ビクセン
GP2-R130Sf・SBS
最安価格(税込):¥132,930
(前週比:±0
)
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- 価格帯:¥132,930〜¥166,320 (9店舗)

- メーカー希望小売価格(税別):¥176,000
- 登録日:2007/07/24
※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております |
表示順: 投稿順|参考順
| 見やすさ | |
|---|---|
| 操作性 | |
| 安定性 | |
| サイズ・可搬性 | |
| 機能性 | |
| 拡張性 |
| 満足度 |
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|---|---|---|
月 EOS kissX2で直焦点撮影してトリミング |
月 コンデジでコリメート撮影 |
木星 EOS kissX2で拡大撮影 |
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土星 コンデジでコリメート撮影 |
オリオン星雲 EOS kissX2で直焦点撮影してトリミング |
M13 EOS kissX2で直焦点撮影してトリミング |
初めて買った天体望遠鏡。買ってから1年たったので内容を改めました。
以下、あくまでまだまだ素人の評価として読んでください。
写真はすべてこのセットで撮影したものです。多少画質調整してあります。
電子化/自動化されたパソコンなどと違い、思いっきりアナログ操作が必要なことに最初驚いた。何をするにしてもネジを締めたりゆるめたりが必要なのだ。それだからこそ自分で調整したり、パーツを替えたりといったことがやりやすいのだろう。買ったそのままに使う家電製品と違い、自分で調整や修理をしながら使う物なのだ。
赤緯モーターカバーのツメがとてももろく、一日で折れてしまったのには閉口。接着剤で着けてもくっつきそうにないので、そのままフタをせずに使っている。
軽くて設定不要な経緯台と違い、ある程度「今日は見るぞ!」という覚悟が必要だが、SBSを使わずに手動で赤道儀を動かして見てもある程度なんとかなってしまっている。
月を見るには十分すぎる性能がある。クレーターのアップに心ときめくだろう。
木星や土星はかなり小さく見えるが、木星の縞模様、ガリレオ衛星、土星の輪はちゃんとわかる。もともと焦点距離が短いので、あまり強拡大には向いていない鏡筒だ。自分はLVW3.5mmアイピースを買って最高186倍で見ている。
星雲や星団は鏡筒のせいではなく、眼視ではほんとに淡い光にしか見えない。それでも写真では10〜30秒程度の露出でそれなりに写ってくれる。
反射望遠鏡に必須の光軸調整だが、公式には自分でやらずにメーカーに送るようになっている。しかしいちいち大変だし、自分でも覚えたほうがいいと思ったので、サードパーティーのレーザーコリメーターを購入して自分でおこなっている。
◆見やすさ
肉眼の345倍の集光力があるので、肉眼では絶対見えないような星が見える。最初はそれだけでも楽しい。
付属するアイピースはPLOSSL20mm(32.5倍)とPLOSSL6.3mm(103倍)。ビクセンが単品で販売しているものとは違う、セット販売用の安い物だろう。
20mmでは月全体が見え、6.3mmでは月のクレーターの詳細が見える。6.3mmはアイレリーフが短い(レンズに目を近づけないと見えないということ)ので少々見づらいが、値段からすればやむを得ないだろう。
コマ収差は視野の周辺部にあるが、反射望遠鏡の構造上避けられないらしいのでやむを得ない。
◆操作性
SBSモデルには微動ハンドルが付かないため、電池が必要なSBSのコントローラーを使うか、クランプをゆるめて手動で動かさねばならないため、手軽とは言い難い。
SBSのコントローラーは、ボタンがふにゃふにゃ、ボタン配置が画面と一致しない(画面は左右、実際は上下)、全部が同じ丸いボタンなので手元を見ないと間違えやすい、設定変更の際のキー操作がややこしいなど、使い勝手はお世辞にも快適とは言えない。
画面解像度は低いが、通常使用する分には必要十分。
ファームウェアはWindows経由(MacのBootCamp経由でも可)でアップデートできるので、ユーザーインターフェースの向上を願う。
三脚に取り付けてアイピースなどを載せるアクセサリートレーが付属しないのが残念。
◆安定性
鏡筒の接眼部はやわなのでぐらつくが、眼視だけなら問題はない。
架台のGP2赤道儀は最初ぐらつきがあったが、自分でネジを締め直して調整したところ、だいぶ安定した。それでもこの赤道儀では、長時間露光の写真を撮影するには安定性と精度が不足するのだと言う。他の架台を使ったことがないのだが、みんなそう言っているようなのでそうなのであろう。
それでもあまり多くを求めなければ、それなりの写真は撮れることは実感済である。
◆サイズ・可搬性
最初は架台、三脚を含め、かなり大きい印象があったが、すぐに慣れた。
鏡筒にキャリングハンドルがないのは不便だ。ネジ穴はあるので、自作することは可能だ。
遠征時に鏡筒、赤道儀、三脚にばらして運んでも大がかりにならない。
三脚の先端がとがっていてそのままでは床に傷が付くため、板をしいた。
◆機能性
自動導入は初心者にはかえって難しいという意見もあるが、付属の星座早見盤などを利用して明るくわかりやすい星を最低2個覚えさせればいいので、自分ではさほど難しいと感じなかった。星に興味があって代表的な星や星座の配置を覚えられるなら、何度か使っているうちに慣れると思う。自分は覚える過程も楽しかった。
むろん明るい星しか見ないのであれば無用の長物だが、淡い星雲や星団を導入するのにはかなり便利だ。
導入精度は、アイピース20mmの視野内にだいたい収めてくれるようだ。
モーター音は夜間でもさほど問題にならない程度の大きさだと思う。
◆拡張性
ビクセンからも様々なパーツが出ているので、当面困ることはないだろう。鏡筒と赤道儀、三脚部分が個別にレベルアップできるので、物足りなくなったらより上位の物に買い替えることができる(組み合わせられない物もあるので注意)。
コマ収差を補正するコマコレクターがないのが少々残念。
SBSのファームウェアもアップデートできるし、まだ使ったことはないがオートガイダーも接続できる。
◆総合評価
これから天体、そして望遠鏡のいろはを学ぼうとする積極的意欲がある初心者にとっては、決して悪くない選択だと思う。予算がゆるせばもっと高性能な機種でもいいと思うが。
この望遠鏡に限ったことではないが、星雲などはなかなか写真のようには見えないので、お手軽にそういう物が見られると期待しているとがっかりするだろう。
写真をメインにやりたい場合、もうちょっと大きめの鏡筒に買い替える可能性がある場合は、架台の精度や安定性の面から、最初からGPD2赤道儀のモデルを買っておいたほうがかえって出費は少なくてすむと思う。自分もその点においては失敗したかも知れない。
自分もまだ不慣れだが、当面はこのセットを使い倒し、何か新しいことがあったらクチコミに書きたいと思う。
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