係者も本編を「牧歌的で、抒情性が有って素晴らしい。」と褒めちぎっていますが、残虐な殺戮行為でしかない戦争を「牧歌的、抒情的」に描いて子供達に見せる事こそが過去であれ、現在であれ、将来であれ、大問題であり決して褒められる内容では無いと思います。

興味深いのは偵察機が被弾して帰還し、搭乗員3名のうち1名が戦死しているのですが、残り2名にも悲しみの表情や怒りの表情も一切表現されず、淡々としています。兵士の命など紙きれ一枚というのが戦争の実態で、計らずもこれだけは吐露している様です。

瀬尾光世監督は「軍部に強制され逆らえなかった」云々を言っていた様ですが、アニメの対極である記録映画ではやはり「軍部に強制されて制作」した亀井文夫監督の「戦ふ兵隊」はまるで違い、戦後もその内容を含め価値が輝きます。

アニメと記録映画の機能の違いと言ってしまえばそれまでですが戦前にも「煙突屋ペロー」という反戦アニメが日本人の手で作られていた事実も上げておきます。

「土壇場で少年兵の確保」では間に合わないと「反省」した「戦争をやりたい人達」は戦後では、何十年も前から入念に、いきなり少年兵の確保では無く、まずは「戦争に寛容な有権者」を作り出す目的で「ゼロ戦はやと」、「宇宙戦艦ヤマト」、「ガンダム」、「マクロス」・・・と桃太郎の後継アニメを脈々と作り続けていると私は感じています。

アニメを楽しむには平和が基本条件と考える私の側からすれば、「桃太郎海の神兵」は大変惨めで恥ずかしい、日本のアニメ映画の黒歴史として冷静に記憶にとどめておくべきだと感じています。

戦後も続く黒歴史=マクロス
http://review.kakaku.com/review/D0095377201/ReviewCD=1069997/#1069997

2.シリーシンフォニーのパクリ(くもとちゅうりっぷ)

これは1.と一緒くたにするのが気の毒なほど本当に可愛らしい作品ですが・・・・・

アメリカのディズニープロのシリーシンフォニー(こちらはカラー)に内容が大変よく似た作品があります。
それはウィルフレッド・ジャクソン監督によるWoodland Cafe(邦題、森の音楽会)です。
ハッピーエンドは同じなのですが、こちらは虫たちの“カフェ”で演じられる“劇中劇”で、羽虫の女の子がクモを手玉に取り、ラストでは蛍の街路灯で煙草に火をつけて、プカーっと煙を吐いて、街路灯の蛍も煙に巻いて、消灯して終わります。純情可憐なテントウムシの女の子とは違ったかなり擦れた女の子です。

まるで「シリーシンフォニー」が「くもとちゅうりっぷ」のパロディの様に感じますが、制作年代は逆で「Woodland Cafe」の公開年は1937年「くもとちゅうりっぷ」は1943年ですから、日本側のパクリは明白だと思います。

「くもとちゅうりっぷ」で大変興味深いのは白黒のセルアニメですが、ピン送りの表現がされている部分が有る事です。
他にアニメでピン送りの表現をしているのは、私には、2016年の広島国際アニメフェスティバルで公開されたピクサーの「ひな鳥の冒険」(CG)等で他にあまり思い当たりません。


Woodland Cafeの凄さについて少し。
カラー作品である事はさて置き、今日、録音スタジオからテープレコーダーが姿を消して久しいですが、ノンリニア編集システムはおろか、MTR(マルチトラックのテープレコーダー、戦後、エレクトリックギターで有名なレス・ポール氏が開発)も普通のテープレコーダーすらなかった、戦前の当時、音楽と映像が完璧にシンクロしているのには驚かされます。打楽器のヒットと音の同期はこれ見よがしですらあります。「くもとちゅうりっぷ」も本格的な声楽家を声優として使って音楽仕立てですが、遠く及びません。
ちゃんとしたアニメーターはオーケストラスコアが読めると言う事は私も理解していますが、それにしても凄すぎます。
戦時中米軍から接収した「風と共に去りぬ」と「白雪姫」が軍部により、極秘裏に密室で一部関係者だけに上映された際、その出来栄えから「この戦争には負けるな」と声が漏れたとか。

評価は資料性の評価のみです。1.は幼いお子さんに見せるのは不適切だと思います。



Rev3.0:2018,07,15:ミスタイプ訂正、リンク貼り付け
Rev2.1:2018,05,18:原題の「e」に付いたウムラウトの字化け修正。原題はeにウムラウト記号が付いています。及び若干の表現の修正。
Rev2.0:2018,05,18:シリーシンフォニーを見直して、記憶違いを訂正、更に加筆。

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日本のアニメにはその黎明期に軍部の支援で作られたと言う黒歴史があります。

本編は黎明期よりは後の時代だと思いますが、海軍省の後援で作られた、文字通り「少年兵の確保」を目的に作られたものです。
しかし、完成が終戦間際で少年兵の確保には役立にたずと言うオチがあります。

かなり高名なアニメ関係者も本編を「牧歌的で、抒情性が有って素晴らしい。」と褒めちぎっていますが、残虐な殺戮行為でしかない戦争を「牧歌的、抒情的」に描いて子供達に見せる事こそが過去であれ、現在であれ、将来であれ、大問題であり決して褒められる内容では無いと思います。

興味深いのは偵察機が被弾して帰還し、搭乗員3名のうち1名が戦死しているのですが、残り2名にも悲しみの表情や怒りの表情も一切表現されず、淡々としています。兵士の命など紙きれ一枚というのが戦争の実態で、計らずもこれだけは吐露している様です。

瀬尾光世監督は「軍部に強制され逆らえなかった」云々を言っていた様ですが、アニメの対極である記録映画ではやはり「軍部に強制されて制作」した亀井文夫監督の「戦ふ兵隊」はまるで違い、戦後もその内容を含め価値が輝きます。

アニメと記録映画の機能の違いと言ってしまえばそれまでですが戦前にも「煙突屋ペロー」という反戦アニメが日本人の手で作られていた事実も上げておきます。

「土壇場で少年兵の確保」では間に合わないと「反省」した「戦争をやりたい人達」は戦後では、何十年も前から入念に、いきなり少年兵の確保では無く、まずは「戦争に寛容な有権者」を作り出す目的で「ゼロ戦はやと」、「宇宙戦艦ヤマト」、「ガンダム」、「マクロス」・・・と桃太郎の後継アニメを脈々と作り続けていると私は感じています。

アニメを楽しむには平和が基本条件と考える私の側からすれば、「桃太郎海の神兵」は大変惨めで恥ずかしい、日本のアニメ映画の黒歴史として冷静に記憶にとどめておくべきだと感じています。

2.シリーシンフォニーのパクリ(くもとちゅうりっぷ)

これは1.と一緒くたにするのが気の毒なほど本当に可愛らしい作品ですが・・・・・

アメリカのディズニープロのシリーシンフォニー(こちらはカラー)に内容が大変よく似た作品があります。
それはウィルフレッド・ジャクソン監督によるWoodland Cafe(邦題、森の音楽会)です。
ハッピーエンドは同じなのですが、こちらは虫たちの“カフェ”で演じられる“劇中劇”で、女の子がクモを手玉に取り、ラストでは蛍の街路灯で煙草に火をつけて、プカーっと煙を吐いて、街路灯の蛍も煙に巻いて、消灯して終わります。純情可憐なテントウムシの女の子とは違ったかなり擦れた女の子です。

まるで「シリーシンフォニー」が「くもとちゅうりっぷ」のパロディの様に感じますが、制作年代は逆で「Woodland Cafe」の公開年は1937年「くもとちゅうりっぷ」は1943年ですから、日本側のパクリは明白だと思います。

「くもとちゅうりっぷ」で大変興味深いのは白黒のセルアニメですが、ピン送りの表現がされている部分が有る事です。
他にアニメでピン送りの表現をしているのは、私には、2016年の広島国際アニメフェスティバルで公開されたピクサーの「ひな鳥の冒険」(CG)くらいしか思い当たりません。


Woodland Cafeの凄さについて少し。
カラー作品である事はさて置き、今日、録音スタジオからテープレコーダーが姿を消して久しいですが、ノンリニア編集システムはおろか、MTR(マルチトラックのテープレコーダー、戦後、エレクトリックギターで有名なレスポール氏が開発)すらなかった、戦前の当時、音楽と映像が完璧にシンクロしているのには驚かされます。打楽器のヒットと音の同期はこれ見よがしですらあります。「くもとちゅうりっぷ」も本格的な声楽家を声優として使って音楽仕立てですが、遠く及びません。
ちゃんとしたアニメーターはオーケストラスコアが読めると言う事は私も理解していますが、それにしても凄すぎます。
戦時中米軍から接収した「風と共に去りぬ」と「白雪姫」が軍部により、極秘裏に密室で一部関係者だけに上映された際、その出来栄えから「この戦争には負けるな」と声が漏れたとか。

評価は資料性の評価のみです。1.は幼いお子さんに見せるのは不適切だと思います。

Rev2.0:2018,05,18:シリーシンフォニーを見直して、記憶違いを訂正、更に加筆。
Rev2.1:2018,05,18:原題の「e」に付いたウムラウトの字化け修正。原題はeにウムラウト記号が付いています。及び若干の表現の修正。

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しかし、完成が終戦間際で少年兵の確保には役立にたずと言うオチがあります。

かなり高名なアニメ関係者も本編を「牧歌的で、抒情性が有って素晴らしい。」と褒めちぎっていますが、残虐な殺戮行為である戦争を「牧歌的、抒情的」に描いて子供達に見せる事こそが過去であれ、現在であれ、将来であれ、大問題であり決して褒められる内容では無いと思います。

興味深いのは偵察機が被弾して帰還し、搭乗員3名のうち1名が戦死しているのですが、残り2名にも悲しみの表情や怒りの表情も一切表現されず、淡々としています。兵士の命など紙きれ一枚というのが戦争の実態で、計らずもこれだけは吐露している様です。

瀬尾光世監督は「軍部に強制され逆らえなかった」云々を言っていた様ですが、アニメの対極である記録映画ではやはり「軍部に強制されて制作」した亀井文夫監督の「戦ふ兵隊」はまるで違い、戦後もその内容を含め価値が輝きます。

アニメと記録映画の機能の違いと言ってしまえばそれまでですが戦前にも「煙突屋ペロー」という反戦アニメが日本人の手で作られていた事実も上げておきます。

「土壇場で少年兵の確保」では間に合わないと「反省」した「戦争をやりたい人達」は戦後では、何十年も前から入念に、いきなり少年兵の確保では無く、まずは「戦争に寛容な有権者」を作り出す目的で「ゼロ戦はやと」、「宇宙戦艦ヤマト」、「ガンダム」、「マクロス」・・・と桃太郎の後継アニメを脈々と作り続けていると私は感じています。

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それはウィルフレッド・ジャクソン監督によるWoodland Café(邦題、森の音楽会)です。
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まるで「シリーシンフォニー」が「くもとちゅうりっぷ」のパロディの様に感じますが、制作年代は逆で「Woodland Café」の公開年は1937年「くもとちゅうりっぷ」は1943年ですから、日本側のパクリは明白だと思います。

「くもとちゅうりっぷ」で大変興味深いのは白黒のセルアニメですが、ピン送りの表現がされている部分が有る事です。
他にアニメでピン送りの表現をしているのは、私には、2016年の広島国際アニメフェスティバルで公開されたピクサーの「ひな鳥の冒険」(CG)くらいしか思い当たりません。


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日本のアニメにはその黎明期に軍部の支援で作られたと言う黒歴史があります。

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しかし、完成が終戦間際で少年兵の確保には役立にたずと言うオチがあります。

かなり高名なアニメ関係者も本編を「牧歌的で、抒情性が有って素晴らしい。」と褒めちぎっていますが、残虐な殺戮行為である戦争を「牧歌的、抒情的」に描いて子供達に見せる事こそが過去であれ、現在であれ、将来であれ、大問題であり決して褒められる内容では無いと思います。

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最安価格(税込):¥1,990発売日:2016年 8月 3日 価格.comの安さの理由は?

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