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『内容はシンプルですが、面白かったです』 高山巌さん のレビュー・評価

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高山巌さん  2012年2月8日 12:09  [479720]レビュー投稿数:173件

笑える  2
泣ける  2
ほのぼの  2
迫力  4
怖さ  4
感動  3
やみつき  4
満足度  4

内容はシンプルですが、面白かったです
   

魔物に追いかけられる盲目の少女アイヴィー

   

映画「シックスセンス」のシャラマン監督の2004年のミステリー作品です。
「戦場のピアニスト」の主役のエイドリアン・ビューティーが、脇役で知的障害者の役で出ています(よく引き受けたなあ)

・簡単なあらすじ

19世紀の米国、人里離れた所に平和で、まるで楽園の様な農村がありました。辺り一体は森に囲まれて、その森には怪物の様な「魔物」が住んでいて、もし村人がこの森に侵入すると危害を及ぼすので、誰人も決して森に入ってはいけない、という村独自の「掟」がありました。 そしてその魔物と村の長老が「互いに侵入しない」という取り決めをしている。 ある日、盲目の少女アイヴィーの恋人が村で刺されるという事故があり、このままでは死んでしまう、薬が必要、その薬は村には無くて森を抜けた所の町にあるらしい。 盲目の少女アイヴィーは、掟を破りこの森を侵入する決意をし、村の長老である父親に訴えます。 父親も、ついにそれを許してしまう。そしてアイヴィーは森を進むことになるのですが・・・

この映画は普通の人なら大体60分位で「オチ」が読めると思います。深いひねりも無い、割とあっさりとしたミステリー映画ですが、しかし映画を見終わった後、シャラマン監督がこの映画で訴えたかったであろうことが、色々推察できて面白い。 詳しく書くと <ネタバレ> になるので避けますが、 その中でひとつだけ書くと「本当の楽園など無い」という「皮肉」であり、しかも障害のある社会的弱者でさえ「気を許せない」というシビアな「現実」ではないだろうか。

物語自体はシンプルだったが、監督の現実社会に対する「嫌味」の様なものが伝わり(笑)その部分では楽しめました。 複雑なトリック等を期待する人には不向きですが、そうじゃない方にはオススメです。

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