邦画
裸の島[AEBD-10038][DVD]
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社会派の脚本・監督である新藤兼人監督の1960年の作品、モスクワ国際映画祭グランプリを受賞、世界60カ国で上映された映画である。なお、音楽は先月亡くなった林光である。
この映画はセリフは一切無し、俳優は殿山泰司と乙羽信子の二人だけで、あとは地元のエキストラで、超低予算で作られた。けっして「面白い」という類の映画じゃないです。
・簡単な内容
撮影場所は、瀬戸内海の無人島(現在の広島県の宿彌島(すくねじま))で、平地は無く山しかない。 勿論、電気も無い、水もガスも何も無い孤島で、夫婦と子供(男の子二人)の計4人で生活。 生きる為の飲料水、農業水、風呂水等、一日に何度も隣の島の用水路まで水を汲みに行かないといけない過酷な生活。 時に、妻が山の斜面を登る時よろけてこの水をこぼすと、亭主から容赦なく「ビンタ」が飛んでくる。 超過酷な生活だが、なんとか4人は生活していた。 しかし、ある日長男が病に倒れてしまった。 父親は急いで小舟で隣の島まで医者を呼びに行ったが、間に合わず、大切な長男は死んだ・・・ 後日、坊さんと、長男の通っていた小学校担任の先生と同級生がボートに乗って「お別れ」にやってきた・・・山の頂で小さな棺桶、本当に見たことも無い小さな棺桶が焼かれ、煙だけが昇っていく・・・
前半は少し長い感じがするが、後半になり話が進んでいく。過酷な生活と、ほんの僅かばかりの幸福 → これが辛い(よく分かるので)。 子供が死んでも何も変らない現実が待っている。次の日には再び過酷な水汲みと農作業が始まる。
一部の富裕層以外、貧乏で生きる為に毎日一生懸命働いていた当時の日本の姿がそこにあった。「生きる」ということは大変なことである。
娯楽映画の類じゃないので「社会派」に興味のある方にオススメします。
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「裸の島[AEBD-10038][DVD]」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2012年2月7日 13:18 |
映画DVD
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