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[ 採点者:5人 レビュー:4件 ]
※「ユーザー投票平均」および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております |
| デザイン | |
|---|---|
| 高音の音質 | |
| 中音の音質 | |
| 低音の音質 | |
| サイズ |
| 満足度 |
|---|
S-3EX購入後、一年経ったのでレビューします。15畳のリビングでアキュフェーズのパワーP1000、マークレビンソンのNO.32L、リンのプCD12で、ポップスやジャズを聴いています。このスピーカーは実は引越しをしてそれまで使っていた部屋の二倍くらいの広さの部屋を使うことになったため、急遽大きめのスピーカーが必要となり、ポケットマネーで買えるスピーカーを、ということであまり期待せず買ったものです。つなぎのスピーカーという位置づけです。そのうち、もっと高いスピーカーに代えようという考えでした。ところがセッティングし、鳴らしこんでいくと、他の候補だったスピーカーがどんどんかすんでくるくらいいい音が出てくるのです。まず、非常にニュートラルな音です。全帯域に凹凸ないフラットな癖のない音が出てきます。それから、良いパワーアンプ、プリアンプを使えば非常にワイドレンジで、定位もはっきりしており、箱鳴きはほとんど皆無で付帯音はほとんど感じられません。3mくらい離れて聞くと高さ方向の広がりもかなり出てきます。パワーもかなり入ります。パワーを入れると音離れはよくなるのですが、うるさくないのです。ボリュームを上げても下げてもあまりバランスは変わりません。また、やたらとハイファイ調を出してこないので、音楽に非常に没頭できます。特にこの点は得がたい魅力です。スピーカーはたいてい性能が上がれば上がるほど、高価になればなるほど音楽性をどこかに置いていってしまいがちです。しかしS-3EXはいつも気楽に音楽に接する機会を与えてくれます。もともと、安いが作りのいいスピーカーを目いっぱい贅沢なアンプで鳴らすのが、自分のオーディオの方向性でしたので、これで良かったと思います。ただし、デザインは、ややそっけない感じですので、その点はなんとかして欲しいですが。使いこなしについては、付属の足は何の役にも立たないので、真ちゅう製の台をつくって、スピーカー自体を床に固定してます。付属のジャンパーは使えないモノなので、径5mmの極太の純銀の丸線をジャンパーにしています。なお、ゴールドムンドのSRでバイアンプ駆動も試みましたが、個人的には帯域ごとにバラバラに音が出てくる印象で、シングルワイヤでよいジャンパーを使った場合の音楽的なまとまりの良さの方が私には魅力的でした。本来、買いたいスピーカーはウィルソンのシステム8だったのですが、少なくとも高域のレンジはS-3EXの方が延びていますね。解像度やS/Nは確かにシステム8が上ですが、全体的な性能のバランス、価格やセッティングのしやすさなど、総合的に考えるとS-3EXの圧勝です。アンプを奢れば奢るほどさらに良くなりそうなので、今後はアキュフェーズM6000の導入を検討しています。
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