beyerdynamic
DT 990
- 価格帯:¥44,000〜¥44,000 (1店舗)
- メーカー希望小売価格(税別):¥36,000
- 登録日:2006/02/07
装着方式:オーバーヘッド 構造:オープンエア 再生周波数帯域:5Hz〜35kHz インピーダンス:250Ω 音圧感度:96db
※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております |
購入当時のレシートを引っ張り出して見ました。
・購入時期:2005年12月
・購入価格:30240円
・購入場所:某カメラ量販チェーンの旗艦店舗
ということで、使用後四年弱経ってのReviewになります。
購入の動機・機種選定のポイントは、以下の通り。
・仕事からの帰宅が夜遅く、スピーカーを通して音を出すのを躊躇う。
→音の良いヘッドホンで、ゆっくり音楽を聴きながら眠りに就きたい。
・それまで使用していたヘッドホンは装着圧が強いため、長時間リスニングでは耳が痛い。
→長時間使用でも、装着感・装着圧にストレスを感じない。
・自宅使用のみなので、音漏れなどは気にしない。
→密閉型よりも、オープン型に興味あり。
・音の善し悪しに関するレビューは主観的にならざるをえないので、あえて参考にせず。
→店頭展示品での試聴を唯一の判断基準とする。
→ただし店頭品の状態、デモで流している音楽ジャンル・質の違いなどから、
カメラ量販チェーン・楽器店など数店舗で試聴。しかも比較的開設時期の新しい店舗で比較を実施。
・個人的な音の判断基準
→高音域:耳に痛いようなキンキンと鳴らないものを消去法的に選んだ。
→中音域:スネアドラムの抜けの良さを判断とした。
→低音域:バスドラムのアタック音、ベースラインの読みやすさを基準とした。
で、選んだのが、DT990でした。
最後まで候補に残ったのが、DT990 Pro、DT770/DT770Pro、DT250。この時点までに、完全にBeyerに惚れ込んでしまったがお分かりいただけるかと思います。
この機種を選んだポイント
1)音
何を置いてもヘッドホンですから、音です。
ダイナミック型で10万円以下の50機種くらいは試聴させてもらいました。さすがに8−10万円クラスになると次元が違いました。ただ上を見ると切りが無いので、ヘッドホンにかけられる金額=3万円と決めて試聴すると、DT990を超えるものはありませんでした。
1−1)低域
まず、Lowが相当なところまで伸びます。これが音楽を楽しく、生き生きとさせている重要な要素なのだな、と改めて感じました。EQや低域Boostなどで「作られた低域」では無く、本物の低音楽器が鳴らした低域に迫る、自然なLowサウンドです。
1−2)高域
買ってしばらくは堅めでしたが、1か月もするとエージングが進み、ワイドレンジ感を味わえる自然な高域になってきました。逆説的ですが、たまに圧縮音源で聴くと、PCMやDSDのそれとは明らかに違うカットされた高域を見せつけられることからも高域能力の高さを証明できると思います。
1−3)中域
高域と低域の再生能力に長けたDT990の弱点かもしれません。抜けの良いスネアドラムのリムショットなどは、ちょっと期待外れでした。ただ同じ中域でもVocalの再現力は素晴らしく、オープン型ならでは空気再現力も相まって、奥行き感すら出ています。
4年使って、ジャック部に若干のガリが出てきたのと、ベロアの耳パッドの汚れ、ヘッドバンドの調節溝が甘くなってきましたが、これも使い込みの表れかと思っています。
最近は、DT770、990も新デザイン・バリエーションが続々発売されて、すっかりBeyer党になってしまった私にとっては、うれしい限りです。
機種によって、音の傾向が若干違いますが、他の有名ブランドと比べても、明らかに音の優位性を感じられる数少ないプロダクトだと思います。
最近の機種を選ぶ際にも、参考になれば、幸いです。
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| デザイン | |
|---|---|
| 高音の音質 | |
| 低音の音質 | |
| フィット感 | |
| 外音遮断性 | |
| 音漏れ防止 | |
| 携帯性 |
| 満足度 |
|---|
Beyerdynamic DT990(edition2005)は、この音で曲を楽しみたい、楽しめる!と思った方でないと買って後悔するでしょう。
まず低音です。下の方の低音まで強く出ています。ハウスなどのウーハー的ボンボン・ドンドンが聴けるのはこのヘッドホンの魅力です。下の方まで出ていますが、中音まで低音が支配しているわけではありません。固い締まった低音ではないのでロック(特にメタル系)には合わないかも。
高音はシャリシャリが目立ちます。ハイハットなど強調されて聞こえますし、女性ボーカルのサ行はカスれます。高音自体細いのですが低音同様に張り出していますので、低音と細い高音の両強調がこのヘッドホンの最大の特徴です。「ドンシャリの極み」です。
中音は、低音と高音の強調のため埋もれがちです。逆にぽっかりと間が空いたようなスッキリ感も生まれています。
なんか音質悪く読めるかもしれませんが、この特徴あるドンシャリがたまらない刺激を生み、それでいて気持ち悪く音質がイジラれた感のある帯域がありません。ボーカルが電気的に聞こえるような『変な』高音の強調とかがないということです。「原音再現性は良好」と表現すればいいのでしょうか。極端ですがあまりにもよく出来たドンシャリなのです。
音の空間的広がりがあります。パッドも柔らかく側圧も弱く、何時間でも着けていられます。開放型のため音はしっかりと漏れます。
ドンシャリの特徴ある鳴らし方ですので、得意は、ハウス・トランスなどのクラブ系、R&B、打ち込み系ポップス、そして以外とアコースティックな曲。
苦手は、まったり気持ちいいはずのジャズや楽器の生音の音色を楽しむようなオーケストラ、まとまった音で圧力を感じたい映画鑑賞などでしょうか。
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