ビクター
SX-M3 [単品]
マグネシウム合金の振動板を採用したハイファイスピーカー。価格は99,750円(1本/税込)
最安価格(税込):¥59,000
(前週比:-2,800円↓
)
価格推移グラフを見る
- 価格帯:¥59,000〜¥109,800 (21店舗)

- メーカー希望小売価格(税別):¥119,000
- 発売日:2008年 6月上旬
購入の際は販売本数をご確認ください
| デザイン | |
|---|---|
| 高音の音質 | |
| 中音の音質 | |
| 低音の音質 | |
| サイズ |
| 満足度 |
|---|
今まで使っていたSC-CX303が壊れたので、以前から気になっていたSX-M3に乗り換えました。マグネシウムやオブリコーンといった他のスピーカーにはない個性と現代的なデザインに惹かれたからです。
このSX-M3。スピーカーユニットに音速と音の減衰率に優れたマグネシウムを採用してるそうで、メーカーが言うには付帯音を大幅に減らし、応答性の良い自然な音が実現するのだそうです。
その音ですが、金属のユニット使っているのでどれだけハイスピードで凄い音が鳴るのだろうか?と思っていましたが、実際に聴いてみるといたって普通の音でした。「本当に金属製ユニット使ってるの?」と思うほど金属的な鳴り方もしません。また、確かに応答性は速いのですが、スピード感を全面に押し出しているような音作りでもありませんし、乾いた感じではなく微妙に潤いのある音です。あえて言うならモニター系の音に少し丸みを持たせて聴き良くしたスピーカーかな?基本的にはニュートラルです。
音質面でも良好で、ディティールの再現と言った解像度でSC-CX303の2段ほど上、奥行きなど音場の空間的な広がりも一回りほど広がりました。定位も良くスピーカーの存在を感じさせません。楽器の音像もホログラムのように立体的です。
また、本機の低音再生能力ですがSC-CX303よりもやや量感が少ない程度で音楽を聴く上では不足はないと感じています。SC-CX303は「このサイズでこんなに頑張るの?!」というくらいガツンとくる低音を出ますから(映画のLFEなどを再生させると馬脚をあらわしてしまいますが)音楽再生において不足を感じたことはありませんでしたが、これよりやや少ない程度ですから本機の低音再生能力はサイズなりと言ったところでしょうか。通常の音量では不足を感じることはありませんが、深夜の小音量再生では不足を感じるかもしれません。しかし、量感ではSC-CX303よりもやや少ないものの、伸びについてはSC-CX303よりもやや低いところまで素直に伸びているようです。
SX-M3を聴いて特に感じるのは、むしろSC-CX303は非常に良く出来たスピーカーなんだと言うことです。確かにオーディオ的な音質ではSX-M3の方が優れるとは思いますが、このくらいの差なら再生機器やケーブルなどで簡単に逆転できてしまう差なので気にするほどでもないと思います。SC-CX303はまじめに作られてるスピーカーで再生機器やケーブルの違いもしっかり出してきますし、本来スピードもそれほど早いスピーカーではありませんが、ちゃんと鳴らしてあげるとスピード感も十分出るようになりオールジャンルで使えるようになります。それでいて艶やかで色っぽい音で鳴るのだから堪らない。音楽性や味わい深さという点ではSC-CX303の方に軍配を上げたいですね。
SC-CX303はどんな音源も心地よく聴かせようとしますが、SX-M3は良い音源も悪い音源もそのまま出してしまう感じがします。もっと言ってしまうとSC-CX303で満足して聴けてた音源でもSX-M3では少し物足りなくなったりすることがあります。
逆に生録の良音源では「実はものすごいスピーカーなんじゃないか?」と思うくらい凄く良い音で鳴ります。空間にバイオリンやピアノ、ドラムなどの立体感のある音像が浮かび上がり、それでいて音色に違和感がありません。SC-CX303と比較して解像度と奥行きが増した程度かと思っていましたが、音のリアリティーがぐんと増しています。SC-CX303では雰囲気やニュアンスは十分伝わるのですが、独特の色が乗るのが分かってしまう。音楽をより気持ち良く聴かせるために音を作り変えてしまう感じです(だけどそれが良い)。それに対してSX-M3では音の鮮度を保ったまま音源の良さをそのまま生かす感じで、録音の良い曲で初めてこのスピーカーのポテンシャルが分かりました。ただ、このスピーカーの性格からすると、このスピーカーだから音が良いというより、良い音源だから音が良いみたいな感じになってしまうので評価が難しいスピーカーだとも思いました。音源による差が良く出ます。例えば、アニソンのようなコンピューターで作ったドラムの音などは透明感は凄いのですが、音がどことなく軽く(低音が出ないと言う意味ではないです)、絶対的な音質は悪くないのですがSC-CX303ほどは良く聴こえなかったりします。そういった意味ではSX-M3はちょっとシビアなスピーカーかもしれません。
結論としては、SX-M3は音源を出来るだけ加工せずにそのまま出すことをストイックに追求したスピーカーだと感じました。このスピーカーは(音源を含む)オーディオシステムの足りない要素を補って肉付けしてくれるようなことはないので、そういう部分を含めて機器の選定や、セッティングまできちんと追い込むことが出来る人向け、上級者向けのスピーカーだと感じました。逆に言うとしっかり追い込んでやるとかなりの音で鳴ると思います。解像度も高くポテンシャルのある良いスピーカーですが、この設計思想は好き嫌いが分かれそうです。
デザインは昨今出たスピーカーの中ではぴか一だと思います。サランボード越しに銀色のユニットがうっすらと見えるのがカッコイイ!
また、インシュレーターが標準で付いてくるのもポイント高いです。SC-CX303にはタオックのものを使っていましたが、デザインの統一性から標準のものを使っています。
※このスピーカーはかなり(200時間くらい?)鳴らさないと本来の音にはならないようです。以前は音が甘く、中庸に鳴らそう鳴らそうとしてるような癖がありやや不自然な感じがありましたが、現在はそのような印象が全くなく、自然な音を鳴らしています。
このレビューは参考になりましたか?![]()
参考になった6人
「SX-M3 [単品]」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2011年5月2日 21:07 | ||
| 2010年12月12日 09:32 | ||
| 2010年1月31日 18:28 | ||
| 2009年7月31日 08:21 |
スピーカー
(過去1年分の投票)
新着ピックアップリスト
-
【質問・アドバイス】パーツ選びについてアドバイスをお願いします!
-
【質問・アドバイス】できるだけ安くゲーミングPCを自作。 初Windows 初自作PC 初心者
-
【欲しいものリスト】こっちで組んどきゃ良かった後悔リスト(買うかもしれません)
-
【欲しいものリスト】メモ
-
【欲しいものリスト】自作パソコンについて(No.3)
(スピーカー)
- ユーザーレビュー利用規約の内容をご確認の上、ご利用ください
- 評価は投票された方の主観による目安であり、絶対的な評価を保証するものではありません
- 各評価項目の点数とレーダーチャートは、各項目の投票平均点を示しています
- 点数はリアルタイム更新、レーダーチャートは1日1回更新です
- ユーザーレビューの使い方、よくある質問 FAQもご参照ください






